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請求書管理や支払い処理を効率化するツールとして、マネーフォワード 掛け払いは多くの企業で利用されています。そんなマネーフォワード 掛け払いにGoogleスプレッドシートを連携することで、データの一元管理が可能になり、業務効率がさらに向上するのではないでしょうか。この記事では、マネーフォワード 掛け払いとGoogleスプレッドシートの連携メリットだけでなく、ノーコードでアプリ連携ができるYoomを使用した連携方法を画像付きで詳しくご紹介します!
マネーフォワード 掛け払いで未入金の請求一覧をGoogleスプレッドシートに反映する自動化連携により、財務管理の効率化が期待できます。たとえば複数のクライアントからの支払い状況を管理している場合、手動で未入金のデータを収集して整理する作業は非常に手間がかかります。この自動化をすることで、未入金の請求情報が素早くスプレッドシートに反映されるため、経理担当者は常に最新のデータを基に業務を進めることができます。これにより未入金の把握や追跡が簡単になり、迅速な対応が可能になります。特定の顧客からの支払い遅延が続いている場合、即座にフォローアップの連絡を取ることができるので、キャッシュフローの管理がスムーズになるでしょう。
たとえば未入金の請求データが自動でスプレッドシートに集約されると、経理部門はこのデータを基にピボットテーブルやグラフを作成して、未入金の発生傾向を分析することができるでしょう。具体的には、どのクライアントが頻繁に支払い遅延をしているのか、どの時期に未入金が増加するのかといったパターンを容易に把握することが可能です。このような分析を行うことで、クライアントごとの信用リスクを評価したり、季節的なキャッシュフローの変動に備えるための戦略を立てたりすることができます。これにより企業の経営判断をサポートすることが可能になるでしょう。
[Yoomとは]
ここからは実際にYoomを使用したアプリ連携の流れを画像付きで紹介していきます!
Yoomにログイン後、左メニューにある「マイアプリ」を選択。

画面遷移後、「+新規接続」を押下してください。

連携したいアプリ名を検索窓に入力し、画面に従ってログインまたはサインインをすることで連携が完了します。
今回は「マネーフォワード 掛け払い」「Googleスプレッドシート」を登録していきます。
登録が完了するとマイアプリの一覧にアイコンが表示されます。

マネーフォワード 掛け払いで未入金の請求一覧をGoogleスプレッドシートに反映する
上記のテンプレートを使用することで、簡単に自動化ができます。
まずはYoomでマイプロジェクトを開き「+新規接続」を押下してください。

次に、「テンプレートギャラリーから作成」を選択。

右上の検索窓に「マネーフォワード 掛け払いで未入金の請求一覧をGoogleスプレッドシートに反映する」を入力して検索します。
表示されたテンプレートの右側に、青字で「テンプレート作成」とあるので選択してください。

これでテンプレートのコピーまで完了しました。ポップアップが表示されるのでOKを押します。
案内の通りここからは、画面上の「!」部分をメインに設定を進めていきます。

まずは「毎月1日の10:00に起動」を押してください。

そうすると以下のような画面が出てくるので、赤枠部分のスケジュールを任意の値に変更してください。
※このテンプレートでは毎月1日の10時に設定していますが、曜日指定することも可能です。
設定が済んだら「保存する」で最初の画面に戻ります。

次に「未入金の請求一覧を取得」を選択して、設定の確認をしていきます。
連携するアカウント情報を入力して「次へ」を押してください。


そうすると、以下のような画面に遷移します。
入力欄下部の補足内容をよく読んで、設定を進めてください。
※テストボタンを押すことで動作確認が可能です。

下にスクロールしていくと詳細設定の項目が出てきます。
必要に応じて設定してください。
問題なければ「保存する」を押して最初の画面に戻ります。

次に「請求情報を取得」を選択してください。
マネーフォワード 掛け払いに連携するアカウント情報は、さきほどと同様の手順で設定し、「次へ」を押します。

そうすると、以下のような画面に遷移するので入力欄下部の補足に従って設定を進めてください。
ここでは請求情報の取得をするだけなので、問題なければ「保存する」で最初の画面に戻ります。

次に「顧客情報の取得」を設定します。
「請求情報を取得」と流れは同じなので、画像で全体の流れを簡単に説明します。

アプリ連携の確認
↓
「次へ」を押す

顧客IDの設定
↓
「保存する」を押す

次に「レコードを取得する」の設定です。
連携するアカウント情報を入力して「次へ」を押してください。


下にスクロールしていくと、
「データベースの連携」という項目が出てくるので、入力欄下部の補足を参考にしながら入力してください。
入力完了後は「次へ」を押して設定を進めます。

取得したいレコードの条件部分を設定します。
入力欄をクリックすると、マネーフォワード 掛け払いのアウトプットが使用できるので活用してください。

次に「レコードを追加する」を設定します。
Googleスプレッドシートの連携情報は、さきほど設定したので入力済みとなっているはずです。


※「レコードを取得する」のアウトプットを使用することで簡単に設定できます。

下にスクロールすると、詳細設定部分があるので必要に応じてカスタマイズしてみてください。
「保存する」で最初の画面に戻ります。

最後に「レコードを更新する」です。

該当のスプレッドシートIDを入力して「次へ」を押します。

設定方法に従って入力を進めてください。
※アウトプットを利用することで簡単に設定できます。

「保存する」を押すと、以下のようなポップアップが出てきます。
「トリガーをON」にすることで自動起動が可能です。

最初の画面上部のトリガーONが画像のようになっていたらOKです!

これで「マネーフォワード 掛け払いで未入金の請求一覧をGoogleスプレッドシートに反映する」の設定はすべて完了になります。
おつかれさまでした!
他にもマネーフォワード 掛け払いとGoogleスプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
①マネーフォワード 掛け払いの与信審査が完了したら、LINE WORKSに通知するフローです。自動通知で迅速な意思決定をしたい方におすすめ。
②Googleスプレッドシートに顧客情報が追加されたら、Googleドキュメントで議事録用のドキュメントを作成するフローです。打ち合わせ準備の時間を短縮できます。
この記事では、マネーフォワード 掛け払いとGoogle スプレッドシートの連携による財務管理の効率化方法をご紹介しました。
自動で未入金の請求情報をスプレッドシートに反映させることで、手作業を削減し、常に最新のデータを基に業務を進めることが可能になります。また、収集されたデータを活用して、支払い遅延の傾向分析や信用リスク評価を行い、経営戦略を強化することもできます。
ノーコードツールYoomを使えば、プログラミング知識がなくても簡単にアプリ連携ができるので、業務の自動化がスムーズに実現できます。ぜひこの記事を参考にして、効率的な財務管理を実現してみてください!