ECサイトや在庫管理を担当する企業では、日々の入出庫情報を正確かつ迅速に管理することが求められます。
重要な業務ですが、NEXT ENGINEの入出庫情報を手動でNotionに転記している場合、時間と労力がかかります。
そこで本記事では、NEXT ENGINEとNotionを連携して、NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたら自動でNotionに追加する方法をご紹介します。
データの手入力や転記作業を削減し、業務効率を高めましょう。
こんな方におすすめ
- NEXT ENGINEとNotionを活用しているが、データ転記や情報共有が手間な担当者
- 在庫管理の効率化を目指し、入出庫データの管理業務を自動化したい管理者
- 複数のツールを使用しているが、業務プロセスの透明性を向上させたい経営者
- 新入社員やアルバイトの教育コストを削減し、スムーズな業務引き継ぎを実現したいリーダー
- 部門間の情報連携を強化し、業務全体の正確性とスピードを改善したい方
NEXT ENGINEとNotionの連携メリットと具体例
メリット1:在庫管理の効率化
NEXT ENGINEとNotionの連携による業務自動化は、手作業によるデータ入力や転記作業を大幅に削減します。
これにより、日々のルーティン業務に割かれていた時間を他の業務に充てることが可能となり、人件費や作業時間の削減が期待できます。
例えば、EC事業を行う企業では、商品の入出庫データをNEXT ENGINEとNotionの両方に手作業で入力していたため、ミスが発生しやすく、修正作業に多くの時間がかかっていました。
しかし、このプロセスを自動化することで、社員が煩雑な事務作業から解放され、商品ページの改善やマーケティング施策といった付加価値の高い業務に集中できるようになるでしょう。
さらに、情報更新のスピードが向上するため、正確な最新のデータを活用した迅速な意思決定が可能となり、全体的な業務効率の向上が期待できます。
メリット2:教育コストの削減
従来、複数のシステムを使用してデータを手動で管理していた場合、システム操作やデータ入力のルールを一から教える必要があり、特に複雑な手順では教育期間が長引くことがあるでしょう。
しかし、入出庫データがNEXT ENGINEからNotionに自動で同期されることで、新しい従業員が覚えるべき作業が簡略化できます。
例えば、倉庫スタッフはNEXT ENGINEで入出庫作業を行うだけで、在庫データが自動的にNotionに反映されるため、タスク管理や報告書作成に必要な情報をNotionで一括して確認できます。
これにより、ツールごとに異なる操作方法を学ぶ時間が不要となり、新人スタッフでも短期間で業務に慣れることが可能です。
また、ツール間の切り替えによる混乱やミスが防止されるため、運用効率の向上にも寄与するでしょう。
メリット3:業務プロセスの透明性向上
NEXT ENGINEとNotionを連携することで、業務プロセスの透明性を向上できます。
入出庫情報が自動的にNotionに追加されるため、在庫データや関連するタスクが一元的に可視化され、全員が最新の情報を共有できます。
これにより、情報の漏れや伝達ミスを防ぎ、業務の進捗状況を迅速に把握することが可能となるでしょう。
例えば、物流チームが商品を出庫した際、その情報がタイムリーにNotionの在庫管理ページに反映されることで、営業チームが最新の在庫状況を確認し、適切な受注対応を行えます。
このように、プロセスが明確になることで、各部署間の連携が強化され、業務全体がスムーズに進行するでしょう。
それではここからノーコードツールYoomを使って、NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらNotionに追加する方法をご説明します。
[Yoomとは]
NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらNotionに追加する方法
NEXT ENGINEのAPIを利用して入出庫情報を受け取り、
Notionの提供するAPIを用いてデータベースにNEXT ENGINEの入出庫情報を追加することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回は、以下のプロセスです。
一緒に設定していきましょう!
- NEXT ENGINEとNotionをマイアプリ連携する。
- テンプレートをコピーする。
- フロー起点のNEXT ENGINEのトリガー設定と、その後のNotionのオペレーション設定を行う。
- トリガーボタンをONにして、NEXT ENGINEとNotionの連携フローの動作確認をする。