Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で審査を依頼する方法
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Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で審査を依頼する方法
アプリ同士の連携方法

2025-03-26

Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で審査を依頼する方法

t.nakaya
t.nakaya

多くの企業にとって、取引先の信用情報を確認する作業は、日々の取引の安全性を保つために、欠かせないものです。
しかし、この作業を手動で行うと、時間がかかるだけでなく、ミスや漏れが発生するリスクもあります。
特に、複数の取引先を管理している場合、この作業の負担は大きくなることがよくあります。
この課題を解決するために、自動化を検討してみてはいかがでしょうか。
本記事では、Googleスプレッドシートと二十一式人工知能付自動与信審査回路をノーコードで連携し、取引先の信用情報を自動で確認する方法を紹介します。

Googleスプレッドシートと二十一式人工知能付自動与信審査回路連携するメリット

メリット1: 自動審査依頼による作業の効率化

Googleスプレッドシートに新たな企業情報が入力されると、二十一式人工知能付自動与信審査回路で自動的に審査依頼が送信されます。
この自動化により、審査依頼の手間が削減され、ミスや漏れの可能性も低減します。
特に、取引先が多い企業にとって、審査依頼の作業を自動化することで、作業負担が軽減され、より多くの時間を他の重要な業務に充てることができるでしょう。

メリット2: 審査漏れの削減と時間の節約

従来、手動で審査依頼を行うと、特に取引先が多い場合に審査漏れが発生することが懸念されていました。
しかし、この自動化を取り入れることで、審査漏れのリスクを軽減でき、手動での確認や入力作業が減るため、確認作業にかかる時間の節約も期待できます。

[Yoomとは]

Googleスプレッドシートと二十一式人工知能付自動与信審査回路の連携フローの作り方

ここでは「Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で審査を依頼する」フローの設定についてご紹介します。
Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。
以下は説明に出てくるGoogleスプレッドシートの概要です。

ステップ1: Yoomにログイン

(1)下記のバナーの「詳細を見る」から、「このテンプレートを試してみる」をクリックしてください。


Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で審査を依頼するフローです。

(2)ワークスペースの一覧から、任意のプロジェクトを選択します。
プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」にコピーしたテンプレートが格納されていますので、そちらをご確認ください。
(3)以下の画面が表示されたら、ステップ2に進んでください。

ステップ2: Googleスプレッドシートの設定

次に、Googleスプレッドシートの設定に移ります。
(1)画面左側にある「マイアプリ」をクリック
(2)次に、画面右側の「+新規接続」をクリック


(3)アプリの一覧からGoogleスプレッドシートを選択し、「Sign in with Google」をクリック

(4)アカウントの選択画面で連携したいアカウントを選択し、クリック
(5)Yoomにログイン画面で連携するアカウント情報が正しいかを確認し、「次へ」をクリック
(6)最後に「YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面で「続行」をクリックすれば、Googleスプレッドシートの設定が完了です。

ステップ3: 二十一式人工知能付自動与信審査回路の設定

次は二十一式人工知能付自動与信審査回路の設定です。
(1)アプリの一覧から二十一式人工知能付自動与信審査回路を選択
(2)新規登録画面の指示に従って、以下を設定

  • アカウント名
  • アクセストークン

(3)「追加」をクリックし、マイアプリ登録が完了です。
(4)プロジェクト一覧から「マイプロジェクト」をクリック

(5)コピーしたテンプレートをクリック
(6)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリックし、ステップ4に進んでください。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。


Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で審査を依頼するフローです。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ4: トリガーとアクションの設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック

(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※既に設定されているタイトルをそのまま使用しても大丈夫です。
(3)トリガーアクションは「行が追加されたら」が選択されていることを確認

(4)「次へ」をクリック
アプリトリガーのAPI接続設定で、各項目を設定します。
(5)トリガーの起動間隔は既存設定(ここでは5分)のまま進めていきます。
※プランによって設定できる起動間隔が異なります。
(6)スプレッドシートIDは、入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択してください。

(7)シートIDも候補から任意で選択

次に、選択したシートのテーブル範囲を設定します。
(8)テーブルの範囲(始まり)と(終わり)を任意で指定
(9)一意の値が入った列には、スプレッドシート上でユニークな値の列を設定(今回は、IDが記載されている列を指定しますが、法人番号もユニークな値なのでどちらを選んでも良いです)

(10)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
(11)次に、アプリトリガーの下に表示される「アプリと連携する」をクリック

(12)タイトルを設定し、アクションは「審査を依頼」が選択されていることを確認

(13)「次へ」をクリック
API接続設定で、必須項目を設定します。
(14)会社名は、入力欄を一度クリックしてもらうとアウトプットが表示されます。
今回は「行が追加されたら」のアウトプットから会社名を選択

(15)住所は、「行が追加されたら」のアウトプットから住所を選択

(16)必須項目以外(法人番号や電話番号)の設定が必要な場合は任意でお願いいたします。
(17)「テスト」でエラーが出なければ、「保存する」をクリック
(18)以下の画面が表示されたら、「トリガーをON」をクリック

お疲れ様でした!
今回紹介したフローボットのテンプレートは、Yoomに登録することで利用可能です。


Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で審査を依頼するフローです。

Googleスプレッドシート・二十一式人工知能付自動与信審査回路を使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携フローの他にも、Googleスプレッドシート・二十一式人工知能付自動与信審査回路の連携を活用した自動化フローがあります。ここでは、便利な3つの自動化フローを紹介します。

1. Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で企業スコアを取得するフロー
審査依頼に加えて、企業の信用スコアを自動取得し、取引先の信頼性を評価できます。


Googleスプレッドシートに企業情報が追加されたら二十一式人工知能付自動与信審査回路で企業スコアを取得するフローです。

2. Google Driveで名刺がアップされたら、名刺情報を読み取りGoogleスプレッドシートのデータベースに追加するフロー
この名刺登録フローと、先に紹介した審査依頼の連携フローを組み合わせることで、取引先情報の整理から審査依頼まで効率的に進めることができるでしょう。名刺データが増えるにつれ、自動化の効果を感じられるフローです。


Google Driveで名刺がアップされたら、名刺情報を読み取りGoogleスプレッドシートのデータベースに追加するフローです。

3. 特定の日付になったら起動して、Googleスプレッドシートで管理している請求情報を用いて請求書を送付するフロー
請求業務を効率化したい場合は、このフローがおすすめです。特定の日付にスプレッドシートのデータを基に請求書を自動作成・送付することで、手動作業を削減し、請求業務を効率化します。


■概要
・問い合わせ内容が書かれたメールから特定の文字列をAI機能で抽出して、スプレッドシートに追加し更にその旨をチャットに通知します。

■事前準備
・請求対象がわかるように事前にスプレッドシートでフィルターをかけておきます。実際のシート例▼
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1PipZ5rZJPe9Yf0YZjJ5TPQit7oHLpqIgZsDAE92wbhw/edit#gid=1699596559
・請求書の雛形を予め作成しておきます。実際のひな形例▼
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1zkxfutABYs6smPd9Ui27vG1_b5481cRu2EN3yfduG-o/edit#gid=0

■作成方法
①トリガーからスケジュールトリガーを選択し、指定の日付に起動するように設定します。

②トリガー下の+マークを押し、アプリと連携するからスプレッドシートを選択し以下の設定を行いテスト・保存します。
・アクション:値を取得する
・スプレッドシートID:値を取得したいスプレッドシートのスプレッドシートIDを候補から選択します。
・シート名:対象のシートを候補から選択します。(今回の場合事例6_2を選択)
・範囲:取得したいセルの範囲をA2:Aのように入力します。(今回の場合、事前に採番されているユニークの請求IDを取得するためA2:Aと指定)
・方向:列方向

③+マークを押し、同じ処理を繰り返すオペレーションを選択して以下設定を行い、保存します。
・オペレーション:②のオペレーション
・アウトプット:取得した値
※同じ処理を繰り返す設定についてはこちらをご参照ください。 https://intercom.help/yoom/ja/articles/6265153

④ループ方面の+マークを押し、データベースを操作するからスプレッドシートを選択後、以下の設定をします。
・アクション:レコードを取得する
・スプレッドシートID:レコード取得したいスプレッドシートのスプレッドシートIDを候補から選択します。
・スプレッドシートのタブ名:対象のシートを候補から選択します。(今回の場合事例6_2を選択)
・テーブル範囲:列名(ヘッダ)を含む範囲を選択します。 ex A1:P etc
・取得したいレコードの条件:②で取得したユニークの値に当たる列を選択し、③で取得した{{〇〇のループ変数}}というアウトプットを埋め込み、等しいという条件で検索します。
※アウトプットを使って動的に値を変更する点についてはこちらを参照ください。https://intercom.help/yoom/ja/articles/8223528

⑤+マークを押し、書類を発行するオペレーションからスプレッドシートを選択し、以下の設定を行ってテスト・保存します。
・スプレッドシートID:請求書の雛形として使用するスプレッドシートIDを候補から選択します。
・格納するGoogleDriveのフォルダID:書類発行後に格納するフォルダIDを候補から選択します。
・ファイル名:任意のファイル名を設定します。
・置換対象の文字列:対応する文字列に対して、④で取得した値を埋め込みます。
※書類を発行するオペレーションの設定方法はこちら。 https://intercom.help/yoom/ja/articles/8237765

⑥メールを送るオペレーションを選択し、任意のメールツールを選択して以下の設定を行い保存します。
・To:④でアドレスを取得していたら埋め込みます。
・件名、本文:それぞれ入力します。④で取得した値を埋め込むことも可能です。
・添付ファイル:アウトプットを使用を選択し、値は発行した書類を選択します。

⑦+マークを押し、データベースを操作するからスプレッドシートを選択後、以下の設定をします。
・アクション:レコードを更新する
・スプレッドシートID:レコード更新したいスプレッドシートのスプレッドシートIDを候補から選択します。
・スプレッドシートのタブ名:対象のシートを候補から選択します。(今回の場合事例6_1を選択)
・テーブル範囲:列名(ヘッダ)を含む範囲を選択します。 ex A1:P etc
・更新したいレコードの条件:②で取得したユニークの値に当たる列を選択し、④で取得したユニークの値(今回は請求ID)をアウトプットとして埋め込み、等しいという条件で検索します。
・更新する値:送付フラグの箇所に「送付済み」などの文字列を入力しておきます。

まとめ

信用審査業務を効率化しリスク管理を強化したい企業にとって、今回紹介した自動化は非常に効果的です。
手作業のミスや漏れを減らし、信用情報を的確に把握することで、取引の安定性を高められるでしょう。
Yoomのノーコード連携を活用してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人
t.nakaya
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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