2024/07/26
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで完結】ecforceとkintoneの連携で受注情報をとり逃さない!

r.suzuki

目次

近年は業務の円滑化を図るために様々なアプリが多用されていますが、ECサイトの運営に特化したアプリもたくさんありますよね。
アプリは便利ですが、まだ手動でがんばって業務運営していませんか?

今回はECサイトの運営をサポートするecforceとkintoneを連携させて、ECサイト運営の効率化を図ります!
在庫管理や顧客対応の業務も自動化できるところがあるんです!
連携手順の説明もしますので、ぜひ参考にしてください!
自動化できる業務は手動での業務運営から卒業しちゃいましょう!

では、実際に、2つのアプリを連携させるメリットってなんでしょうか?

ecforceとkintoneの連携でできるメリットと自動化例3選

メリット1:情報の一元管理が可能
ecforceに受注情報が登録されたら、kintoneに自動で格納することで、情報の一元管理が可能になります。
今まで手作業で行っていた、データの転記作業が自動化されるので、作業の効率が大幅に向上します。
どうしても手作業で起こってしまっていた、重複や漏れのリスクもなくなります!
例えば、新しく受注があれば、情報が自動的にkintoneの顧客管理データベースに追加されるので、すぐに営業チームが対応できるようになるんです!!

メリット2:在庫管理の効率化
ecforceの在庫情報をkintoneと連携させることで、リアルタイムで在庫状況を把握できます。
例えば、kintone上で在庫警告システムを構築し、在庫が一定量を下回った際に自動で通知することも可能です。
だから、今まで手作業で起こりがちだった、数の重複や記入漏れなどを防ぐことができます。
在庫状況が正確だから、在庫切れや過剰在庫を防ぐことにもつながります。
そのため、効率的な在庫管理が可能になるんです!

メリット3:顧客対応の迅速化
ecforceからkintoneに同期された顧客情報を基に、カスタマーサポートチームが対応することができます。
例えば、顧客から問い合わせがあったときに、すぐに顧客の過去の購入履歴をkintoneで確認できるので、より顧客にあわせたサポートが提供できます。
今まで、2つのアプリを行き来すれば確認できましたが、1つのアプリで対応が可能になるので、顧客を待たせることなく、対応にあたれます。

Yoomとは?

‍アプリの連携はノーコードでアプリ連携ができるYoomを使って行います。
一般的なアプリ連携ではプログラミング知識を求められることもありますが、Yoomは、専門的な知識がなくても、ノーコードでアプリ同士を連携できるサービスを提供しています!
また、Yoomは既存のテンプレートも豊富です!
初心者でも、このテンプレートをコピーしてフローを作成することができるので、とても簡単にはじめられます!
フローボットテンプレート|Yoom

無料ではじめられますので、Yoomのアカウントをお持ちでない方は、ぜひアカウントを取得してくださいね!
Yoomのアカウント発行ページ
Yoomの基本的な操作はこちらを参考にしてください。
初めてのYoom

【受注情報の管理】ecforceとkintoneの連携を解説

今回はまず、【ecforceに受注情報が登録されたら、kintoneに格納する】というフローを作成していきます。
ecforceに登録された受注情報をわざわざ確認しなくても、自動的にkintoneのデータベースに受注情報が格納されるので、情報管理の抜けや漏れをなくすことができます。

Yoomはテンプレートをコピーすれば、組み立てを一からする必要もないので、簡単にフローができます。
まずはテンプレートをコピーしてから連携設定をはじめてください。

事前準備

‍Yoomのアカウントにログインができたら、まず使用するアプリを登録します。
1.「マイアプリ登録」をクリックし、「新規作成」を選択してください。
2.登録したいアプリ(今回はecforceとkintone)を選択し、使用するアカウントでログインしてください。


ecforceの登録ができたら、もう一度「新規作成」をクリックして、kintoneの登録をするという流れです。
3.登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
ecforceとkintoneのアイコンが表示されたか確認をしてください。

※ecforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

具体的なフローの作成手順

それではここから、フローの作成手順を説明しています!

1.コピーしたテンプレートをマイプロジェクトから開きます。
2.右上の「編集する」をクリックします。
タイトルはフローの内容がわかりやすいように記入してあります。
詳細も含め、変更可能です。使用しやすいように変更してください。


3.「アプリトリガー 受注情報が登録されたら」をクリックします。


4.トリガーアクションは「受注情報が登録されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。


5.トリガーの起動間隔を選択して、チャンネルIDを入力します。
入力したら「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、「保存」します。


6.フローに戻ったら、「データベースを操作する 受注情報を格納する」のアイコンをクリックします。


7.実行アクションは「レコードを追加する」を選択します。
データの連携はアプリ登録ができていると候補から選択することが可能です。
入力したら「次へ」をクリックします。ます。


8.追加するレコードの値を入力します。
先に連携したecforceのアウトプット情報を選択できるので、埋め込みながら入力します。
入力したら「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、「保存」します。


これで【ecforceに受注情報が登録されたら、kintoneに格納する】というフローの完成です。

9.最後にトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

ecforceとkintoneの連携フロー応用編

ここまでご紹介したフロー以外にも、【ecforceに受注情報が登録されたら、kintoneに格納しSlackに通知する】というフローも作成できます。
ecforceに登録された受注情報をわざわざ確認しなくても、自動的にkintoneのデータベースに受注情報が格納されSlackにも通知できるので、情報管理の抜けや漏れをなくすことができます。

他にもYoomは連携可能なアプリがたくさんあるので、業務にあわせてさまざまなアプリを組み合わせてフローが作成できます!
例えば、【メールで受け取った適格請求書をOCRして、kintoneに格納しGoogle Chatへその旨を通知する】というフローです。
kintoneとGoogle Chatを連携することで、AIを使用して画像解析した請求書の情報を自動的にkintoneのデータベースへ格納し、Google Chatに通知します。 すべて自動化されているので、情報管理の抜けや漏れをなくすことができます。

※Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。
※詳細はこちらをご参照ください。
※AIオペレーションはチームプラン、サクセスプランでのみご利用いただける機能(オペレーション)となっております。
※フリープラン、ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
※無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。‍

まとめ

ecforceとkintoneの連携したら、受注情報の自動格納によって、手動入力の手間を省き、情報の一元管理が可能になりました!手動の作業がなくなることで、重複や漏れも防ぐことができ、在庫管理の効率化も大きく向上することがわかりました。過去の履歴を確認できることで、顧客対応も迅速化します。
Yoomを利用すれば、プログラミング知識がなくても簡単に連携が実現できます。
みなさんもぜひ、アプリの連携を試してみてください!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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自動化
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ecforce
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