2024/09/26
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで連携】Googleスプレッドシートとオフィスステーションを使って従業員情報の登録作業を効率化する方法

t.nakaya

目次

Googleスプレッドシートとオフィスステーションをノーコードで連携し、Googleスプレッドシートで従業員情報が追加されたら自動でオフィスステーションに登録する方法をご紹介します。
特に多くの新入社員や従業員を抱える企業は、登録作業や変更手続きを自動化することで、情報の正確性が向上し、作業負担の軽減が期待できます。
この記事では、具体的な利用シーンとそのメリットについて詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Googleスプレッドシートとオフィスステーションを連携するメリット

具体的なシチュエーションに基づいて2例ご紹介します。

1. 新入社員に基本情報を入力してもらうことで効率化を図る

Googleスプレッドシートとオフィスステーションを連携することで、スプレッドシートに情報を入力するだけで自動的にオフィスステーションに登録されます。
例えば、新入社員が基本情報(氏名や生年月日など)をGoogleスプレッドシートに入力すると、人事担当者はオフィスステーション内での情報入力作業から解放されます。
このプロセスによって、全員分の基本情報の入力・登録作業が自動化され、手動作業と比較して時間と労力の節約が可能になります。

2. 自動登録によりデータの一貫性と正確性を確保する

従業員情報がGoogleスプレッドシートからオフィスステーションに自動で転送されることで、データの一貫性が保たれます。
手動での入力ミスや情報漏れが減少することで、より正確なデータ管理が期待できます。
これにより、従業員情報の整合性が向上し、業務において信頼性の高いデータを活用できるようになります。

[Yoomとは]

Googleスプレッドシートとオフィスステーションの連携フローの作り方

次に「Googleスプレッドシートで従業員情報が追加されたらオフィスステーションに登録する」フローの設定についてご紹介します。
まず、Yoomアカウントを作成していない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。
以下のステップで設定を進めていきましょう。

ステップ1: Yoomにログイン

(1)下記のテンプレートページにアクセスし、「このテンプレートを試してみる」をクリック

(2)ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
コピーしたテンプレートは「マイプロジェクト」に格納されます。
(3)以下の画面が表示されたら、ステップ2に進んでください。

ステップ2: Googleスプレッドシートの設定

次に、Googleスプレッドシートの設定に移ります。
(1)「マイアプリ」をクリックし、次に「+新規接続」を選択

(2)アプリの一覧からGoogleスプレッドシートを選択し、「Sign in with Google」をクリック

(3)アカウントの選択画面で連携したいアカウントを選択し、クリック
(4)Yoomにログイン画面で連携するアカウント情報が正しいかを確認し、「次へ」をクリック
(5)最後に「YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面で「続行」をクリックすれば、Googleスプレッドシートの設定は完了です!

ステップ3: オフィスステーションの設定

次に、オフィスステーションの「マイアプリ」に登録を行います。
(1)アプリの一覧からオフィスステーションを選択し、「オフィスステーションの新規登録」画面で、アカウント情報を入力

(2)「追加」をクリックし、マイアプリ登録が完了です。
ここまで来たら、コピーしたテンプレートに戻って作業を続けましょう!
(3)プロジェクト一覧から「マイプロジェクト」をクリック

(4)コピーしたテンプレートをクリック
(5)フローの一覧画面にある「編集する」をクリックし、ステップ4に進んでください。

ステップ4: トリガーとアクションの設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック

(2)アプリトリガーのタイトルを設定※既に設定されているタイトルをそのまま使用しても大丈夫です。
(3)Googleスプレッドシートと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(4)トリガーアクションは「行が追加されたら」を選択

(5)「次へ」をクリック
■アプリトリガーのAPI接続設定で、必須項目を設定していきます。
(6)トリガーの起動間隔は5分に設定
※プランによって設定できる起動間隔が異なります。
(7)スプレッドシートIDを候補から任意で選択

(8)シートIDも候補から任意で選択

次に、シートのテーブルの範囲を決めていきます。
(9)テーブルの範囲(始まり)と(終わり)を任意で指定

(10)一意の値が入った列には、スプレッドシート上でユニークな値を持つ列を設定
今回は、従業員番号が記載されている列を指定します。

(11)「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリック
(12)続いてアプリトリガー下に表示される「アプリと連携する」をクリック

(13)タイトルを設定
(14)オフィスステーションと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(15)アクションは「従業員台帳の登録」を選択

(16)「次へ」をクリック
■API接続設定で、必須項目を設定していきます。
(17)従業員番号は、アウトプットからGoogleスプレッドシートの情報を紐づけるように設定

(18)生年月日も同様に、アウトプットから該当する情報を紐づけます

(19)必須項目以外に対象となる項目がある場合は、任意で設定してください。

(20)項目の設定が完了し「テスト」でエラーが出なければ、「保存」をクリックしましょう
(21)以下の画面が表示されたら「トリガーをON」をクリック

これで、Googleスプレッドシートとオフィスステーションの連携設定が完了しました。
トリガーをONにすることで、従業員情報が追加されるたびにこのテンプレートが自動的に起動するようになります。
今回紹介したフローボットのテンプレートは、以下からYoomに登録することで利用できます。

その他のGoogleスプレッドシートとオフィスステーションを使った自動化の例

他にもYoomにはGoogleスプレッドシートとオフィスステーションを使ったフローがあります!その中から3つ紹介します。

1.Googleスプレッドシートで従業員情報が更新されたらオフィスステーションも更新するフローです。従業員情報の変更も自動で反映され、データ不整合のリスクが軽減します。

2.Googleフォームに回答があったらオフィスステーションとGoogleスプレッドシートに従業員情報を登録するフローです。新規入社や異動、退職の情報を自動で登録し、手動入力の手間を省けます。

3.新入社員情報が特定のフォームから送信された場合、自動的に雇用契約書を作成し、オフィスステーションに登録するフローを設定します。新入社員の入社手続きがスムーズに進みます。

まとめ

Googleスプレッドシートとオフィスステーションを連携させることで、従業員情報の管理が効率化され、業務全体の改善が期待できます。
自動化により作業負担が軽減され、データの正確性が向上します。
人事担当者や総務担当者、システム管理者にとって、業務をよりスムーズに進めるための有効な手段です。
ぜひ、Yoomを活用してこの自動化の利便性を体験してみてください。

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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