kintoneとBoxの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/06/27

kintoneにレコードが追加されたら、Boxにファイルをアップロードする方法

r.suzuki

みなさん、タスク管理とデータの管理って別のツールを使用して管理されていませんか?

今回はデータを効率的に管理・検索できるkintoneとクラウドベースのファイル共有・管理に特化したBoxを連携して、タスク管理する際に必要なデータをまとめて管理できるように試みていきたいと思います!

Yoomを活用することで、業務の効率化につながり、別の業務に取り組める時間を生みだすことができます!

こんな方におすすめ

  • kintoneとBoxを活用している方
  • kintoneとBoxを連携して、業務効率化を考えている方
  • kintoneとBoxを連携して、データ管理を行っている方
  • kintoneとBoxを連携して、データ管理業務の負担を軽減したいと考えている方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Yoomを利用してkintoneとBoxの連携を試してみる

今回は国産ノーコードツールの「Yoom」を用いてkintoneとBoxの連携を試みていきたいと思います!

では実際に、「kintoneにレコードが追加されたら、Boxにファイルをアップロードする」フローの設定に進みましょう!
Yoomのアカウントを取得してログインができたら、

1.「マイアプリ登録」へ進み、「新規作成」をクリックしてください。

2.登録したいアプリを選択し、使用するアカウントでログインしてください。

  kintone、Boxともに登録をお願いします。

  詳しい登録方法はこちらを参考にしてください。    

kintoneマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)

3.登録が完了するとマイアプリにアイコンが表示されます。 
kintone、Boxのアイコンが登録されたか確認をお願いします。

それでは2つのアプリを連携していきましょう!

4.まず「マイプロジェクト」から⇒「新規作成」をクリック、「はじめからの作成」を選択します。

5.表題を入力し、「特定のアプリイベントが発生したとき」を選択して、「kintone」クリックします。

6.トリガーアクションは「レコードが登録されたら」を選択し、「次へ」をクリックします。

7.トリガーの起動間隔を選択し、「サブドメイン名」と「アプリID」を記入します。

サブドメイン名は連携するkintoneURL内の「https://●●●●●●●.cybozu.com/」の部分を取得して入力してください。

アプリIDはkintoneURL内の「/k/●●/」の部分を取得して入力してください。

8.「テスト」をクリック、テストが成功したら、「保存」します。

9.保存したフローの「+」をクリックし、オペレーションタイプの選択から「データベースを操作する」を選択し、kintoneをクリックします。

10.実行アクションは「レコードを取得する」を選択し、先ほどと同じアプリIDを入力し、「次へ」をクリックします。

 先にkintoneが連携されているので、候補から選択することも可能です。

11.「テスト」をクリック、テストが成功したら、「保存」します。

12.保存したフローの「+」をクリックし、オペレーションタイプの選択から「アプリと連携する」を選択し、kintoneをクリックします。

13.アクションは「レコードに紐づくファイルキーの取得」を選択し、「次へ」をクリックします。

14.「サブドメイン名」、「アプリID」は先ほど入力したものと同じ内容のものを入力します。
「レコードID」はすでに取得した情報を使用できるので、アウトプット情報の「レコードを取得する」からレコード番号を選んでください。

15.「テスト」をクリック、テストが成功したら、「保存」します。

16.保存したフローの「+」をクリックし、オペレーションタイプの選択から「アプリと連携する」を選択し、kintoneをクリックします。

17.アクションは「ファイルのダウンロード」を選択し、「次へ」をクリックします。

18.「サブドメイン名」を入力し、アウトプット情報から「ファイルキーの一覧」を選択します。

19.「テスト」をクリック、テストが成功したら、「保存」します。

20.存したフローの「+」をクリックし、オペレーションタイプの選択から「アプリと連携する」を選択し、Boxをクリックします。

21.アクションは「ファイルをアップロード」を選択して、「次へ」をクリックします。

22.「ファイル名」「格納先フォルダのコンテンツID」を入力し、ファイルの添付方法を「取得したファイル」に選択後、「テスト」をクリックします。

23.テストが成功したら、「保存」します。

24.最後にトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。設定お疲れ様でした!

今回作成したフローボットはこちらです。

kintoneやBoxを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもkintoneやBoxのその他の自動化例のAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

kintoneとBoxのその他の自動化例

BoxにアップロードしたCSVファイルをkintoneレコードに自動で取り込んだり、Boxの画像をOCRしてkintoneに追加することができます。
また、kintoneにレコードが登録されたらフォルダを自動で作成することも可能です。

kintoneを活用した自動化例

タスクが追加されたらkintoneへ追加する

タスクが登録されるとkintoneにも自動でタスクを追加できるため、kintoneでのタスク管理をシームレスに行うことができます。

kintoneにレコードが登録されたらフォルダを作成

kintoneにレコードが登録されたら自動で新しいフォルダを作成するため、プロジェクトや顧客ごとに整理されたフォルダ管理ができます。

kintoneでコメントが投稿されたら通知する

kintone上でコメントがあった際に、その内容をリアルタイムで関係者に共有することで迅速な意思決定を後押しします。

Boxを活用した自動化例

書類データをOCRで読み取りファイル名を更新しBoxに格納する

書類データが内容に則ったファイル名に変更され、Boxの指定フォルダに自動的にアップロードされるフローボットです。

Boxにファイルがアップロードされたら通知する

Boxでファイルがアップロードされたことが自動で通知されるので、ファイルに関する情報をリアルタイムで共有できるようになるはずです。

kintoneとBoxを連携するメリット

kintoneとBoxを連携することのメリットはお互いの特徴を生かしつつ、業務の効率化を図ることができるところです!

まず、連携することによって2つのアプリのデータをまとめて管理することが可能になります。
kintoneのレコードから直接Boxのファイルにアクセスできるので、必要な情報やファイルを迅速に見つけることができますよ。
また、今まで複数のアプリを行き来し、付随するデータを確認していた手間がなくなりますし、このタスクに必要なデータはどこに入っていたっけ?と探すこともなくなります。

kintoneでのプロジェクト管理とBoxでのファイル共有を組み合わせることで、チーム内はもちろん、他のチームへの共有もスムーズに行えちゃいます。
リアルタイムでのファイル共有やコメントのやり取りが可能なので、チーム業務の効率化を大幅に向上させることができるんです!

さらに、バックアップの自動化も可能です。
kintone上のデータが定期的にBoxへ同期されることで、Boxのクラウド上に自動的にバックアップデータが作成されることになります。
間違えてkintone上のデータを削除してしまっても、Boxのクラウドにバックアップとして残っているわけです。

チームタスクで使用するデータをkintoneで更新した後に、今度はBoxを開いて付随する情報を更新するというような2つのアプリを行き来していた作業がなくなるから、Boxだけ更新し忘れていた!というヒューマンエラーを防ぐこともできますね。

まとめ

今回はkintoneとBoxをYoomで連携することで、より効率的なデータ管理や業務の効率化を目指しました。
Yoomで2つのアプリを連携をすることで、今まで別々に管理していた情報がまとめて管理できるようになっちゃいました!
ファイルの同期が自動化されるので、業務の効率化が進むだけでなく、ヒューマンエラーを防ぐことにもつながり、チームの情報共有向上にもつながりましたね。
Yoomでのアプリ連携はほかのアプリともできるようなので、さらに改善して業務のちょっとした手間を減らせたらなと思います!

みなさんもぜひ、試してみてください!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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