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「Boxに新しい資料をアップロードするたび、Miroを開いて手動でボードを作成し内容を転記している…」
「複数人で作業していると、誰がどのファイルを反映させたのか分からなくなり、二重作業や連携漏れが起きてしまう…」
このように、オンラインストレージのBoxとオンラインホワイトボードのMiroを併用していると、手作業での情報共有に時間と労力がかかり、ストレスを感じることはありませんか?
もし、<span class="mark-yellow">Boxにファイルがアップロードされたら、その内容を自動で読み取りMiroにボードを作成する仕組み</span>があれば、こうした日々の繰り返し作業から解放されます。これにより、本来時間を割くべきアイデア創出やチームでのディスカッションといった業務に集中できるようになります。
今回紹介する自動化設定は、プログラミング知識がなくても簡単に導入でき、余計な手間や時間を削減できます。ぜひこの機会に取り入れて、チームのコラボレーションをさらに加速させましょう。
Yoomには<span class="mark-yellow">BoxとMiroを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!
BoxとMiroのAPIを連携すれば、Boxでのファイル操作をトリガーに、Miroでのアクションを自動化することが可能になります。
例えば、Boxにアップロードされた請求書や議事録の内容を自動でMiroのボードに反映させることで、手作業による転記ミスや時間のロスを防ぎ、業務の正確性とスピードを向上させます。
ここでは具体的な自動化の例を複数ご紹介します。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!
Boxに請求書や議事録などのファイルをアップロードすると、<span class="mark-yellow">ファイル内容をOCR機能で自動読み取りし、その情報を基にMiroのボードを作成</span>できます。
これにより、手動でのボード作成や情報転記の手間を省き、迅速な情報共有とスムーズな議論の開始を実現します。
この連携では、例えば「至急」や「レビュー依頼」といった特定のキーワードを含むファイルがBoxにアップロードされた場合のみ、<span class="mark-yellow">自動でMiroにボードを作成する条件設定</span>が可能です。
重要なファイルの見落としを防ぎながら、必要な情報だけを効率的にMiroへ集約できます。
それでは、さっそく実際にBoxとMiroを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでBoxとMiroの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は「BoxにファイルがアップロードされたらOCRで読み取り、Miroにボードを作成する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
Boxの場合
新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでBoxと検索し対象アプリをクリックしてください。
メールアドレスとパスワードを入力し、「承認」をクリックします。
下記の画面が表示されるので、内容を確認のうえ「Boxへのアクセスを許可」をクリックします。
Miroの場合
新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでMiroと検索し対象アプリをクリックしてください。
下記の画面が表示されたら、任意の方法でログインしましょう。
今回はメールアドレスでログインします。
下記の画面が表示されるので、連携させるteamを確認し、Add againをクリックします。
以上でマイアプリ登録は完了です!
ここからいよいよフローの作成に入ります。
簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。
Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。
Boxのフォルダに新しいファイルがアップロードされたことをトリガーに、フローを開始します。
まずは「フォルダにファイルがアップロードされたら」をクリックしましょう。
タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Boxと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。
Boxでフォルダにファイルが追加された際に連携を開始するため、Webhookトリガーを設定します。
入力後、正しくトリガーが動作するかを確認するため「テスト」をクリックします。なお、テストが成功しない場合など、エラー時にはこちらをご参照ください。
BoxとYoomのWebhook連携が正しく機能すると「テスト成功」のメッセージとレスポンスが表示されます。
内容を確認し、「次へ」をクリックします。
事前準備として、実際にBoxへファイルをアップロードしておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で追加しました。
※最後のステップでMiroにボードを作成する際、説明欄には最大300文字までしか登録できません。
Boxにアップロードしたファイルは、後続のステップでOCR処理(画像から文字を読み取る処理)によりテキスト化され、その内容が300文字以内である必要があります。
文字数を超えるとエラーが発生しますのでご注意ください。
Yoomの操作画面に戻ります。
事前準備でアップロードしたテスト用のファイルが正しく受信されるかを確認するため、「テスト」 をクリックしましょう。
テストに成功すると、Boxにアップロードしたファイルに関する情報が一覧で表示されます。
以下の取得した値(=アウトプット)は後続のステップで利用可能です。
内容を確認し、「保存する」 をクリックします。
アップロードされたファイルの名前・親フォルダID・サイズなど、基本的なデータを取得します。
「ファイル情報の取得」をクリックします。
タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Boxと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。
入力が完了したら「テスト」 をクリックして、指定したコンテンツIDのファイル情報が正しく取得できるか確認します。
テストが成功すると、取得したファイル情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得したアウトプットを後続のステップで利用可能です。
内容を確認し、「保存する」をクリックします。
実際のファイルデータを取得し、後続のOCR処理のステップで読み取れるようにしましょう。
「ファイルをダウンロード」をクリックします。
タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Boxと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。
入力が完了したら「テスト」 をクリックして、指定したファイルが正しくダウンロードできるか確認します。
テストに成功すると、ダウンロードしたファイルの情報が表示されます。
以下の画像の取得したアウトプットは、後続のステップで画像やPDFから文字を読み取る処理に使用できます。
内容を確認し、「保存する」をクリックします。
「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックします。
ここでは、画像やPDFファイルから文字を読み取るアクションを設定します。
デフォルトで 「[v2] 任意のPDF・画像ファイル(4,000文字以内)から文字情報を読み取る(5タスク)」 が選択されていますので、そのまま使用します。
確認後、「次へ」 をクリックします。
【注意事項】
入力が完了したら、設定した項目が実際に正しく読み取りされるかどうかを確認するため「テスト」をクリックします。
OCRの設定について、詳しくは以下のヘルプページもご参照ください。
テストに成功すると、AIによってファイルから読み取りされた情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得したアウトプットを使用して、Miroへボードの作成が可能です。
内容を確認し、「保存する」をクリックします。
「ボードを作成」をクリックします。
タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Miroと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。
設定が完了したら「テスト」 をクリックして、設定内容どおりにボードが正しく作成されるか確認してください。
テストに成功すると、Miroに作成されたボードに関する情報が一覧で表示されます。
あわせてMiroの画面を開き、指定した内容でボードが実際に作成されているかを確認してみましょう。
今回は以下の通り作成されていました!
問題がなければYoomの操作画面に戻り、取得した値を確認し「保存する」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!
設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、Boxにファイルがアップロードされたタイミングで、OCR機能によってファイル内容を自動で読み取り、その情報をもとにMiroへボードが自動作成されるようになります。
今回はBoxからMiroへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMiroからBoxへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
Miroでのアクションをきっかけに、Boxでのファイル管理を自動化することも可能です。
Miroで新しいボードを作成した際、<span class="mark-yellow">関連資料を保存するためのフォルダをBoxに自動で作成</span>できます。これにより、Miro上のアイデアとBox内の実ファイルを紐づけて管理しやすくなり、プロジェクトのドキュメント整理が効率化します。
例えば、ボード名に「最終決定」や「プロジェクトA」といった特定キーワードが含まれるMiroボードが作成された場合にのみ、<span class="mark-yellow">Boxに専用フォルダを自動作成</span>できます。
重要なプロジェクト資料だけを体系的にBoxで管理でき、情報整理の手間を大幅に削減します。
BoxやMiroを組み合わせれば、ファイル管理や情報共有がぐっとスムーズになります。日々の作業を自動化することで、資料整理や連携作業の手間を減らし、より重要な業務に集中できます。
Boxを活用すると、ファイルのアップロードや共有、整理を自動化でき、業務の効率化につながります。
SlackやGoogle スプレッドシートとの連携により、情報共有やデータ管理もスムーズです。また、GmailやGoogleフォームからのファイル保存も自動化でき、資料の抜け漏れを防ぎます。
Miroを使えば、ファイルの内容を活かしたボード作成や付箋追加が自動で行えます。OCRを組み合わせることで、アップロードされたファイルの情報をすばやく可視化でき、アイデア共有やプロジェクト管理のスピードが上がります。
Google DriveやSlack、Microsoft Teamsとの連携も可能で、情報整理や共有がリアルタイムで進みます。
BoxとMiroの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたファイルのアップロードからボード作成、情報転記といった一連の作業をなくし、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。</span>
これにより、担当者は面倒な定型業務から解放され、Miroでのディスカッションやアイデア出しといった、より創造的で付加価値の高い業務に集中できる環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もしBoxとMiroの連携による業務効率化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、その効果を体験してみてください!
Q:連携が途中で失敗した場合、どうなりますか?
A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。
まずは通知内容を確認し、設定の修正が必要な場合はYoomヘルプページを参照してください。
それでも解決しない場合は、お問い合わせ窓口からサポートにご連絡ください。
Q:Box内の機密情報を連携させても安全ですか?
A:Yoomでは、ユーザーが安心してご利用いただけるよう複数のセキュリティ対策を実装しています。
Q:OCRの精度はどの程度ですか?
A:YoomのOCRはPDFや画像から高い精度で文字を抽出できますが、ファイルの内容や形式によって結果が変わります。
項目名が明確・値がユニーク・6500文字以内などの場合は高精度で抽出できますが、縦書きや複雑なレイアウト、大量の文字などは精度が下がってしまうことがあります。
詳しくは以下のヘルプページをご参照ください。