設定のおおまかな流れは以下の通りです。
- YoomとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携
- テンプレートのコピー
- フローの詳細設定
- トリガーをONにしてフローを起動
プログラミングの難しい知識は必要ありません。フローの設定に入る前に、まずは準備をしていきましょう。
なお、AIオペレーション(OCR)は一部プランのみで利用できます。対象外のプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなるので注意してください。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAIオペレーションを使用することができます。
[Yoomとは]
ステップ1:Googleスプレッドシートをマイアプリ連携
ステップ1として、Google スプレッドシートとYoomをマイアプリ連携しましょう。
Yoomにログイン後、左側メニューの「マイアプリ」から「+新規接続」をクリックしてください。
「アプリの新規接続」のウィンドウが出てきたら、Google スプレッドシートを検索してください。
検索して出てきたアイコンをクリックすると、Google スプレッドシートYoomの接続を求める画面が出てきます。
「Sign in with Google」をクリックしてください。
Yoomと連携するGoogle アカウントを選択します。
続いて「Yoomにログイン」の画面で選択されているGoogle アカウントに間違いがなければ、「次へ」をクリックしてください。
上記画像の画面でも「続行」をクリックするとYoomとマイアプリ連携ができます。
連携ができると、マイアプリ一覧にアイコンが加わります。
これでマイアプリ連携は完了です。
また、今回のフローの設定でテストを行なうために、あらかじめ健康診断書と情報を反映させるシートを用意してください。
入力されている内容は仮のもので構いませんが、<span class="mark-yellow">診断書の内容が反映できるように必要な項目をシート上に作成しておきましょう。</span>
ここまで準備ができたら、フローの設定に移りましょう。
下のバナーから「試してみる」をクリックして、テンプレートコピーしておきましょう
ステップ2:フォームトリガーを設定
まずは「健康診断表送信フォーム」の設定です。
健康診断書の提出用フォームなので、必要な項目を設定しておきましょう。
入力内容によっては、プルダウンやチェックボックスも活用してください。
入力項目によっては「必須」の項目をONにしておきましょう。
診断書を提出した後に表示される完了画面の内容も設定できます。
ここまで入力できたら「次へ」をクリックしましょう。
次に、フローでテストを行うためのアウトプットの入力を行います。
「取得した値」は、本来であれば提出されたフォームから自動で読み取って反映されるものです。
今回のフローでは、フォームの送信がトリガーとなっているため、手動で入力していきます。
入力ができたら「保存する」でトリガー設定は完了です。
ステップ3:データ抽出の設定
続いて「画像・PDFから文字を読み取る」の設定です。
最初の画面では、タイトルの修正以外で必要な設定はないので「次へ」をクリックしてください。
次のページでは読み取る情報の設定を行います。
フォームから取得した健康診断票から、抽出したい項目を設定します。
入力ができたら「テスト」をクリックしましょう。
フォームの設定で添付した健康診断票の内容が、アウトプットに反映されて取得できました。
ここまで確認できたら「保存する」をクリックして、文字を読み取る設定は完了です。
ステップ4:Google スプレッドシートに追加する設定
最後の設定は「レコードを追加する」です。
1ページ目では、マイアプリ連携をしたGoogle スプレッドシートのアカウント情報が反映されています。
必要であれば、タイトルの修正をしておきましょう。
続いてGoogle スプレッドシートデータベース連携のために、取得した情報を反映させたいシート(タブ)を候補から選択してください。
テーブルの範囲は半角英数字で入力してください。
設定ができたら「次へ」をクリックして、データベースに正しく接続できるか確認しましょう。
次のページでは、指定したシートに反映させる内容を設定します。
アウトプットから各項目に合うものを入力します。
すべて入力ができたら「テスト」をクリックしてましょう。
テストが成功すると、指定したGoogle スプレッドシートにも同じ情報が自動で反映されています。
ここまで確認ができたら、すべての設定が完了なので「保存する」をクリックしてください。
最後にトリガーをONにします。
これで、フォームを通して提出された健康診断票の情報が自動でGoogle スプレッドシートに反映されるようになりました。
今回設定したフローは以下のものです。