2. 定期的に特定のOneDriveフォルダのファイルをBoxにバックアップする
OneDriveとBoxでファイルを管理しており、ヒューマンエラーなどによるデータ消失を防止するため、定期的にバックアップをとっておきたい場合におすすめのフローです。
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OneDriveとBoxを併用して、定期的なバックアップやファイル共有を手作業で行っていると、ミスや抜け漏れが発生するリスクがありますよね。
「OneDriveにアップした資料、Boxにもアップロードしなきゃ…」
「OneDriveのファイル、Boxにも定期的にバックアップしておきたいけど、手動でやるのは面倒…」
そんな経験、ありませんか?
そこでおすすめなのが、<span class="mark-yellow">OneDriveとBoxの連携</span>です!
連携することでツール間のデータ共有を自動化でき、ファイルのアップロードやバックアップの効率化を実現できるでしょう。
本記事では、非エンジニアの方でも安心の、ノーコードで連携を実現する方法を詳しく解説。
シンプルな操作で誰でも簡単に設定可能なので、ぜひ最後までチェックしてファイル管理をもっとスマートにしましょう!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にOneDriveとBoxの連携が可能です。
YoomにはあらかじめOneDriveとBoxを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識がなくても、登録するだけですぐ連携設定できます。
今すぐ試したい方は、以下のバナーの「試してみる」から早速スタートしましょう!
OneDriveとBoxをAPI連携すれば、OneDriveのデータをBoxに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さずに、自動的に実施できます。
OneDriveとBoxでファイルを管理している場合に、ツール間のデータ共有をスムーズにします。手動でファイルをアップロードする手間を省くことで作業時間を節約し、空いたリソースを他の業務に充てることができます。
OneDriveとBoxでファイルを管理しており、ヒューマンエラーなどによるデータ消失を防止するため、定期的にバックアップをとっておきたい場合におすすめのフローです。
OneDriveで保存している画像ファイルに記載されたデータを、効率よく管理したい場合などにおすすめのフローです。
OCR(文字認識)技術を活用することで手作業によるミスを削減し、正確性の高いデータ管理を実現できるでしょう。
それでは、さっそくOneDriveとBoxを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでOneDriveとBoxの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は、「OneDriveで作成されたファイルをBoxにアップロードする」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
まずは、OneDriveとBoxをマイアプリ連携します。
Yoomにログインしたら、左のメニュー欄にある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックしましょう。
【OneDriveの場合】
1. 検索窓でOneDriveと検索し、アプリ一覧に表示される候補から選択します。
2. Microsoftアカウントのサインインが求められるので、Yoomと連携したいアカウントのメールアドレスを入力します。
3. パスワードを入力します。
以上で、OneDriveのマイアプリ連携は完了です。
Microsoft 365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項について、こちらのページも合わせてご覧ください!
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。
【Boxの場合】
1. 検索窓でBoxと検索し、アプリ一覧に表示される候補から選択します。
2. Yoomと連携したいBoxのアカウントにログインします。メールアドレス・パスワードを入力し、「承認」をクリックします。
3. Yoomへのアクセス権限の許可画面が表示されます。アクセス権限の内容を確認し、「Boxへのアクセスを許可」をクリックしましょう。
以上で、Boxのマイアプリ連携は完了です。
マイアプリ連携が完了したら、早速フローの設定を進めていきましょう。以下のバナーにある「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしてください。
Yoomにテンプレートがコピーされると、次の画面が表示されるので「OK」を押します。
1. テンプレートの1番上にある「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」をクリックします。
2. Yoomと連携したいOneDriveのアカウント情報を選択し、「次へ」をクリックします。アプリ連携を事前に済ませておくと、連携したアカウントの情報が自動で反映されます。
3. トリガーの起動間隔を5分・10分・15分・30分・60分から選択します。基本的には最短の時間で設定しておくことをおすすめします!
※トリガーの最短の起動間隔は、プランによって異なるのでご注意ください。
4. 「ドライブID」欄に、OneDriveのドライブIDを入力します。
入力ボックスをクリックすると、連携したアカウント内にあるドライブのリストが「候補」として表示されるので、候補から選択しましょう。
5. 「フォルダ名」にトリガーの起動対象となるフォルダの名前を入力します。
ここで入力した値で「フォルダのアイテムID」の候補を検索します。
「フォルダID」欄をクリックすると、「フォルダ名」欄に入力した値と一致する「候補」が表示されるので、該当するものを選択しましょう。
6. 設定後はテストのため、指定したOneDriveのフォルダにファイルを作成してください。
作成後、Yoomの画面に戻って「テスト」をクリックします。テストが成功すると、「アウトプット」にフォルダ内のファイルの情報が抽出されるので、内容を確認してください。
問題がなければ、「保存する」をクリックして設定完了です。
※アウトプットについて
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。
1. テンプレートの「ファイルをダウンロード」をクリックします。
2. 「OneDriveと連携するアカウント情報」は、ステップ3で指定したアカウントと同じアカウントを選択しましょう。
3. ダウンロードしたいファイルが保存されている「ドライブID」を、候補から選択しましょう。
4. 「ファイルのアイテムID」は、アウトプットを用いて設定します。
入力欄をクリックするとアウトプットが表示されるので、「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」内にある、「アイテムID_トリガー」を選択しましょう。
5. 設定が完了したら、テストを実行します。テストが成功すると指定したファイルがダウンロードできるようになります。
「ダウンロード」をクリックして、実際にファイルをダウンロードして確認してみましょう。
問題がなければ「保存する」をクリックして設定完了です。
1. テンプレートの「ファイルをアップロード」をクリックします。
2. 使用したいBoxのアカウントを選択し、「次へ」をクリックします。
3. 「ファイル名」を、アウトプットを用いて設定します。
「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」内にある、「アイテム名_トリガー」を選択します。これにより、ステップ3で取得したファイルの名前を引用できます。
4. 以下のように設定します。
設定が完了したら、「テスト」をクリックしてテストを実行します。
5. 「テスト成功」の表示が出れば、Box内にファイルが保存されます。
実際にBoxのフォルダを開いて、ファイルがアップロードされているか確認してみましょう。
問題がなければ、「保存する」をクリックして設定は完了です。
以上で、すべての設定が完了です。
設定の完了後は、以下のようなポップアップが表示されるので、「トリガーをON」にします。実際にフローが正常に動作するかをチェックしてみましょう!
今回はOneDriveからBoxへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にBoxからOneDriveへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
BoxとOneDriveの両方でファイルを管理しており、BoxのデータをOneDriveにバックアップしている場合などにおすすめのフローです。
OneDriveやBoxのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあれば、ぜひこちらも試してみてください!
OneDriveでファイルがアップロードされたらメールやチャットに自動通知したり、メールやチャットで受け取ったファイルを自動でOneDriveにアップロードすることも可能です。
他のツールの書類などをBoxに自動で保存したり、メールやチャットなどで受け取ったファイルをBoxに自動で保存したりすることも可能です。
いかがでしたか?OneDriveとBoxを連携することで、ファイルのアップロードやバックアップを自動化。人為的ミスを防ぎつつ、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。
Yoomを使うことで、ノーコードで少ないステップで連携を実現できるのも魅力ですね。
「もっと業務を効率化したい」「ファイル管理をラクにしたい!」と思った方は、ぜひ、まずは無料アカウントを作成してみてください。登録はたったの30秒で完了!登録後すぐにOneDriveとBoxの自動連携を体験できます。
フローは自由にカスタマイズ可能。ぜひ、自社の業務に合う最適なフローを構築してみてください!
Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に</span>。ぜひ本記事を参考に便利なアプリ同士を連携し、様々な業務を自動化してみてくださいね!