OneDriveとBoxの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-03-31

【プログラミング不要】OneDriveのデータをBoxに自動的に連携する方法

t.amaki

OneDriveとBoxを併用して、定期的なバックアップやファイル共有を手作業で行っていると、ミスや抜け漏れが発生するリスクがありますよね。

「OneDriveにアップした資料、Boxにもアップロードしなきゃ…」

「OneDriveのファイル、Boxにも定期的にバックアップしておきたいけど、手動でやるのは面倒…」

そんな経験、ありませんか?

そこでおすすめなのが、<span class="mark-yellow">OneDriveとBoxの連携</span>です!

連携することでツール間のデータ共有を自動化でき、ファイルのアップロードやバックアップの効率化を実現できるでしょう。

本記事では、非エンジニアの方でも安心の、ノーコードで連携を実現する方法を詳しく解説。
シンプルな操作で誰でも簡単に設定可能なので、ぜひ最後までチェックしてファイル管理をもっとスマートにしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にOneDriveとBoxの連携が可能です。
YoomにはあらかじめOneDriveとBoxを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識がなくても、登録するだけですぐ連携設定できます。
今すぐ試したい方は、以下のバナーの「試してみる」から早速スタートしましょう!

OneDriveとBoxを連携してできること

OneDriveとBoxをAPI連携すれば、OneDriveのデータをBoxに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さずに、自動的に実施できます。

1. OneDriveで作成されたファイルをBoxにアップロードする

OneDriveとBoxでファイルを管理している場合に、ツール間のデータ共有をスムーズにします。手動でファイルをアップロードする手間を省くことで作業時間を節約し、空いたリソースを他の業務に充てることができます。

2. 定期的に特定のOneDriveフォルダのファイルをBoxにバックアップする

OneDriveとBoxでファイルを管理しており、ヒューマンエラーなどによるデータ消失を防止するため、定期的にバックアップをとっておきたい場合におすすめのフローです。

3. OneDriveにアップロードされた画像ファイルをOCRし、Boxに保存する

OneDriveで保存している画像ファイルに記載されたデータを、効率よく管理したい場合などにおすすめのフローです。
OCR(文字認識)技術を活用することで手作業によるミスを削減し、正確性の高いデータ管理を実現できるでしょう。

OneDriveとBoxの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくOneDriveとBoxを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでOneDriveとBoxの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は、「OneDriveで作成されたファイルをBoxにアップロードする」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • OneDriveとBoxをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • OneDriveのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにして動作チェック

ステップ1:OneDriveとBoxをマイアプリ連携

まずは、OneDriveとBoxをマイアプリ連携します。
Yoomにログインしたら、左のメニュー欄にある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックしましょう。

【OneDriveの場合】

1. 検索窓でOneDriveと検索し、アプリ一覧に表示される候補から選択します。

2. Microsoftアカウントのサインインが求められるので、Yoomと連携したいアカウントのメールアドレスを入力します。

3. パスワードを入力します。

以上で、OneDriveのマイアプリ連携は完了です。
Microsoft 365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項について、こちらのページも合わせてご覧ください!
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

【Boxの場合】

1. 検索窓でBoxと検索し、アプリ一覧に表示される候補から選択します。

2. Yoomと連携したいBoxのアカウントにログインします。メールアドレス・パスワードを入力し、「承認」をクリックします。

3. Yoomへのアクセス権限の許可画面が表示されます。アクセス権限の内容を確認し、「Boxへのアクセスを許可」をクリックしましょう。

以上で、Boxのマイアプリ連携は完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、早速フローの設定を進めていきましょう。以下のバナーにある「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしてください。

Yoomにテンプレートがコピーされると、次の画面が表示されるので「OK」を押します。

ステップ3:OneDriveのトリガー設定

1. テンプレートの1番上にある「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」をクリックします。

2. Yoomと連携したいOneDriveのアカウント情報を選択し、「次へ」をクリックします。アプリ連携を事前に済ませておくと、連携したアカウントの情報が自動で反映されます。

3. トリガーの起動間隔を5分・10分・15分・30分・60分から選択します。基本的には最短の時間で設定しておくことをおすすめします!
※トリガーの最短の起動間隔は、プランによって異なるのでご注意ください。

4. 「ドライブID」欄に、OneDriveのドライブIDを入力します。
入力ボックスをクリックすると、連携したアカウント内にあるドライブのリストが「候補」として表示されるので、候補から選択しましょう。

5. 「フォルダ名」にトリガーの起動対象となるフォルダの名前を入力します。
ここで入力した値で「フォルダのアイテムID」の候補を検索します。
「フォルダID」欄をクリックすると、「フォルダ名」欄に入力した値と一致する「候補」が表示されるので、該当するものを選択しましょう。

6. 設定後はテストのため、指定したOneDriveのフォルダにファイルを作成してください。
作成後、Yoomの画面に戻って「テスト」をクリックします。テストが成功すると、「アウトプット」にフォルダ内のファイルの情報が抽出されるので、内容を確認してください。

問題がなければ、「保存する」をクリックして設定完了です。

※アウトプットについて
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。

ステップ4:OneDriveのアクション設定

1. テンプレートの「ファイルをダウンロード」をクリックします。

2. 「OneDriveと連携するアカウント情報」は、ステップ3で指定したアカウントと同じアカウントを選択しましょう。

3. ダウンロードしたいファイルが保存されている「ドライブID」を、候補から選択しましょう。

4. 「ファイルのアイテムID」は、アウトプットを用いて設定します。
入力欄をクリックするとアウトプットが表示されるので、「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」内にある、「アイテムID_トリガー」を選択しましょう。

5. 設定が完了したら、テストを実行します。テストが成功すると指定したファイルがダウンロードできるようになります。
「ダウンロード」をクリックして、実際にファイルをダウンロードして確認してみましょう。

問題がなければ「保存する」をクリックして設定完了です。

ステップ5:Boxのアクション設定

1. テンプレートの「ファイルをアップロード」をクリックします。

2. 使用したいBoxのアカウントを選択し、「次へ」をクリックします。

3. 「ファイル名」を、アウトプットを用いて設定します。
「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」内にある、「アイテム名_トリガー」を選択します。これにより、ステップ3で取得したファイルの名前を引用できます。

4. 以下のように設定します。

  • 格納先フォルダのコンテンツID:ファイルのアップロード先となるBoxのフォルダを開き、URLの数字部分を入力
  • ファイルの添付方法:「アウトプットを使用する」を選択
  • ファイル:「ダウンロードしたファイル_○○」を選択

設定が完了したら、「テスト」をクリックしてテストを実行します。

5. 「テスト成功」の表示が出れば、Box内にファイルが保存されます。

実際にBoxのフォルダを開いて、ファイルがアップロードされているか確認してみましょう。

問題がなければ、「保存する」をクリックして設定は完了です。

ステップ6:トリガーをONにして動作チェック

以上で、すべての設定が完了です。
設定の完了後は、以下のようなポップアップが表示されるので、「トリガーをON」にします。実際にフローが正常に動作するかをチェックしてみましょう!

BoxのデータをOneDriveに連携したい場合

今回はOneDriveからBoxへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にBoxからOneDriveへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

BoxにアップロードされたファイルをOneDriveに保存する

BoxとOneDriveの両方でファイルを管理しており、BoxのデータをOneDriveにバックアップしている場合などにおすすめのフローです。

OneDriveやBoxのAPIを使ったその他の自動化例

OneDriveやBoxのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​もし気になるものがあれば、ぜひこちらも試してみてください!

OneDriveを使ったその他の便利な自動化例

OneDriveでファイルがアップロードされたらメールやチャットに自動通知したり、メールやチャットで受け取ったファイルを自動でOneDriveにアップロードすることも可能です。

Boxを使ったその他の便利な自動化例

他のツールの書類などをBoxに自動で保存したり、メールやチャットなどで受け取ったファイルをBoxに自動で保存したりすることも可能です。

終わりに

いかがでしたか?OneDriveとBoxを連携することで、ファイルのアップロードやバックアップを自動化。人為的ミスを防ぎつつ、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。
Yoom
を使うことで、ノーコードで少ないステップで連携を実現できるのも魅力ですね。

「もっと業務を効率化したい」「ファイル管理をラクにしたい!」と思った方は、ぜひ、まずは無料アカウントを作成してみてください。登録はたったの30秒で完了!登録後すぐにOneDriveとBoxの自動連携を体験できます。

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フローは自由にカスタマイズ可能。ぜひ、自社の業務に合う最適なフローを構築してみてください!

Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に</span>。ぜひ本記事を参考に便利なアプリ同士を連携し、様々な業務を自動化してみてくださいね!

この記事を書いた人
t.amaki
webライター・ディレクターとして2年以上活動しております。Yoomのビジョンに共感し、ブログ制作を担当させていただくことになりました。さまざまなライティング業務を通して培ったスキルを生かし、どんなユーザー様にも分かりやすく、かゆいところに手が届くようなコンテンツを皆様にお届けしていきます!
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