2024/11/07
自動化のアイデア

【Salesforce API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

s.yamashita
SalesforceとYoomの連携イメージ

目次

Salesforce APIでできること

Salesforceは顧客管理ツールとして優秀で、多くの企業で使用されています。Salesforce APIを利用することで、Salesforce上の情報を基にして様々な自動化が可能です。

たとえば、「Salesforceに登録された新規リード情報をデータベースに自動転記する」といったことができます。Salesforce上のデータ分析や複数人でデータ作業をするといった場面で、SalesforceのデータをGoogle スプレッドシートなどに転記することがありますが、この転記作業が不要になり、データの自動反映ができれば非常に便利です。

他にも、「Salesforceに新規リードが登録されたらチャットツールに自動通知」することもできます。チャットツールにアクセスすることなく、リード情報を自動的に展開することができるので迅速な対応が可能になります。

このように自分の環境に合わせて、自動化の内容を自由にカスタマイズできる点はAPIを利用する上での大きな魅力の1つと言えるでしょう。

Salesforce APIの利用方法

ここからは、Salesforce APIを実際にどのように使っていくかを解説します。
ノーコードでアプリ連携ができるYoomというサービスを利用することで、簡単に設定ができます。

[Yoomとは]

Yoomを利用していない方はこちらから無料登録をしてください。すでにYoomを利用している方はログインしておきましょう。

SalesforceをYoomと接続する方法

マイアプリ連携の設定

連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリックしましょう。

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「Salesforce」を検索していきます。

検索窓に「Salesforce」と入力して、Salesforceをクリックします。
そうすると入力画面が表示されるので、ログインをしてください。

Salesforce上での操作については以下のヘルプ記事を参照してください。

>ヘルプ記事:Salesforceのマイアプリ登録方法

それぞれの項目の入力が完了したら、追加ボタンをクリックするとマイアプリ登録は完了です。
マイアプリに登録することで、Salesforceが用意しているあらゆるAPIをYoomから利用することが可能になりました!

Yoomのテンプレートを利用してSalesforce APIをつかいこなそう!

Yoomにはたくさんの「フローボットテンプレート」が用意されており、クリックするだけで、たくさんのフローボットが利用できるようになります。フローボットについては以下の動画で詳しく紹介されています。

ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに用意されているテンプレートを紹介していきます。

Salesforce APIを利用して実現できる自動化の例

Salesforceの情報をデータベースに自動反映

Salesforce APIを活用することで、Salesforceの情報を外部データベースに自動的に反映させる自動化が可能です。これにより、Salesforce上でのデータ変更がリアルタイムまたは定期的にデータベースへ同期され、複数のシステム間でのデータ整合性が保たれます。

たとえば、カスタマー情報の更新、商談状況の変更などがSalesforce上で行われた際、これらの情報をAPIを通じて外部のデータベースに転送し、自動的に反映させることができます。これにより、データベースの管理者や他のチームは、Salesforceに直接アクセスしなくても、最新の情報を容易に把握できるようになります。この自動化により、重複データの入力や手動更新の手間が減少し、業務効率が向上します。

新規リード情報の自動通知

Salesforce APIを活用すれば、Salesforceに新規リードが登録されたタイミングで、GmailなどのメールアプリやSlackなどのチャットツールに通知を自動送信するフローを構築できます。これにより、リード情報が見逃されることなく、担当者が素早く対応できるようになります。通知は自動で行われるため、リード獲得後すぐにフォローアップが可能になるのは嬉しいポイントです。さらに、通知内容や送信先のカスタマイズもできるため、営業チームやマーケティングチームなど、必要な部署への情報共有がスムーズに行えます。通知の送信頻度や内容も柔軟に設定できるので、リードの重要度やステータスに応じた適切な対応が可能になるでしょう。

他にもSalesforceのレポート情報を指定した日時に自動で通知するといったこともできるので、気になる方は以下のテンプレートを確認してみてください。

3つ以上のアプリと連携することで以下のような自動化も可能です。

取引先ごとにフォルダを自動作成

Salesforce APIを活用すると、Salesforceに新しい取引先が登録されるたびに、DropboxやGoogle Driveなどにフォルダを自動的に作成する仕組みが構築できます。この自動化により、取引先ごとのファイル管理が効率化され、担当者はすぐに必要な情報やファイルを整理・共有しやすくなります。

たとえば、Salesforceに新規取引先が追加されると、自動でDropboxやGoogle Drive上に該当取引先名のフォルダが生成され、関連書類や資料をそのフォルダにまとめて管理できるようになります。これにより、取引先ごとのファイルを探しやすくなり、別のチームメンバーと情報を共有する際にも役立ちます。

予定をカレンダーに自動追加

Salesforce APIを利用することで、Salesforceで登録された行動情報(活動)や商談の内容を自動でGoogleカレンダーに追加する仕組みを実現できます。これにより、重要な予定やタスクがGoogleカレンダー上にすぐに反映され、スケジュール管理がさらに効率化されます。

たとえば、商談の登録や活動内容がSalesforceに入力されると、その情報が自動でGoogleカレンダーにイベントとして表示されるようになり、ユーザーは複数のシステムを横断することなく予定を一元的に把握できます。これにより、日々の活動や商談をカレンダー上で簡単に確認でき、スケジュールを視覚的に管理できるようになります。

Salesforce APIの利用をおすすめしたい方

  • 新規リードを素早く察知する必要がある営業パーソン
  • 会議の頻度が高くスケジュール管理に手間を感じている方
  • 初動対応担当の営業事務

まとめ

この記事では、Salesforce APIを利用したアプリ連携と実際の自動化例をご紹介しました。Salesforce APIを用いることで、新規リード情報の自動通知や予定をカレンダーに自動追加することが可能になります。これにより、管理業務にかかる時間を大幅に削減できるので、業務効率の向上が期待できます。記事内でご紹介したテンプレートで気になるものがあれば、「試してみる」を押すだけで簡単に使用可能です。

Yoomを活用することで、プログラミングの知識がなくても簡単に自動化を導入できます。体験してみたい方は、こちらから無料登録してください。

この記事を書いた人
s.yamashita
某上場企業のBPO事業部でSVを3年、メディア記事の編集・執筆を2年半ほど経験してきました。 他社からの委託業務を担当する仕事柄、多種多様なアプリを使用する機会がありました。 どうにか作業の効率化ができないかと悩んでいた時にYoomを知り、簡単にアプリ同士を連携させて自動化フローを作れることに感動したのを今でも覚えています! メディア記事に携わっていた経験を活かし、Yoomの魅力を分かりやすく伝えることで、みなさんの業務効率化をお手伝いできたら嬉しいです。
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Salesforce
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