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営業ポジションは本当に大変です。たくさんの顧客を管理しつつ、複数の商談を進めていく…
言葉にすれば簡単に聞こえるプロセスの中に、一体どれだけのタスクが潜んでいることでしょうか。
しかしそれを乗り越え、実際に契約まで結びつけられた時の喜びは一入ですよね!
では、目標達成までの道のりを少しでも穏やかにして、もっと商談の波に乗れるよう、契約書周りの事務作業を自動化してみませんか?
今回はSalesforceとDocuSignの連携で業務フローの自動化についてご紹介します。
SalesforceをDocuSignと連携することで、以下のようなメリットを得られるようになりますよ!
1.Salesforceの情報を基に契約書の自動作成&送付ができる!
Salesforceで管理している商談が指定のフェーズなった場合、その情報を取得し、DocuSignで契約書を自動作成&送付できるようになります!
これにより契約締結までの時間短縮が見込めるでしょう。
2.事務作業の負担軽減
後回しにしがちな事務作業が自動で完結する上、契約書という重要な書類を手動で作成しなくてもよくなるため、作業負担の軽減が期待できます!
特に顧客管理から商談、契約までをワンオペで行っている場合、自動化のメリットは大きいでしょう。
アプリ同士の連携にはプログラミングの知識を必要とすることがほとんど。
しかも、知識があったとしても業務フローを自動化できるようになるまで、かなりの日数がかかります。
一方でYoomはノーコードでアプリ同士の連携が可能です!そのため時短で業務フローの自動化が実現できちゃいます。
また、操作も簡単なため、パソコンに詳しくない方にも優しいツールになっているというのも最大の利点でしょう。
では、ここからは実際に「Salesforceの商談フェーズが指定のフェーズになったらDocusignで契約書を送付する」という業務フローを自動化するフローボットを作成します。
国産ノーコードツールのYoomを用いて作成するので、プログラミングの知識がない方でも簡単にフローの自動化が可能です!
Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!
イチからフローボットを作成せず、すでにフローが組んであるテンプレートを使用します。
Yoomにはテンプレートが色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!
Yoomの登録が終わったら、以下のバナーをクリックして進んでくださいね。
次はYoomと各アプリを連携させましょう。これを「マイアプリ連携」と言います。
テンプレートのバナーをクリックすると、画面の下に「このテンプレートを試してみる」というボタンがあるので押します。
そうすると「マイプロジェクト」というページに飛ぶので、画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択!
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右上の新規作成をクリック!検索窓に「Salesforce」と入力するとSalesforceのアイコンが出てくるのでクリックしましょう。
ここから先はわかりやすいヘルプページがあるので、参考にしてくださいね!
Salesforceのマイアプリ連携が終了したら、次はDocuSignのマイアプリ連携に進みましょう。
DocuSignにあらかじめログインしておくとすぐに終わるので、ログインしておくのがおすすめですよ!
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右上の新規作成から検索窓に「DocuSign」と入力すると、DocuSignのアイコンが出てくるのでクリックしましょう。

そうすると上記の画面のように表示されるので「アクセスの許可」を押せばマイアプリ連携の完了です。とても簡単ですよね!
次からはフローボットの設定に行きます!
画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Salesforceの商談フェーズが指定のフェーズになったらDocusignで契約書を送付する」をクリック!
右上の編集するを押しましょう。
今回のフローボットの作成手順は全部で5段階です。
と言っても、テンプレートを利用したことでほとんどの設定は完了している状態です。とても簡単にフローボットを作ることができるので安心してくださいね。
Salesforceのアイコンの「アウトバウンドメッセージを受信したら」を押します。
テンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、Salesforceと連携するアカウント情報が正しいか確認してから次へをクリック!
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Webhookの設定をします。こちらの記事で詳しい説明がされているので、内容に沿って設定しましょう。
完了したら下にあるテストを押して、青く「テスト成功」と表示されたら保存を押します。
Salesforceのアイコンの「指定の商談情報を取得」を押します。
こちらもテンプレートを利用したことにより、タイトルと実行アクションはあらかじめ入力されているので、アカウント情報が正しいかをチェック!
下に進み、マイドメインURLとオブジェクトAPIの参照名を入力します。
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赤枠に沿って入力したら次へを押しましょう。
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Salesforceの指定したテーブルから条件に合うレコードを1行取得しましょう。
上記の画像のようになっていればOKなので、下にあるテストを押して、青く「テスト成功」と表示されたら保存を押します。
Salesforceのアイコンの「取引先責任者を取得」をクリック!
こちらも下に進み、マイドメインURLとオブジェクトAPIの参照名を入力しましょう。

今回は取引先責任者の情報を取得したいので、画像のようになればOKです!
再びテストを押して成功したら保存しましょう。
Salesforceのアイコンの「取引先情報を取得」を押します。
今までと同じく下に進み、マイドメインURLとオブジェクトAPIの参照名を入力しましょう。

ここまでの流れと同じように取引先情報を取得します。
画像のようになっているか確認できたらテスト→テスト成功→保存をお忘れなく!
DocuSignのアイコンの「テンプレートからエンベロープを作成・送信」を押します。
こちらもテンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、DocuSignと連携するアカウント情報が正しいか確認できたら次へをクリックしましょう!
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必須項目を埋めていきます。赤枠に沿って入力してくださいね!

テンプレートIDはボックス内をクリックすると上記のように候補が表示されるので、任意のテンプレートをクリックしましょう!
後は受信者の項目を埋めたらテストを押して青く「テスト成功」と表示されたらOKです!
これにてSalesforceとDocuSignの連携は完了です。
「やってみたいかも…」と思った方は、ぜひバナーをクリックしてYoomをチェックしてみてくださいね。
SalesforceとDocuSignの連携で契約書の作成が自動化できれば、契約締結までのワークフローが迅速かつ簡単になります!
つい後回しにしてしまいがちな事務処理が瞬時に対応完了するので、タスクが積もることなく、営業活動に力をいれやすくなることでしょう。
また、Yoomはプログラミングが未経験でもすぐに業務フローの自動化が叶うので、仕事の合間にYoomを試すこともできちゃいます!
ぜひ1度、フローボットの作成にチャレンジしてみてくださいね。