SalesforceとOneDriveの連携フローの作り方
連携プロセス
ここからは実際にアプリ連携の手順を解説していきます。大まかな流れは以下となります。
・SalesforceとOneDriveをマイアプリ連携
・テンプレートをコピーする
・Salesforceでトリガー設定、OneDriveでアクションを設定する
・トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了
すでにYoomに登録済みの方はログインをし、まだ登録していない方は無料登録をして設定を進めていきましょう。
ステップ1:SalesforceとOneDriveをマイアプリ連携
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はじめにマイアプリ連携を行なっていきます。
Yoomにログイン後、画面左にある「マイアプリ」→「+新規接続」の順番でクリックをしてください。
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次に表示される「マイアプリの新規接続」にてSalesforceを検索しましょう。
ここでアプリが2つ表示されたら、(Sandbox環境)と書いていない方のSalesforceをクリックしてください。
その後、Salesforceのログインページに移りますので、利用したいアカウントでログインを行い、アクセスを許可してください。
これでSalesforceのマイアプリ連携が完了しました。
※Salesforceは、一部有料プランでのみご利用いただける機能で、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
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同様にOneDriveを検索しクリックしましょう。
クリックするとMicrosoftのサインインページに移りますので、利用したいアカウントでサインサインをしてください。
これで、OneDriveのマイアプリ連携が完了しました。
ステップ2:トリガーを設定
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テンプレートを使って、Salesforceのトリガー設定を行なっていきます。
「取引先オブジェクトに新規レコードが登録されたら」をクリックしましょう。(画像では文末が省略されています)
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次の画面ではタイトルとアカウントを確認します。
ここで正しいアカウントが選択されているか確認を行いましょう。
アカウントを複数所有されている方は、別のアカウントが選択されている場合があります。
また、タイトルは任意で編集が可能ですが、「トリガーアクション」は変更せず「次へ」をクリックして先に進みましょう。
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次に「トリガーの起動間隔」と「マイドメインURL」を確認および編集します。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
マイドメインURLはSalesforce内から確認し入力しましょう。
全て入力したら「テスト」をクリックしてください。画面下の「アウトプット」でSalesforce内の取引先情報が取得できていれば成功です。
忘れずに「保存する」をクリックして設定を完了させましょう。
ステップ3:アクションを設定
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次にOneDriveのアクション設定を行なっていきます。「フォルダを作成」をクリックして設定を進めていきましょう。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
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こちらも先ほどと同様、タイトルとアカウントを確認します。アクションは変更せず「次へ」をクリックして先へ進みましょう。
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次の画面ではOneDriveの「ドライブID」と「親フォルダのアイテムID」を設定します。
入力欄をクリックし、OneDrive内の候補から保存先を指定しましょう。
また、「親フォルダ名」は任意で設定ができます。
「フォルダ名」は初期設定で「{{取引様名}}様」となっています。
クリックすると、先ほどSalesforceから取得した情報を引用できますので、こちらも任意で指定してください。
各項目の設定が完了したら「テスト」をクリックしましょう。
画面下の「アウトプット」にて「作成したフォルダのアイテムID」と「作成したフォルダのURL」が出力されていれば成功です。
こちらも忘れずに「保存する」をクリックしましょう。
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最後にトリガーをONにし設定完了です。
スケジュールトリガーを設定した場合、起動タイミングを待たずに手動でフローを稼働できます。