SalesforceとZoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/04/01

【ノーコードで実現】SalesforceのデータをZoomに自動的に連携する方法

m.chisaka

「リード登録後に手作業でZoom会議を設定するの面倒だな…」
「商談が進行しているのに、またミーティングの設定を後回しにしちゃったな…」
こんなモヤモヤを解消したいと思っていませんか?

SalesforceとZoomの連携により、リードへの対応や営業活動を自動化できます。
たとえば、Salesforceで新規リード登録後に、Zoomミーティングが作成され、メールを送信することが可能です!
さらに、商談ステージの進捗に応じてZoomミーティングを作成することもできます。
<span class="mark-yellow">手作業での設定や共有の手間を省き、もっとスピーディーに対応しましょう!</span>

今回ご紹介する自動化は、ノーコードで簡単に設定できます!
自動化の設定を1度行うだけで良いので、導入のハードルも低いでしょう。
それでは、詳しい設定方法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSalesforceとZoomの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSalesforceとZoomを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐに連携が実現できます。

SalesforceとZoomを連携してできること

SalesforceとZoomのAPIを連携すれば、SalesforceのデータをZoomに自動的に連携することが可能になります!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにSalesforceとZoomの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Salesforceでリード登録されたらZoomで会議を作成しメールで通知

新規顧客をリードとして登録した際に初回説明会のZoom設定を連動させたい場合や、ウェビナーやイベント申し込み情報をSalesforceで管理している方で、Zoomのリンクを自動送信したい場合にオススメのフローです。

Salesforceの商談ステージが特定の段階になったらZoomミーティングを自動スケジュールする

商談の進捗状況に合わせて迅速にミーティングを自動設定できるため対応漏れを防ぎたい方や、タスク管理を減らして業務効率化を図りたい方にオススメのフローです。

SalesforceとZoomの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にSalesforceとZoomを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでSalesforceとZoomの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は、Salesforceでリードが登録されたらZoomで会議を作成しメールで通知するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けると以下の通りです。

  • SalesforceとZoomのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Salesforceのトリガー設定及びZoomのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:SalesforceとZoomをマイアプリ連携

Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。

検索ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。

SalesforceとYoomの連携方法

Salesforceを検索すると、ログインページが表示されます。
ログイン後、アクセス許可を行うと、連携完了です!
※詳しい登録方法はこちらをご確認ください。

※Salesforceはチームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。フリープラン・ミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーになってしまうのでご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランには、2週間の無料トライアルがあります。無料トライアル期間中なら、普段は制限されているSalesforceも問題なくお試しいただけます。ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね!

ZoomとYoomの連携方法

Zoom(OAuth)を検索すると新規登録画面が表示されます。
「Client ID」と「Client secret」を入力すると、連携完了です!
※詳しい登録方法はこちらをご確認ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 下のバナーの「試してみる」を押す。
  2. 移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
  3. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。
    ※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。

テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、すぐに設定する場合はテンプレートを開く必要はありません。設定を中断した場合は「マイプロジェクト」から開いて再開しましょう!)

  1. アプリトリガー(Salesforceアプリ)を開く

「リードオブジェクトに新規レコードが登録されたら」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Salesforceと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「トリガーアクション」:「リードオブジェクトに新規レコードが登録されたら」を選択

  1. アプリトリガーのAPI接続設定をする

「トリガーの起動間隔」を5分・10分・15分・30分・60分から選択します。
早めにZoomでの会議作成を行いたい場合は、短い感覚で設定しましょう!
プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意ください。

「マイドメインURL」を入力します。
赤枠の注釈を確認しながら、設定を行いましょう。
入力完了後「テスト」を押します。

テストに成功するとアウトプットが表示されます。
連携設定に必要な情報になるので確認してから「保存する」をクリックしましょう。
(実際には、項目の横に具体的な値が表示されます。)
※アウトプットの詳しい説明はこちらをご確認ください。

ステップ4:Salesforceのレコード情報を取得

  1. Salesforceアプリを開く

「レコードを取得する」をクリックします。

  1. データベースの連携をする

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Salesforceと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「実行アクション」:「レコードを取得する」を選択

「マイドメインURL」と「オブジェクトAPI参照名」を入力します。
※APIの参照名が分からない場合は、こちらをご確認ください。

  1. データベースの詳細設定をする

「取得したいレコードの条件」を入力します。
プルダウンとアウトプットを使って選択していきましょう。
【アウトプットの活用方法】
①入力欄をクリックして、アウトプットを表示
②「リードオブジェクトに新規レコードが登録されたら」をクリック
③「リードID」を選択

入力完了後「テスト」を押して、テストに成功するとアウトプットが表示されます。
(実際には、項目の横に具体的な値が表示されるので確認しましょう。)

ステップ5:Zoomでミーティング作成

  1. Zoomアプリを開く

「ミーティングを作成」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Zoom(OAuth)と連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ミーティングを作成」を選択

  1. APIの接続設定をする

まずは「メールアドレス」「トピック」「パスワード」を入力しましょう。
トピックは、アウトプットを活用して設定するのがオススメです!

「会議の説明」もトピック同様に、アウトプットを活用すると簡単に設定することができます。

「開始日時」は日付欄から選択することができます。
テンプレート上では「翌日の12時」と設定されていますが【今月末】や【翌月月初】なども選ぶことができるので、必要に応じて変更しましょう。

最後に「タイムゾーン」と「会議時間」を入力したら「テスト」を押します。
(※タイムゾーンは任意項目なので入れなくても大丈夫です!)

テストに成功すると、アウトプットが表示されます。
表示内容を確認したら「保存する」をクリックしましょう。
設定完了まであと少しです!

ステップ6:メールを送信

  1. メールアプリを開く

「メールを送る」をクリックします。

  1. メールの設定をする

実際に送信する「メール内容」を設定していきます。
送り先(To)ですが、Salesforceの商談情報の中にメールアドレスを入力する箇所がないため「説明」欄にメールアドレスが入力されていることを想定しています。
※詳しいメール送信の設定方法はこちらをご確認ください。

「件名」や「本文」もアウトプットを活用しながら設定すると簡単に入力ができます!

「次へ」を押すと、メールの送信内容が表示されます。
内容を確認して問題なければ「テスト」を押します。
「テスト」に成功したら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ7:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しくフローボットが起動するか動作確認をしましょう。
設定、お疲れ様でした!

以上が、Salesforceでリードが登録されたらZoomで会議を作成しメールで通知するための連携手順になります!

ZoomのデータをSalesforceに連携したい場合

今回はSalesforceからZoomへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にZoomからSalesforceへのデータ連携を実施したい場合は、以下のテンプレートも併せてご利用ください。

Zoomウェビナーが終了したら参加者をSalesforceにリード登録

ウェビナー参加者のデータをSalesforceに手入力している方や、ウェビナーイベントの効果測定をSalesforceで行いたい場合にオススメのフローです。

Zoomウェビナーが終了したら参加者情報をSakesforceにリード登録し、フォローアップメールを送信

ウェビナー参加後のフォローアップとしてメール送信を行いたいと考えている方や、メール送信時の送信漏れや転記ミスに悩んでいる方にオススメのフローです。

Salesforce‍やZoomのAPIを使ったその他の自動化例

SalesforceやZoomのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!

Salesforceを使った自動化例

Salesforceへの自動格納やレコードの自動更新が可能です。
自動通知やメールの自動送信なども他のツールと連携することで自動化できるため、チーム内での共有や顧客への連絡をスムーズに対応することが可能です。

Zoomを使った自動化例

Zoom会議の作成、文字起こし、録画データの保存、参加者情報を他のツールへの登録などを自動化することができます。
また、通知作業も自動化できるため、Zoom会議の設定から会議終了後の作業まで一連の業務を効率化することが可能です。

終わりに

SalesforceとZoomの連携により、営業業務の手間とミスを解消できます。
<span class="mark-yellow">特にSalesforceの新規リード登録をトリガーに、Zoom会議を設定し、メールで送信する自動化は、対応スピードと精度を向上できるでしょう!</span>
また、商談ステージに応じて自動的にZoomミーティングをスケジュールする自動化は、スムーズに営業活動を進められるはずです。
さらに、ZoomからSalesforceの逆パターンの連携も可能なので、ウェビナー後のフォローアップも確実に行えます。

「導入を検討したい!」「実際に操作してみたい!」という方は、こちらから無料アカウントを作成してみてください。
登録はたったの30秒で完了するので、業務の間にササッと登録できます!
ノーコードで簡単に自動化を導入したい方にこそ試していただきたいです。

この記事を書いた人
m.chisaka
メガバンクや市役所など、10年間事務職として勤務してきました。経費事務や日程調整など、日々の「ちょっとした手間」に直面した経験から、Yoomを活用した事務作業を少しでも楽にするアイデアや具体的な活用法を発信しています。
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