2024/10/22
アプリ同士の連携方法

Sansanの名刺情報をGoogle スプレッドシートへ自動追記する方法

a.ohta

目次

名刺交換はビジネスパーソンの基本とも言えますよね。そして、交換した名刺をしっかり管理できているかどうかは、仕事をスムーズに運ぶ上でも大切なことです。
そこで今回は、<span class="mark-yellow">名刺管理に優れたSansanと、共同管理や編集が容易なGoogle スプレッドシートを連携してみました。</span>
SansanのデータをGoogle スプレッドシートで詳細に管理しているのであれば、価値ある連携ではないでしょうか。自動化を導入して、業務環境を快適にしませんか?

SansanとGoogle スプレッドシートを連携するメリット

1.作業を簡易化する

この連携により、Sansanの名刺データが更新されると、Google スプレッドシートのデータも自動更新されるようになります。
Sansanを更新さえすれば良くなるため、入力作業を削減し、二度手間も解消できるでしょう。
異なるツールを移動しながら転記作業をする必要はありません。作業が簡易化されるため、業務フローの見直しにもつながります。

2.チーム間の連携がとりやすい

異なる部署間の連携促進にも効果的です。例えば、営業部が使用しているSansanと、経理部が使用しているGoogle スプレッドシートの連携などが当てはまります。
Sansanのデータさえ更新すれば、請求先情報(住所、担当者名、社名など)を、経理部が確認しやすくなります。
更新はオンタイムで行われるため、データが更新された旨を連絡せずとも、新しいデータを確認しやすくなるでしょう。

[Yoomとは]

これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで、「Sansanで名刺情報が更新されたらGoogle スプレッドシートに追加する」というフローボットの作成方法を紹介します。
Yoomの登録後、ぜひ作成してみてください!

<span class="mark-yellow">【ご確認ください】</span>

※Sansanは一部有料プランでのみご利用いただけます。
※有料プランは2週間の無料トライアルを行うことが可能です。

上記のフローボットテンプレートは、下記よりコピー可能です。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

SansanとGoogle スプレッドシートの連携フローの作り方

ステップ1:SansanとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携

テンプレートがコピーされ、上記のような画面になります。
Yoomの「マイプロジェクト」というページに移行しているため、画面の左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

まずは、Yoomと各ツールの連携を行います。右上の「新規接続」をクリックしましょう。

SansanとYoomの連携

1.検索する

Sansanのアイコンをクリックします。

2必須項目を入力する

補足に従い、Sansanの管理画面からAPIキーを取得しましょう。

3.追加する

必須項目が入力できたら、右下の追加をクリックします。

上記の表示がされれば連携完了です。

Google スプレッドシートとYoomの連携

1.検索する

Google スプレッドシートのアイコンをクリックします。

2.アカウントを選択

Yoomと連携するGmailアドレスのGoogleアカウントを押しましょう。

3.Yoomにログイン

画像のページに移行するので、規約を読み次へをクリックします。

4.YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています
続行を押しましょう。
認証画面に移行したら、<span class="mark-yellow">権限を全て許可する</span>を選択してください。

5.連携完了

画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

6.Google スプレッドシートの用意

Sansanのデータを管理しているGoogle スプレッドシートの作成がまだの場合は、用意しておきましょう。
今回は画像のように作成しました。

以上でSansanとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携が完了しました。
次は、マイプロジェクトにコピーされたテンプレートを利用し、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:Sansanから情報を取得する設定

1.マイプロジェクトを開く


画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く

「【コピー】Sansanで名刺情報が更新されたらGoogle スプレッドシートに追加する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択

Sansanのアイコンの「名刺情報が更新されたら」を選択してください。
次へを押します。

4.トリガー起動間隔の設定

プルダウンから起動間隔を設定しましょう。トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

5.名刺情報を更新する

別タブでSananを開き、テスト用の名刺を更新してください。

6.テストの実行

Yoomに戻り、テストボタンを押しましょう。
テスト成功と表示が出たら、トリガーの設定は完了です。保存をしましょう

ステップ3:Google スプレッドシートを更新する設定

1.アプリトリガーを選択

Google スプレッドシートのアイコンの「レコードを追加する」を選択してください。
下へスクロールしましょう。

2.必須項目の設定

必須項目を入力していきます。ボックスをクリックしてください。


ボックス内をクリックすると画像のように一覧表示されるので、名刺の情報を蓄積するGoogle スプレッドシートを選択してください。
タブ名も同じように設定しましょう。

テーブル範囲に関しては用意したGoogle スプレッドシートに依存するため、Google スプレッドシートの内容に沿って入力していきましょう。
入力出来たら次へを押します。

3.追加するレコードの値

追加するレコードの値を設定していきます。
このページに表示されているボックス名は、先ほど連携したGoogle スプレッドシートに依存しています。
そのため、画像の表示と異なる場合がありますが、設定方法は同じとなります。

まずはボックスをクリックしましょう。


Sansanの項目を選択します。

Sansanの設定でテスト送信した名刺データが一覧表示されます。
ボックスの項目名と等しいデータを選択しましょう。
画像の場合、ボックスの項目名が「追加日」のため、Sansanからは「名刺登録日時」を選びました。


データが挿入できると画像のようになります。
他のボックスに関しても、同様に設定していきましょう。

4.テストの実行データの挿入が完了したらテストボタンを押しましょう。
テスト成功と表示が出たら、ト設定は完了です。保存を押してください。

5.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
以上でSansanとGoogle スプレッドシート使用したフローボットの作成は完了です。

今回使用したフローボットテンプレート
Sansanで名刺情報が更新されたらGoogle スプレッドシートに追加する

Sansan・Google スプレッドシートを使ったその他の自動化例

他にも、SansanやGoogle スプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Sansanに登録された名刺情報をGoogleスプレッドシートに登録する
更新だけではなく追加にも対応しています。今回のフローボットとの併用がおすすめです。

2.Googleスプレッドシートで行が追加されたらSansanで名刺データを登録する
Google スプレッドシートからSansanへの登録も可能です。必要に応じて使い分けはいかがでしょうか。

3.Sansanで登録されたらGmailでお礼メールを送りGoogle スプレットシートに記載する
名刺交換をした後のフローも自動化しましょう。お礼を忘れる心配がなくなるはずです。

まとめ

SansanとGoogle スプレッドシートを連携して、業務フローを自動化しましょう。名刺データの管理がしやすくなり、業務のスピードアップにつながるはずです。
また、手入力が削減されるため、時間と労力を節約できるのではないでしょうか。
Yoomでは他にも様々な自動化が導入可能です。ぜひお試しください。

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
タグ
Sansan
Google スプレッドシート
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