2024/06/24
アプリ同士の連携方法

Slackの情報をGoogleスプレッドシートに自動で追加する方法!

c.yamada

目次

「あの、半年前くらい前にSlackでもらった資料なんですけど…まだありますか?」って、上司に言ったことありますか?自分はあります。一字一句間違えず言いました。そしたら怒られました。

当たり前ですよね。ツッコミどころの多い聞き方だし、必要なデータならなぜダウンロードしておかなかったんだって話です。すみません。

でも、Slackに添付されていたファイルを見るだけ見て、ログが流れて探せなくなったことってありませんか?しかも無料プランだとログは閲覧期限があるので、そうなったらもう上司に怒られる道しかない訳です。

かといって日々淡々と送られてくるファイルをすべて手動ダウンロード→即座にファイル分けなんて面倒だし、タスクの優先順位度的には低い…。となると、SaaSツールなんかを利用して、Slackに送られてきたメッセージとファイルを自動でスプレッドシートに追加…あたりが妥当なのでは?

ということでSlackとGoogleスプレッドシートを連携してSlackに送られてきた情報をスプレッドシートで管理するフローボットを、Yoomサービスを利用して作ってみました。

Slackとスプレッドシートを連携するメリット

Slackにチャンネルがたくさんある場合、どこに何のメッセージが送られて来ているのかわからなくなりませんか?Googleスプレッドシートと連携すると、チャンネルごとのログが残せるようになるので、問い合わせやデータのやり取りなどの情報を残したい場合にはすごく便利です。

特にファイル管理なんかは本当に便利。あっちこっちのチャンネルにあるファイルをいちいち開いて探す手間がなくなります。

他にも、大人数で共有しているスプレッドシートと核となる人物しか参加できないSlackなんかを連携したい時にも便利です。核となるメンバーはSlackに投稿→他の人はスプレッドシートのみを確認。そうすることによりアプリの行き来も省けますし、特定のチャンネル内のメッセージを大人数に知らせ、かつログも残せる。掲示板みたいな使い方ですね。

連携するための準備

とは言え自分はプログラミングなんかはできないですし、そもそもニガテです。なのでフローボットを作成する時に発生する専門用語的なものはなるべく簡潔に、かつ画像を交えながらポイントをお伝えしていきます。

今回はテンプレートを使用することにしましょう。

https://lp.yoom.fun/fb-templates/69935

Yoomにはこんな風にテンプレートを用意しているので、あてはまるものをチョイスします。

今回は「Slackに送信されたメッセージ&ファイル&URLをスプレッドシートに追加する」というフローボットを作ってみました。これがあればログを漁らなくてすむ…!

ちなみに、自分が「作りたい!」と思っている自動化システムと全く同じテンプレートが無いこともありますが、似つかわしいものをいじってみると意外と簡単に作れたりもします。ちなみに、今回自分が作ったフローボットもそうです。

Googleスプレッドシートの準備

まずはSlackのメッセージを追加するスプレッドシートを用意します。今回は以下のようにしてみました。

かなりシンプル。でもまあこのくらいが見やすいよね。

メッセージ、添付ファイル、URLとわかりやすい項目にした方がフローボットの設定上ラクなので、このスプレッドシートと同じ感じにするのがおすすめです。

Yoomワークフロー作成

スプレッドシートが用意できたらあとは実際にYoomにてフローボットを作成するのみです。

このURL内の下に「このテンプレートを試してみる」というボタンがあるのでクリック。登録などが済んだら「マイアプリ連携」をしましょう。

【Slackのマイアプリ連携】

https://intercom.help/yoom/ja/articles/5483092-slack%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E7%99%BB%E9%8C%B2%E6%96%B9%E6%B3%95

スプレッドシートも同じように連携してください。Google系のマイアプリ登録はめちゃ簡単なので瞬殺で終わりますのでご安心を。

Slack投稿を自動でスプレッドシートに転記する手順

Yoomでのワークフロー設定詳細

テンプレートを使用するとメニューのマイプロジェクトの中に「【コピー】Slackチャンネルに投稿されたら、投稿内容をGoogleスプレッドシートに追加する」というフローボットが自動で作成されます。

テンプレートで外郭はできているので、中身の設定を変えるだけです。ではレッツゴー。

Slackの設定

右上の編集を押して、Slackのアイコンが書いてある「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリック。

       ↓

今回はファイル管理がしたいのでアプリトリガーのタイトルを「ファイルがチャンネルに投稿されたら」に変更しました。これはお好みでOK!

       ↓

Slackと連携するアカウント情報を選択

       ↓

トリガーアクションのプルダウンから「ファイルがチャンネルに投稿されたら」を選択して次へ。

       ↓

チャンネルIDを選びます。

ここで選んだチャンネルにファイル付のメッセージが送信されるとスプレッドシートに追加されるので、該当するチャンネルをチョイスするのですが、まずはテストをしたいのでテストメッセージを送信しても支障のないチャンネルを選ぶのがおすすめです。

       ↓

テスト送信をします。

今回は以下のようなメッセージ、ファイル、URLを送信しました。

ここで必ずメッセージ、ファイル、URLの3つは送信しくださいね。

       ↓

テストのボタンをクリックして成功したら、アウトプットを登録します。「なにそれ?」って思った方は説明通りに操作してもらえれば問題ないので、わからなくても大丈夫です。正直自分もよくわかってないです。

取得する値を追加をクリック

       ↓

すると頭の痛くなるような英語の文字列が出てきますが、その中から「url_private_download」を見つけて、+マークをクリックする

これがいつもログで流れていく求めるべきファイルのダウンロードURLになります。もう逃がさない。

       ↓

次にHPのURLやスプレッドシートのURLが添付されていた時のことも考えて、ファイルではない普通のURLも保存しておけるようにURLのアウトプットもクリックしましょう。

       ↓

保存するを押してSlackの設定は終わりです。意外と簡単なんですねー。

Googleスプレッドシートの設定

スプレッドシートのアイコンがある「レコードを追加する」をクリック

       ↓

連携するアカウント情報を選び、実行アクションは「レコードを追加する」をチョイス

       ↓

Slackの情報を追加するスプレッドシートのIDを入力し、タブ名からシートを選択。テーブル範囲も決めちゃいましょう。今回はA1:Cにしました!

       ↓

次へを押すと、「追加するレコードの値」というのが出現します。

この値は、作成したスプレッドシートに基づくものになっているので、スプレッドシートを作成する段階でメッセージ、添付ファイル、URLとわかりやすい項目にした方がフローボットの設定上ラクと言ったのはこれが理由です。

       ↓

ここに先ほど追加した「アウトプット」というものを選択していくわけです。

画面みたいな感じに出てくるので、該当するものを選んでください。

メッセージ=メッセージ内容

添付するファイル=url_private_download

URL=url

Slackからスプレッドシートへのデータ送信テスト

アウトプットを選択し終わったらすぐ下にあるテストを押してみましょう。

すると、なんということでしょう!!!先ほどSlackに送信したメッセージがスプレッドシートに追加されているじゃありませんか!!

これでもうファイルをダウンロードしそこねてログを漁ったり、上司に怒られなくてすみます。

忘れずに保存ボタンを押してくださいね!

テスト用のチャンネルを実際のチャンネルに変更する

テスト送信用のチャンネルに登録していた場合は、実際に使用するチャンネルに変更しましょう!

Slackのアイコンが書いてある「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリック

       ↓

この一番初めのページは設定が終わっているので次へ

       ↓

チャンネルIDを選びます。

ここで選んだチャンネルにファイル付のメッセージが送信されるとスプレッドシートに追加されるので、該当するチャンネルをチョイス。

保存するで終了です!

テストは押さなくても大丈夫です!お疲れ様でした。

Yoomでできるその他の便利な連携

最後に、役に立ちそうなテンプレート2つ紹介します。

今回はYoomのテンプレートを利用してフローボットを作ることができてすごく簡単でした。Yoomでは他にもたくさんのアプリと連携可能だし、色々なフローボットのテンプレートを今回のように使うことができるので、思い描いた業務の自動化が簡単に実現可能かも。

会議の内容の文字起こし

会議を録音

  ↓

文字起こしする

  ↓

Slackに送信

というフローボットです。チームで共有したい時に便利ですね。文字起こしなので要所をコピペして文書化することができたら、議事録なんかも簡単に作れるのでは…?

ミーティング設定やカレンダー追加、メール連絡を自動化

予定のすり合わせって結構めんどくさい。確認してミーティング室のURLを送信してリマインドして…みたいな。これが自動化できたら結構な革命がおきませんか?

上記のテンプレートは

フォームでMTG予約してもらう

  ↓

ZoomでMTGルームを作成

  ↓

Googleカレンダーで予定を作成

  ↓

GmailでMTG室を相手に送信

という流れが自動でできるんです。すごくないですか?

「MTGとかめちゃ大事なんだけどMTGルームの作成とか正直後回しだわ…」みたいな人って多いと思うんですけど、そういう人にめちゃおすすめです。

テンプレで叶う業務の自動化

色々なアプリと連携できる上に一括管理が可能Yoomには、色々なテンプレートが用意されています。

今回は比較的シンプルなフローボットの作成だけど、シンプルなものこそテンプレートがあれば本当にすぐに自動化が叶うため、どんどんテンプレートを使用して色々と試してみるのがイチバンです!フローボットを作成して、AIと一緒に時間を作っていきましょう!

この記事を書いた人
c.yamada
Yoomのマーケティングを担当しています。 世界中の人々にYoomを広めて、それぞれの業務を効率化してもらうために日々活動しています!
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