2025/01/23
アプリ同士の連携方法

スマレジとGoogle スプレッドシートを連携して、1日1回前日の取引データをスマレジから自動取得して、Googleスプレッドシートに転記する方法

m.wadazumi
スマレジとGoogle スプレッドシートの連携イメージ

目次

 

毎日、前日のスマレジの取引データを手動でGoogle スプレッドシートに記録していませんか?
この作業を自動化すれば、作業負担や時間を大幅に短縮できます。
これにより、手動での取引データの登録が不要になり、登録ミスや漏れを未然に防げます。
また、Google スプレッドシートに取引データを自動登録できるため、分析にも役立つでしょう。
本記事では、スマレジとGoogle スプレッドシートを連携して、1日1回前日のスマレジの取引データをGoogle スプレッドシートに転記する方法を解説します。

こんな方におすすめ

  • 毎日、スマレジの取引データをGoogle スプレッドシートに記録している店舗運営者
  • Google スプレッドシートで売り上げ分析を行っている方
  • データの登録ミスを防ぎ、正確な情報を取得したいと考えている経営者

それではここからノーコードツールYoomを使って、「1日1回前日の取引データをスマレジから取得して、Googleスプレッドシートに転記する」方法をご説明します。

[Yoomとは]

スマレジとGoogle スプレッドシートの連携フローの作り方

Yoomのスケジュールトリガー機能で1日1回起動し、前日の取引データをスマレジのAPIを介して受け取り、Google スプレッドシートのAPIを通じてレコードを追加することで自動化を実現できます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • スマレジとGoogle スプレッドシートをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるスケジュールトリガーの設定とその後に続くスマレジ・Google スプレッドシートのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、スマレジとGoogle スプレッドシートの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:スマレジとGoogle スプレッドシートをマイアプリ登録

スマレジとGoogle スプレッドシートをYoomに接続するマイアプリ登録を行ってください。
最初に、マイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定が容易に進められます。

まず、スマレジのマイアプリ登録を行いましょう。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。

スマレジを検索欄で検索するか、一覧から探してください。

以下の画面が表示されたら、枠内の設定を行いましょう。
詳しい設定方法は、こちらを確認してください。

次に、Google スプレッドシートのマイアプリ登録に移ります。
先ほどと同様に、一覧からGoogle スプレッドシートを探すか、検索欄で検索します。
以下の画面が表示されるので、Google スプレッドシートにログインしてください。

スマレジとGoogle スプレッドシートがマイアプリに表示されていれば、登録は完了しています。

ステップ2:テンプレートをコピー

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認してください。
変更する場合は、以下の画面から変更しましょう。
最初に、スケジュールトリガーの設定を行うので、「指定したスケジュールになったら」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるスケジュールトリガーの設定とその後に続くスマレジ・Google スプレッドシートのオペレーション設定

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。
例として、毎日9時にフローボットが起動する設定を行います。
スケジュールトリガーの設定方法は、こちらを確認しましょう。
実行頻度を細かく設定したい場合は、こちらを確認してください。

  • 「タイトル」→自身で変更可能

スケジュール設定

曜日指定

  • 「曜日」→日~土
  • 「時刻」→9

設定できたら、「保存」をクリックしましょう。

次に、スマレジの設定を行うので、「取引の一覧を取得」をクリックします。
以下の画面が表示されたら、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→自身で変更可能
  • 「スマレジと連携するアカウント情報」→合っているか確認
  • 「アクション」→取引の一覧を取得

以下の注意事項を確認してください。

次に、「契約ID」を設定します。
マイアプリ登録時に取得した契約IDを設定しましょう。

スクロールし、「取引日で絞り込み(開始日)」を設定してください。
「日付」→「昨日」→「%Y-%m-%d」の順でクリックします。
赤枠内の矢印をクリックすると、日付形式の詳細が表示されます。

次に、「取引日で絞り込み(終了日)」を設定しましょう。
先ほどと同様に設定します。
設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

次に、Google スプレッドシートの設定を行うので、「レコードを追加する」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→自身で変更可能
  • 「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」→合っているか確認
  • 「実行アクション」→レコードを追加する

Google スプレッドシートの画面に移動して、テスト用に取引情報を設定してください。
以下は例ですので、ご自由に設定しましょう。

Yoom画面に戻って、「データベースの連携」を設定してください。
「スプレッドシートID」を候補から選択するか、説明の通りに設定しましょう。

スクロールし、「スプレッドシートのタブ名」を設定します。
先ほどと同様に候補から選択してください。

以下の画面が表示されたら、「追加するレコードの値」をクリックしましょう。
こちらには、Google スプレッドシートに追加した項目名が表示されます。
スマレジのアウトプットを活用して「取引IDの一覧」を設定します。
赤枠内の矢印をクリックすると、アウトプットが表示されます。
他の項目も同様に設定してください。

全ての設定が完了したら、以下のように表示されます。
設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

ステップ4:トリガーボタンをONにして、スマレジとGoogle スプレッドシートの連携動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正常にフローボットが起動するかチェックしてください。

今回使用したテンプレートはこちらです。

その他のスマレジとGoogle スプレッドシートを使った自動化の例

他にもスマレジとGoogle スプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Googleスプレッドシートで行が追加されたら、自動的にスマレジに商品情報を登録するフローです。
商品情報をGoogle スプレッドシートに追加すると、スマレジにも登録されるため、転記する手間が省けます。
手作業での転記が省けるので、登録ミスを減らすことができます。

2.前日のスマレジでの日時締め情報(売上情報)をGoogleスプレッドシートに格納するフローです。
スマレジの売上情報をGoogle スプレッドシートに記録できるため、売上情報の管理がしやすくなるでしょう。
Google スプレッドシートを活用してデータ分析を行っている方におすすめです。

3.Googleスプレッドシートで行が追加されたら、自動的にスマレジに会員情報を登録するフローです。
Google スプレッドシートに会員情報を記録していて、スマレジに登録する手間を省きたい方におすすめです。
顧客情報の管理がしやすくなるため、新規顧客獲得キャンペーンなどに活用できます。

スマレジとGoogle スプレッドシートの連携メリットと具体例

メリット1:取引データの転記作業の時間を削減する

毎日決まった時間にスマレジから前日の取引データを取得し、Google スプレッドシートに記録する自動化を導入することで、データ転記の手間と時間を削減できます。
たとえば、従来のように手動で取引データを転記している場合、作業時間がかかり、商品管理や接客といった他の業務に割く時間が減ってしまうでしょう。
しかし、自動化を導入すれば、<span class="mark-yellow">取引データの管理が容易になるので、空いた時間を他の業務に充てられるでしょう。</span>
これにより、担当者は前日の取引データを確認する必要がなくなり、スムーズな店舗運営を実現できるかもしれません。

メリット2:ミスを防いで正確に取引データを記録する

スマレジの取引データをGoogle スプレッドシートに手動で転記していると、人的ミスが発生し、取引データの記録が間違って登録してしまうリスクがあります。
たとえば、誤ったデータを基に分析を行うと、正しい戦略を立案できないかもしれません。
そこで、今回ご紹介した自動化を活用することで、<span class="mark-yellow">正確にデータを記録できるため、手動登録によるミスを避けられるでしょう。</span>
この自動化は、特に複数の店舗を運営する方にとって、データを安心して活用するための大きな助けとなるでしょう。

メリット3:毎日の取引分析に活用できる

前日のスマレジの取引データをGoogle スプレッドシートに自動登録することで、取引データを可視化しやすくなり、取引分析に活用できるでしょう。
たとえば、<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートを確認することで、どの日時にどの店舗での取引が多いかを確認できます。</span>
これにより、各店舗の改善点や強みを確認するきっかけになり、経営戦略を立てる際の参考になるでしょう。
また、毎日指定した時間に前日の取引データがGoogle スプレッドシートに記録されるため、チーム内での共有にも役立つかもしれません。

まとめ

毎日決まった時間に前日のスマレジの取引情報をGoogle スプレッドシートに自動登録することで、データ分析や管理がしやすくなるでしょう。
この自動化により、手動での登録手間が不要になることで、誤った情報を登録するリスクを防げます。
また、Google スプレッドシートに取引情報が記録されると、取引が多い店舗や日時を分析できるでしょう。

今回ご紹介したテンプレートはスケジュールトリガーを利用するため、決まった日時に自動化の起動が可能です。
Yoomの自動化は、ノーコードで利用できるため、誰でも簡単に設定できます。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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