NotionとBoxを連携するメリットとは
Notionは、その機能の多様性からオールインワンツールなどと称されています。
メモやノートとしての利用に始まり、タスク管理やプロジェクト管理、データベース作成、ドキュメント共有など、多くの作業を1つのワークスペース内で行うことができるのがNotionの魅力です。
このNotionをもっと便利に使うために、クラウドストレージサービスであるBoxと連携することをおすすめします。
この連携のメリットとして、3点お伝えします。
メリット1:データの一元管理ができる
NotionとBoxを連携することで2つのツール間でデータの一元管理が可能になり、情報の重複や抜け漏れを防ぐことができるほか、必要なデータへ素早くアクセスできるようになります。
例えば、Boxにプロジェクトに関連するドキュメントやファイルを保存したうえで、そのリンクをNotionのプロジェクトページに追加することで、すべての関連資料の一括管理が可能となります。
チームメンバーが最新の情報に簡単にアクセスできることで業務の効率が向上します。
メリット2:コラボレーションが強化される
NotionとBoxの連携により、2つのツールによるリアルタイムでのチームのコラボレーションが簡単になります。
チームメンバーはNotion上でコメントやフィードバックを行い、それを確認しながらBox上のファイルを同時に編集することができます。
例えば、Boxに保存されたプレゼンテーション資料のリンクをNotionのプロジェクトページに埋め込んだ場合、チームメンバーはリアルタイムでその資料へのコメントや編集を行うことができます。
資料へのアクセスだけでなくフィードバックも迅速に行うことが可能になり、業務の質の向上が期待できます。
メリット3:業務が自動化できる
NotionとBoxの連携は、定型業務の自動化にもつながります。
例えば、Boxへの新しい契約書のアップロードの際、Notionのタスク管理ページに通知が自動送信されるよう設定することで、担当者がすぐに契約書を確認できます。
チェックもれを防ぐとともに、スムーズな進行が可能となります。
NotionとBoxを連携するとできる業務自動化例
次に、NotionとBoxの連携によって行うことができる業務自動化の例についてご紹介します。
プロジェクト管理
プロジェクトに関連するファイルをBoxで管理し、Notionへの通知とNotion上でのタスク追跡を行うことができます。
例えば、 Boxで新しいプロジェクトファイルの追加やファイル変更があった場合、自動的にNotionのプロジェクト管理ページに通知が送られ、関連するタスクが更新されるように設定することが可能です。
プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握できることで迅速な対応につながります。
また、チャットツールなどと組み合わせてNotion上で集約・共有されたコメントを元に迅速なフィードバック反映を行うことや、過去の内容を参照することもできます。
これらの情報管理の一元化は、ドキュメント管理全般の効率化とチーム内のコミュニケーション強化につながります。
NotionとBoxの連携フローの作り方
ここで、NotionとBoxを連携する業務フローの作り方の例について、ノーコードツール「Yoom」を用いた方法をお伝えします。
ノーコードツール「Yoom」を利用することで、アプリの連携や業務フローの自動化を簡単に行うことが可能です。
プログラミングの専門知識は一切なくても問題なく進められる、ノーコードによる連携と自動化の方法ですので、ぜひやってみてください。
今回ご紹介するのは、「Notionにページが作成または更新されたら、Boxにフォルダを作成する」フローとなります。
Notion上でページの作成や更新が行われた際、Boxに自動的にフォルダが追加されることで、手作業で新たなフォルダを作成する手間を省くことができ、また、フォルダの作成もれや二重作成のミスを防ぐことにもつながります。
以下の通りテンプレートもありますので、ご参考になさってください。