今回は、「kintone」と「Microsoft Outlook」の連携について紹介させていただきます。
この2つのアプリを使っている方、もしくは使う予定の方へ、2つのアプリを連携させてより効率的に業務を行える方法をお伝えします。
kintoneとMicrosoft Outlookを連携するメリットとは
「kintone」と「Microsoft Outlook」を連携することによるメリットとして、以下の3つがあります。
メリット1:情報の一元管理ができる
kintoneのデータとOutlookのメールを一元管理することで、情報の重複や抜け漏れの防止となります。
例えば、Outlookに届いたメールの内容を自動的にkintoneのレコードに追加することにより、情報の一元管理が可能となります。
メリット2:業務効率の向上が図れる
Outlookのメール内容に関して、kintoneへ自動登録したり通知を送ったりすることにより、手作業を減らして業務効率を向上させることができます。
例えば、Outlookのメールをトリガーとして、kintoneで新規プロジェクトを自動作成することができれば便利だと思いませんか?
メリット3:リアルタイムの通知を行える
重要なメールやタスクの更新をリアルタイムで通知することにより、担当者が即時対応することが可能になります。
例えば、kintoneのタスク更新があった場合にOutlookへ通知を送信する等の連携が挙げられます。
kintoneとMicrosoft Outlookを連携するとできる業務自動化の例
では、次に、「kintone」と「Microsoft Outlook」連携することで可能になる業務自動化の例を、業務内容ごとに見ていきましょう。
メールによるタスク管理
Outlookのメールを受信した際、kintoneにタスクを自動生成することができます。
メール内容から重要事項を抽出してkintoneにタスクとして登録し、担当者に通知することなどが可能です。
会議のスケジュール管理
Outlookのカレンダーイベントをkintoneに同期することで、会議の詳細の自動更新が可能です。
例えば、Outlookの会議招待をkintoneに自動登録し、出席者へリマインダーを送信できます。
顧客管理の自動化
Outlookの連絡先情報をkintoneに同期することで、顧客データベースの自動更新が可能です。
Outlookで新規メールアドレスを検出した際のみ、kintoneの顧客情報を自動追加することなどができます。
kintoneとMicrosoft Outlookの連携フローの作り方
これまで、kintoneとOutlookを連携するメリットや、連携することで可能になる業務自動化の例をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
便利そうだけど設定が難しそう、と思った方はご安心ください。
ノーコードツール「Yoom」を使えば、誰でも簡単に、アプリの連携や業務フローの自動化を行うことが可能です。
プログラミングの専門知識は必要ありません! ノーコードで連携や自動化の手順を簡単に完了できますので、一度お試しください。
では、ここからは、kintoneとOutlookを連携して行える業務フローの内、一例として「kintoneにレコードが追加されたら、Outlookにメールを送信する方法」について詳しく説明します。
こちらの業務フローのテンプレートは以下の通りです。