Zendesk APIでできること
Zendesk APIの利用で最もニーズが多いのは新規チケット作成時の自動通知です。
Zendesk APIを活用することで、新しいチケットが作成された際に、担当者や関連部署へ自動で通知を送ることが可能です。これにより、顧客からの問い合わせへの迅速な対応が可能になり、サポートチームの効率を向上させることができます。
次に利用が目立つものとしては、他のSaaSのイベントをトリガーにしたチケットの自動作成です。
たとえば、CRMシステムで特定の条件が発生した際に、Zendesk APIを利用して自動的にサポートチケットを作成することができます。これにより、複数のツールを連携させた効率的なサポートプロセスを構築できます。
さらに、Zendeskのチケット内容をデータベースに追加する活用方法も注目されています。
Zendesk APIを通じて取得したチケット情報を外部のデータベースに保存することで、顧客対応履歴の一元管理や詳細な分析が可能になります。これにより、サポート運用の改善や顧客満足度の向上につなげることができます。
このように、Zendesk APIは通知の自動化から他ツールとの連携、データの蓄積と活用まで、幅広い用途で利用されており、多くの企業の業務効率化を支援しています。
Zendesk APIの利用方法
ここからは、Zendesk APIを実際にどのように使っていくかを解説します。
ノーコードでアプリ連携ができるYoomというサービスを利用することで、簡単に設定ができます。
[Yoomとは]
Yoomを利用していない方はこちらから無料登録をしてください。すでにYoomを利用している方はログインしておきましょう。
ZendeskをYoomと接続する方法
マイアプリ連携の設定
連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリックしましょう。
Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「Zendesk」を検索していきます。
検索窓に「Zendesk」と入力して、Zendeskをクリックします。
そうすると入力画面が表示されるので、ログインをしてください。
Zendesk上での操作については以下のヘルプ記事を参照してください。
>ヘルプ記事:Zendeskのマイアプリ登録方法
それぞれの項目の入力が完了したら、追加ボタンをクリックするとマイアプリ登録は完了です。
マイアプリに登録することで、Zendeskが用意しているあらゆるAPIをYoomから利用することが可能になりました!
Yoomのテンプレートを利用してZendesk APIをつかいこなそう!
Yoomにはたくさんの「フローボットテンプレート」が用意されており、クリックするだけで、たくさんのフローボットが利用できるようになります。フローボットについては以下の動画で詳しく紹介されています。
ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに用意されているテンプレートを紹介していきます。
Zendesk APIを利用して実現できる自動化の例
新規チケット作成時の自動通知
Zendesk APIを利用することで、新規チケットが作成された際に、関係者への自動通知を設定することが可能です。これにより、サポートチームや特定の担当者がすぐに新しい問い合わせを把握し、迅速な対応に取り掛かることができます。たとえば、APIを通じてチケット作成のイベントを監視し、トリガーとしてメールやSlackなどのチャットツールに通知を送る仕組みを構築できます。また、通知内容をカスタマイズすることも可能で、問い合わせの要約や緊急度、顧客情報を含めることで、対応の優先順位付けが容易になります。特に、大量のチケットが発生する環境では、この自動通知によって見落としや遅延を防ぎ、対応品質を保つことができます。Zendesk APIを活用した自動通知は、サポート体制の効率化に大きく貢献するでしょう。