2024/11/18
自動化のアイデア

【Zendesk API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

s.yamashita
ZendeskとYoomの連携イメージ

目次

Zendesk APIでできること

Zendesk APIの利用で最もニーズが多いのは新規チケット作成時の自動通知です。
Zendesk APIを活用することで、新しいチケットが作成された際に、担当者や関連部署へ自動で通知を送ることが可能です。これにより、顧客からの問い合わせへの迅速な対応が可能になり、サポートチームの効率を向上させることができます。

次に利用が目立つものとしては、他のSaaSのイベントをトリガーにしたチケットの自動作成です。
たとえば、CRMシステムで特定の条件が発生した際に、Zendesk APIを利用して自動的にサポートチケットを作成することができます。これにより、複数のツールを連携させた効率的なサポートプロセスを構築できます。

さらに、Zendeskのチケット内容をデータベースに追加する活用方法も注目されています。
Zendesk APIを通じて取得したチケット情報を外部のデータベースに保存することで、顧客対応履歴の一元管理や詳細な分析が可能になります。これにより、サポート運用の改善や顧客満足度の向上につなげることができます。

このように、Zendesk APIは通知の自動化から他ツールとの連携、データの蓄積と活用まで、幅広い用途で利用されており、多くの企業の業務効率化を支援しています。

Zendesk APIの利用方法

ここからは、Zendesk APIを実際にどのように使っていくかを解説します。
ノーコードでアプリ連携ができるYoomというサービスを利用することで、簡単に設定ができます。

[Yoomとは]

Yoomを利用していない方はこちらから無料登録をしてください。すでにYoomを利用している方はログインしておきましょう。

ZendeskをYoomと接続する方法

マイアプリ連携の設定

連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリックしましょう。

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「Zendesk」を検索していきます。

検索窓に「Zendesk」と入力して、Zendeskをクリックします。
そうすると入力画面が表示されるので、ログインをしてください。

Zendesk上での操作については以下のヘルプ記事を参照してください。

>ヘルプ記事:Zendeskのマイアプリ登録方法

それぞれの項目の入力が完了したら、追加ボタンをクリックするとマイアプリ登録は完了です。
マイアプリに登録することで、Zendeskが用意しているあらゆるAPIをYoomから利用することが可能になりました!

Yoomのテンプレートを利用してZendesk APIをつかいこなそう!

Yoomにはたくさんの「フローボットテンプレート」が用意されており、クリックするだけで、たくさんのフローボットが利用できるようになります。フローボットについては以下の動画で詳しく紹介されています。

ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに用意されているテンプレートを紹介していきます。

Zendesk APIを利用して実現できる自動化の例

新規チケット作成時の自動通知

Zendesk APIを利用することで、新規チケットが作成された際に、関係者への自動通知を設定することが可能です。これにより、サポートチームや特定の担当者がすぐに新しい問い合わせを把握し、迅速な対応に取り掛かることができます。たとえば、APIを通じてチケット作成のイベントを監視し、トリガーとしてメールやSlackなどのチャットツールに通知を送る仕組みを構築できます。また、通知内容をカスタマイズすることも可能で、問い合わせの要約や緊急度、顧客情報を含めることで、対応の優先順位付けが容易になります。特に、大量のチケットが発生する環境では、この自動通知によって見落としや遅延を防ぎ、対応品質を保つことができます。Zendesk APIを活用した自動通知は、サポート体制の効率化に大きく貢献するでしょう。

他SaaSのイベントをトリガーにチケットを自動作成

Zendesk APIを活用することで、他のSaaSツールのイベントをきっかけにチケットを自動作成する仕組みを構築できます。たとえば、CRMシステムで顧客の問い合わせステータスが変更された際、その情報をトリガーとしてZendeskに自動的にチケットを作成できます。この仕組みを利用することで、イベントに応じた迅速な対応が可能となり、エージェントの負担を軽減することができます。さらに、作成されるチケットには、関連するイベントの詳細情報や顧客の背景データを含めることで、サポートチームがすぐに対応を開始しやすい環境を整えられます。このような自動化はツール間のスムーズな連携を実現し、業務効率化に大きく寄与します。他のSaaSツールとの連携を最大限に活用することで、柔軟でスムーズなサポート体制を構築できます。

Zendeskのチケット内容をデータベースに追加

Zendesk APIを活用することで、チケット内容を外部のデータベースに自動的に追加する仕組みを構築できます。これにより、Zendesk内のサポート履歴や顧客情報を一元管理しつつ、他のシステムや分析ツールと連携した高度な活用が可能になります。たとえば、新規チケットが作成されるたびに、APIを通じてチケットの詳細(顧客名、問い合わせ内容、優先度、担当者など)を外部データベースに保存する設定が可能です。また、定期的にZendeskのチケット情報を取得してデータベースと同期させることで、最新の情報を常に保持することもできます。

この仕組みを活用すれば、サポートの効率化だけでなく、問い合わせデータを基にしたトレンド分析や業務改善のアイデア抽出にも役立つでしょう。

Zendesk APIの利用をおすすめしたい方

  • 問い合わせチケットの作成や通知を自動化したい方
  • 顧客データを分析して改善施策を立案したい方
  • 顧客情報の一元化を図りたい方

まとめ

この記事では、Zendesk APIを利用したアプリ連携と実際の自動化例をご紹介しました。Zendesk APIを用いることで、新規チケット作成時の自動通知やチケット内容をデータベースに自動追加することが可能になります。これにより、管理業務にかかる時間を大幅に削減できるので、業務効率の向上が期待できます。記事内でご紹介したテンプレートで気になるものがあれば、「試してみる」を押すだけで簡単に使用可能です。

Yoomを活用することで、プログラミングの知識がなくても簡単に自動化を導入できます。体験してみたい方は、こちらから無料登録してください。

この記事を書いた人
s.yamashita
某上場企業のBPO事業部でSVを3年、メディア記事の編集・執筆を2年半ほど経験してきました。 他社からの委託業務を担当する仕事柄、多種多様なアプリを使用する機会がありました。 どうにか作業の効率化ができないかと悩んでいた時にYoomを知り、簡単にアプリ同士を連携させて自動化フローを作れることに感動したのを今でも覚えています! メディア記事に携わっていた経験を活かし、Yoomの魅力を分かりやすく伝えることで、みなさんの業務効率化をお手伝いできたら嬉しいです。
タグ
Zendesk
関連アプリ
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.