SlackとZendeskの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-05

【簡単設定】SlackのデータをZendeskに自動的に連携する方法

s.h

「SlackとZendeskを連携させて、もっと効率的に業務を進めたい!」
「海外拠点とのやり取りをSlackで行い、その内容をZendeskにチケットとして起票しているが、翻訳と転記の手間が大変…」
このように、日常的に利用するSlackとZendesk間での手作業による情報連携に、非効率さや限界を感じてはいませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Slackでの投稿を自動で翻訳してZendeskにチケットを作成したり、Zendeskの更新情報を素早くSlackに通知する仕組み</span>があれば、これらの煩わしい作業から解放されます。

また、入力ミスや共有漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、より迅速で質の高い顧客対応に集中できる時間を生み出すことができるでしょう。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、日々の定型業務を大きく効率化できます。
ぜひこの機会に導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">SlackとZendeskを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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SlackとZendeskを連携してできること

SlackとZendeskのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた情報共有やデータ転記を自動化し、業務のスピードと正確性を大きく向上させることが可能になります。
例えば、Slackでの重要なやり取りを自動でZendeskのチケットに反映させたり、逆にZendeskの更新を迅速にSlackで共有したりと、様々な業務を効率化できます。

ここでは具体的な自動化の例を複数ご紹介します。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Slackの投稿内容をリアルタイムで翻訳しZendeskにチケットを作成する

海外の顧客や他拠点のメンバーとSlackでやり取りする際、その内容を翻訳してZendeskに手動でチケットを作成する作業は非常に時間がかかります。

この連携はAIによる翻訳処理を含むため、<span class="mark-yellow">Slackに特定の投稿がされた瞬間に、その内容を自動で翻訳し、Zendeskにチケットとして素早く作成するため、言語の壁を感じさせないスムーズなサポート体制を構築</span>できます。

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Slackにメッセージが投稿されたらZendeskのチケットにコメントを追加する

特定のZendeskチケットに関する議論がSlack上で活発に行われるものの、その内容を手動でZendeskに転記するのは手間がかかり、情報の散逸や記録漏れの原因となります。

この連携を使えば、<span class="mark-yellow">関連するSlackのメッセージを自動で該当のZendeskチケットにコメントとして追加できるため、対応履歴が一元管理され、担当者間の情報共有が格段にスムーズに</span>なります。

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SlackとZendeskの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にSlackとZendeskを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとZendeskの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はSlackの投稿内容を素早く翻訳しZendeskにチケットを作成するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SlackとZendeskをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Slackのトリガー設定およびZendeskのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1: SlackとZendeskをマイアプリ連携

Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Slackの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでSlackと検索し対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、接続したいSlackワークスペースのURLを入力し、「続行する」をクリックします。

詳しいマイアプリの設定については、以下のヘルプページをご参照ください。

連携先のSlackワークスペースが表示されたら、投稿先のチャンネルを選択し、「許可する」をクリックします。

Zendeskの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでZendeskと検索し対象アプリをクリックしてください。

下記の画面が表示されるので、注釈に沿ってそれぞれの項目を入力し「追加」をクリックしてください。

詳しいマイアプリ登録の設定については、以下のヘルプページをご参照ください。

  • Zendeskのマイアプリ登録方法
  • Zendeskは、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。
  • 有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。
    トライアル期間中なら、普段は制限されているZendeskも問題なくお試しいただけます。
    ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

以上でマイアプリ登録は完了です!

ステップ2: 該当のテンプレートをコピー

ここからいよいよフローの作成に入ります。
簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。
Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

ステップ3: Slackのトリガー設定

「メッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

Slackと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

事前準備としてSlackのチャンネルにメッセージを投稿しておきましょう。
今回はテスト用に、海外の顧客からの問い合わせを想定して、以下の内容で投稿しました。

Yoomの操作画面に戻ります。
Slackでの投稿をトリガーにするため、表示されたWebhook URLをコピーし、Slackアプリの設定画面に登録しましょう。

詳しい設定方法については、以下のヘルプページをご参照ください。

  • チャンネルID
  • ユーザーID
    入力欄をクリックすると連携が有効になっているアカウントから候補が表示されるので、対象の項目を選択してください。

入力が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、Slackに投稿されたメッセージの情報が一覧で表示されます。

以下の画像の取得した値(=アウトプット)は、後続のステップで使用が可能です。
内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ4: メッセージを翻訳する

「翻訳する」をクリックします。

AIによる翻訳の設定を行います。
GPT4o-mini| 3,500文字以内の文章の翻訳(2タスク)がデフォルトで設定されているので、確認し「次へ」をクリックします。

翻訳するテキストとプロンプトを設定します。
入力欄をクリックすると、前のステップでSlackのメッセージから取得済みのアウトプットが表示されるので、選択して入力しましょう。

翻訳の設定については、以下のヘルプページも参考にしてみてください。

翻訳先言語には、Slackに投稿されたメッセージを翻訳したい言語を入力します。
今回は「日本語」を指定しました。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容で正しく回答内容が翻訳されるか確認してみましょう。

テストが成功すると、以下の通り翻訳された回答が表示されます。

以下の画像の取得したアウトプットは後続のステップで利用可能です。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ5: テキストからデータを抽出する

「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

AIによるデータ抽出の設定を行います。
変換タイプ(GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク))がデフォルトで設定されているので、確認し「次へ」をクリックします。

前のステップで翻訳されたメッセージを対象に、AIで特定のテキストを抽出します。
入力欄をクリックすると取得済みのアウトプットが表示されるので、そこから選択して入力しましょう。

翻訳されたテキストから、抽出したい項目をカンマ区切りで入力してください。
今回は「件名」と「詳細」の2項目を抜き出したいため、画像のとおり設定しています。

詳しい設定方法については、以下のヘルプページをご参照ください。

入力が完了したら、設定した項目が実際に正しく抽出されるかどうかを確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、AIによってテキストから抽出された情報が一覧で表示されます。

以下の画像の取得したアウトプットをもとに、Zendeskでチケットの作成が可能です。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ6: Zendeskにチケットを作成する設定

「チケットを作成」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

Zendeskと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

  • サブドメイン名
    注釈に沿って入力しましょう。
  • 件名
    作成するチケットの件名を設定します。
    入力欄をクリックすると、前のステップテキストから抽出した取得済みのアウトプットを選択できます。
  • 詳細
    作成するチケットの詳細を設定しましょう。
    入力欄をクリックすると、こちらも同じく取得したアウトプットを選択可能です。
    任意のテキストと組み合わせて、自由に内容をカスタマイズすることもできますよ。

その他項目もお好みで設定可能です。
注釈を参考に、必要に応じて設定してみてくださいね。

入力が完了したら、設定した内容をもとにZendeskにチケットが作成されるか確認するため「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、Zendeskを開いて実際にチケットが作成されているか確認してみましょう。

問題がなければYoomの操作画面に戻り、「保存する」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!

※以下の画面では項目名のみ表示されていますが、実際の連携時には各項目の横に具体的な値が表示されます。

ステップ7: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、Slackにメッセージが投稿されたタイミングで、その内容をAIが自動的に翻訳し、Zendeskにチケットとして素早く作成されるようになります。

実際にSlackで投稿を行い、Zendeskに翻訳済みのチケットが作成されるかを確認してみましょう。

ZendeskのデータをSlackに連携したい場合

今回はSlackからZendeskへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にZendeskからSlackへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Zendeskにチケットが作られたらSlackに通知する

新しいチケットが作成されたことに気づくのが遅れ、お客様への初動対応が遅延してしまうケースは避けたいものです。

この連携を活用すれば、<span class="mark-yellow">Zendeskに新しいチケットが作成されたタイミングで、指定したSlackチャンネルへ概要を素早く通知できるため、対応漏れをなくし、迅速な一次対応を実現</span>できます。

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Zendeskでチケットが更新されたらSlackに通知する

チケットのステータス変更や担当者の割り当てなど、更新情報を関係者全員がすぐに把握するのは意外と難しいものです。

この自動化により、<span class="mark-yellow">Zendeskチケットの更新内容を関係者が集まるSlackチャンネルに自動で通知できるため、チーム全員が最新の状況を共有し、スムーズな連携プレイを促進</span>します。

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SlackやZendeskを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、GmailやOutlookのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!"

Slackを使った自動化例

メッセージの投稿をトリガーとして、生成AIで翻訳や要約、自動応答を行い、スレッドへの返信や再通知を自動化します。
これにより、情報共有の効率化やコミュニケーションの円滑化を実現します。
また、共有されたURLを自動で短縮するなど、日々の定型作業を自動化し、チーム全体の生産性も向上させられそうです。

[[161127,149301,209184,156997,184195]]

Zendeskを使った自動化例

新しいチケットの作成や更新をトリガーに、ビジネスチャット、データベース、メールなどへ自動で通知や情報追加を行います。
また、外部のデータベースやフォームからの情報を、チケットとして自動登録することで、情報連携をスムーズにし、顧客対応の効率化と品質向上を実現します。

[[78688,99075,174390,76812,111920]]

まとめ

SlackとZendeskの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた翻訳や転記、情報共有にかかる時間を大きく削減し、入力ミスや共有漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は煩雑な定型業務から解放され、より迅速かつ正確な情報に基づいた顧客対応が可能となり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うはず!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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