Zoomでミーティングが終了したらレコーディングファイルをBoxに保存する方法
ステップ1:ZoomとBoxをそれぞれマイアプリ連携する
1.まず、Yoomにログインして左メニューにある「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。
2.マイアプリの新規接続一覧より、「Box」と「OneDrive」をそれぞれ選択し、アプリを連携してください。
※Zoomの連携については、Zoom(OAuth)のマイアプリ登録方法をご覧ください。
※Boxの連携では、下図の注意が表示されます。「Boxのアクセスを許可」を選んでください。
ステップ2:Zoomのミーティングが終了したら発動するトリガーを設定
3.プロジェクト一覧より、任意のプロジェクトを選択します。
4.「+新規作成」を選択し、「はじめから作成」をクリックします。
5.任意のタイトルを入力し、フローボット起動の条件であるトリガーとして「特定のアプリイベントを受信したとき」を選択します。
6.アプリ一覧からZoom(OAuth)を選択します。
7.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
・アプリトリガーのタイトル:任意で設定可能。(例:「ミーティングが終了したら」)
・トリガーアクション:「ミーティングが終了したら」を選択してください。
8.「次へ」をクリックします。
9.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
・トリガーの起動間隔:適切な時間を選択してください。
・メールアドレス:Zoomアカウントのメールアドレスを指定してください。
10.テストを行い、成功を確認して「保存する」をクリックしてください。
ステップ3:Zoomのミーティングのレコーディング情報を取得するアクションを設定
11.ステップ2で作成したアプリトリガーの下にある「+」ボタンをクリックします。
12.オペレーションタイプから「アプリと連携する」を選択します。
13.アプリ一覧からZoom(OAuth)を選択します。
14.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
・タイトル:任意で設定可能。(例:「ミーティングのレコーディング情報を取得」)
・アクション:「ミーティングのレコーディング情報を取得」を選択してください。
15.「次へ」をクリックします。
16.API接続設定をします。
・メールアドレス:Zoomアカウントのメールアドレスを指定してください。
・ミーティングID:ステップ2-手順10のアウトプットを参照してください。
17.テストを行い成功したら「保存する」をクリックしてください。
ステップ4:Zoomのミーティングのレコーディングファイルをダウンロードするアクションを設定
18.ステップ3で作成したアクションの下にある「+」ボタンをクリックします。
19.オペレーションタイプから「アプリと連携する」を選択します。
20.アプリ一覧からZoom(OAuth)を選択します。
21.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
・タイトル:任意で設定可能。(例:「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」)
・アクション:「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」を選択してください。
22.「次へ」をクリックします。
23.API接続設定をします。
ダウンロードURL:ステップ3-手順17のアウトプットを参照してください。
24.テストを行い成功したら「保存する」をクリックしてください。
ステップ5:Boxのフォルダを作成するアクションを設定
25.ステップ4で作成したオペレーションの下にある「+」ボタンをクリックします。
26.オペレーションタイプから「アプリと連携する」を選択します。
27.アプリ一覧からBoxを選択します。
28.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
・タイトル:任意で設定してください。(例:「フォルダを作成」)
・アクション:「フォルダを作成」を選択してください。
29.「次へ」をクリックします。
30.API接続設定をします。
・フォルダ名:任意で設定可能です。
これまでのアウトプットから、ミーティングの日時やミーティングIDを参照するとファイル管理の一元化に役立ちます。
・親フォルダのコンテンツID:Boxで該当のフォルダを開き、URLの最後の数字列を参照してください。
31.テストを行い成功したら「保存する」をクリックしてください。
ステップ6:Boxへファイルをアップロードするアクションを設定
32.ステップ5で作成したオペレーションの下にある「+」ボタンをクリックします。
33.オペレーションタイプから「アプリと連携する」を選択します。
34.アプリ一覧からBoxを選択します。
35.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
・タイトル:任意で設定してください。(例:「ファイルをアップロード」)
・アクション:「ファイルをアップロード」を選択してください。
36.「次へ」をクリックします。
37.API接続設定をします。
・ファイル名:任意で設定可能です。拡張子を忘れずに入力してください。
これまでのアウトプットから、ミーティングIDなどを参照可能です。
・格納先フォルダのコンテンツID:ステップ5-手順31からアウトプットを参照可能です。
・ファイルの添付方法:「アウトプットを使用する」、「ダウンロードしたファイル」を選んでください。
38.テストを行い成功したら「保存する」をクリックしてください。
最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。
以上で「Zoomでミーティングが終了したらレコーディングファイルをBoxに保存する」フローの完成です!
ZoomとBoxの連携フロー応用編
ここまで手順の詳細を見てきたレコーディングファイルの自動保存や、自動化例でお伝えししたもの以外にもYoomを使えば自動化できる業務フローはたくさんありますので、その一部をご紹介します。
Zoomミーティングの終了後だけでなく、ミーティングを開く前段階の業務フローももちろん自動化できます。
受信したメールの内容からミーティングURLを自動発行し、連携したGoogleカレンダーに予定を作成することなども可能です。
また、ミーティング後に議事録を自動保存する場合、議事録に上司のチェックが必要だという場合はないでしょうか。フォームに登録した情報をもとに、承認を得られた場合はBoxへ自動保存することなども可能です。(テンプレートでは、請求書を作成する場合になっています。)