ZoomとGoogleカレンダーの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-30

【プログラミング不要】ZoomのデータをGoogle カレンダーに自動的に連携する方法

k.hieda

<span class="mark-yellow">「会議のリンク、どこに保存したっけ?」「参加者の人数、また手入力しなきゃ…」</span>

——そんな小さな作業が、積み重なると意外と時間を取られます。ちょっとしたことでも、毎日繰り返せば大きな負担に。

でも、ZoomとGoogleカレンダーを連携すれば、その手間をぐっと減らせるのです。
たとえば、ウェビナーの終了と同時に参加者数が自動でカレンダーに記録されたり、録画リンクが自動追加されたりと、情報管理の手間を軽減できます。さらに、カレンダーに予定を入れるだけでZoomミーティングが作成される機能も。

手作業での転記や確認は、もう必要ありません。業務の効率化を叶えてくれるこの仕組み、試してみませんか?

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にZoomとGoogleカレンダーの連携が可能です。YoomにはあらかじめZoomとGoogleカレンダーを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

ZoomとGoogleカレンダーを連携してできること

<span class="mark-yellow">ウェビナーの参加者数を手作業で集計したり、会議の録画リンクを探して共有したり——日々の業務のなかで、こうした細かい作業に意外と時間を取られていませんか?</span>ZoomとGoogleカレンダーを連携すれば、こうした手間をぐっと減らすことができます。

たとえば、ウェビナーが終わると同時に参加者数がカレンダーに自動で記録され、ミーティングの録画リンクも自動で追加されます。情報の整理や共有がスムーズになり、業務の効率もアップ。

Zoomウェビナーが終了したら、Googleカレンダーの説明欄に参加者数を追記する方法

ウェビナーが終わったあと、「結局、何人参加したの?」と確認するのは意外と手間がかかります。

ですが、この自動化を取り入れれば、Zoomウェビナー終了と同時に、参加者数がGoogleカレンダーの説明欄に自動で記録されるようになります。
報告業務がスムーズになり、手作業で集計する手間も削減。細かな作業を自動化することで、本来の業務に集中しやすくなります。

Zoomミーティングが終了したら、Googleカレンダーの説明欄に録画リンクを追記する方法

「会議の録画リンク、どこに送ったっけ?」と探したことはありませんか?

この自動化を活用すれば、Zoomミーティングが終了すると同時に、録画リンクがGoogleカレンダーに自動で追加されます。これなら、参加者全員がスムーズに録画を確認でき、情報共有の手間もぐっと減るはず。

大切な会議の内容を確実に共有したい方に、ぜひおすすめしたい仕組みです。

ZoomとGoogleカレンダーの連携フローを作ってみよう

従来はプログラミングが必須だったアプリ同士のAPI連携も、ノーコードで実装が可能になりました。まずは触ってみて、簡単さを実感してみてくださいね。まずはYoomのアカウントの発行から進んでください。

[Yoomとは]

本記事では、「Zoomウェビナーが終了したら、Googleカレンダーの説明欄に参加者数を追記する」フローボットの設定を解説します。Zoomミーティングを新規作成した際に、Googleカレンダーに登録された予定に参加者数を追記・更新するフローです。

作成の流れ

  • ZoomとGoogleカレンダーをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • ZoomとGoogleカレンダーのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリの一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Zoom

検索窓から「Zoom」を入力して、Zoom(OAuth)をクリックします。連携情報の入力画面が表示されます。

Client IDとClient secretは、Zoomのアカウント登録後に、Zoom App Marketplaceでのアプリ登録から取得できます。

>ヘルプ:Zoom(OAuth)およびZoom Phoneのマイアプリ登録方法

それぞれの項目の入力が完了したら、追加ボタンをクリックするとZoomのマイアプリは登録完了です。

Googleカレンダー

検索結果からアプリ名をクリックすると、Googleカレンダーのサインイン画面に切り替わります。

  • 「Sign in with Google」ボタンをクリックします。その後、Googleアカウントのログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力します。
  • 連携するアカウントを選択します
  • Yoomのアクセス権限を確認されます。次へをクリックしましょう。
  • 「続行」をクリックしてください。
  • これでGoogleカレンダーのマイアプリ連携が完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたらOKをクリックして設定をスタート。

コピーしたテンプレートはマイプロジェクトの一覧に表示されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「ミーティングが終了したら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックします。フローボットのトリガーを設定します。

この工程では、定期間隔で起動し、終了したZoomのミーティングの情報を取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Zoom(OAuth)と連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガー起動間隔
    • フローの起動間隔は、最短で5分おきに設定できます。※ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。
  • メールアドレス
  • Zoomのアカウントに紐づいているアドレスを入力してください。

テストボタンをクリックします。

→成功! アウトプット(取得できる項目と値)では、以下の項目が取得できました。

「保存する」をクリックして次に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「ミーティングの詳細情報を取得」

テンプレートの2つ目の工程をクリックします。この工程では、終了したミーティングの時間や説明を取得します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Zoomと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)API接続設定

  • ミーティングID
    • 事前設定で引用コードが埋め込まれているので、追加の編集は不要です。ちなみに、引用コードは編集欄をクリックすると表示されるプルダウンメニュー内から選択できます。

テストボタンをクリックします。

→成功!アウトプット(取得できる項目と値)では、以下の項目が取得できました。

保存するをクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ5:テキストからデータを抽出する「予定IDを取得する」

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。Zoomから取得した値からGoogleカレンダーIDを取得します。

(1/2)アクションを選択

以下の項目は事前設定済みです。

  • タイトル
  • 変換タイプ
    • 変換タイプは以下の内容から選択可能です。

対象の文字数ごとに消費タスクが異なります。今回は3,500文字で進めます。

次へをクリック!

(2/2)詳細を設定

※事前準備

Zoomのミーティング編集画面内<トピックの下にある「+説明を追加」の枠に、連携するGoogleカレンダーのIDを入力しておいてください。

カレンダーIDは、Googleカレンダーの「設定」→「カレンダーの統合」から確認できます。

Yoomの編集画面に戻ります。

  • 対象のテキスト
    • 事前設定では、Zoomミーティングの説明の引用コードが設置されています。引用コードは編集欄クリック<メニュータブ内から選択可能です。

テストをクリックします。

→成功! アウトプットにはGoogleカレンダーの予定IDが取得できました。

保存するをクリックして次に進みます。

ステップ6:アプリと連携する「予定の詳細を取得」

テンプレートの4つ目の工程をクリックします。この工程では、Googleカレンダーの該当する予定の詳細を取得する操作を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Googleカレンダーと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)API接続設定

  • カレンダーID
    • 編集欄をクリックすると、プルダウンメニューが表示され、カレンダーの候補が表示されます。Zoomの説明欄に入力したIDと同じカレンダーを選択してください。
  • 予定ID
    • 1つ前の工程で取得した予定IDの引用コードを埋め込みます。事前にコードが埋め込まれているので、追加の操作は不要です。ちなみに、引用コードは編集欄をクリック<プルダウンメニュー<予定IDを取得する内から選択できます。

テストボタンをクリックします。

→成功!アウトプット(取得できる項目と値)では、以下の項目が取得できました。

保存するをクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ7:テキストからデータを抽出する「日付と時間を分割する」

テンプレートの5つ目をクリックします。Googleカレンダーの予定を更新するための値を取得します。

(1/2)アクションを選択

以下の項目は事前設定済みです。

  • タイトル
  • 変換タイプ
    • 変換タイプは以下の内容から選択可能です。

対象の文字数ごとに消費タスクが異なります。今回は3,500文字で進めます。

次へをクリック!

(2/2)詳細を設定

  • 対象のテキスト
    • 1つ前の工程で取得した値を使用します。事前に引用コードが入力されているので、追加対応は不要ですが、この引用コードはプルダウンメニュー内<予定の詳細を取得 タブ内から選択できます。
  • 抽出したい項目
    • こちらも事前設定済みのため、追加の操作は不要です。

テストをクリックします。

→成功! アウトプットでは、抽出した時間が取得できます。(通常は下図の各項目に具体的な値が反映されます。)

保存するをクリックします。

ステップ8:アプリと連携する「予定を更新」

テンプレートの6つ目の工程をクリックします。この工程では、Googleカレンダーの該当する予定更新する操作を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Googleカレンダーと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)API接続設定

  • カレンダーID
    • 編集欄をクリックすると、プルダウンメニューが表示され、カレンダーの候補が表示されます。Zoomの説明欄に入力したIDと同じカレンダーを選択してください。

以下の各項目は、事前に対象の引用コードが埋め込まれているため、追加の操作は不要です。引用コードは編集欄をクリック<プルダウンメニュー<各工程のアウトプットから選択可能です。

  • 予定ID
    • 引用コードは編集欄をクリック<プルダウンメニュー<予定IDを取得する内から選択できます。
  • 予定のタイトル
    • 予定の詳細を取得タブ内に項目があります。
  • 予定の開始日
  • 予定の開始時間
  • 予定の終了日
  • 予定の終了時間
    • 各項目は、プルダウンメニュー内<日付と時間を分岐する から選択が可能です。
  • 参加者
    • メールアドレスを追加できます。
  • 予定の説明
    • Googleカレンダーの説明欄に表示する定型文を作成します。
    • ここは任意で設定いただけます。事前設定で埋め込まれている値は、それぞれプルダウンメニュー内から選択可能です。

テストボタンをクリックします。

→成功!アウトプット(取得できる項目と値)では、以下の項目が取得できます。

保存するをクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ9(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。フォームのリンクは右上のボタンから取得できます。

<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>次のパートでは、Googleカレンダーの予定作成をトリガーに、Zoomミーティングの新規作成バージョンをご紹介します。

Googleカレンダーで予定が作成されたら、Zoomミーティングを作成する方法

会議のたびにZoomミーティングを作成するのは、意外と手間がかかるもの。でも、この自動化を活用すれば、Googleカレンダーに予定を追加するだけで、Zoomのミーティングが自動作成されます。

これなら、ミーティングリンクの作成ミスを防ぎつつ、時間の節約にもつながります。スケジュール管理をもっとシンプルに、そして効率よくしたい方にぴったりの仕組みです。

Googleカレンダーのイベント内容に変更があったら、該当Zoomミーティングの日時や詳細を自動更新する方法

会議の時間や内容が変更されるたびに、Zoomのミーティング情報を手作業で修正するのは面倒で、ミスの原因にもなります。
この自動化を使えば、Googleカレンダーのイベントを編集するだけで、紐づいたZoomミーティングの日時や詳細が自動で更新されます。

最新の情報が常に反映されるので、参加者とのすれ違いも防げて安心!変更対応にかかる手間を減らし、業務のスピードアップにもつながります。

ZoomやGoogle カレンダーのAPIを使ったその他の自動化例

Google カレンダーとの連携以外にも、ZoomのAPIを活用することで、日々の業務をさらに効率化することが可能です。もし興味のあるものがあれば、ぜひこちらの自動化フローもお試しください。

Zoomを使った便利な自動化例

Zoomミーティングの終了をトリガーに、文字起こしをNotionに保存したり、Slackへ録画URLを自動通知するなど、共有や記録の手間を削減できます。

さらに、Googleスプレッドシートからウェビナー登録、録画データのDropbox保存、Salesforceと連携した会議URL作成など、多彩な連携で会議業務を効率化できます。

Google カレンダーを使った便利な自動化例

予定の作成や変更にあわせて、Discord通知やGmail送信、フォーム回答を起点とした予定作成など、Google カレンダーを軸にした自動化が可能です。

タスク管理やWebサイト連携ともスムーズに連携でき、業務全体の一元管理にも役立ちます。

終わりに

ZoomとGoogle カレンダーを連携することで、ミーティングの作成や情報の更新など、日々の業務にまつわる手間をぐっと減らせることがわかりました。しかも、どのフローもノーコードで設定できるので、専門知識がなくてもすぐに始められます。

時間や作業を効率よく使いたい方にとって、Yoomは心強い味方になるはずです。

まずは無料でYoomに登録して、その便利さを体験してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Googleカレンダー
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AI
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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