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SalesforceとZoomは営業活動や、会議で多く利用されているツールですので、これらを連携することで、会議のスケジュール作成やURL発行が簡単になり、業務効率化に役立つことが期待できます。
また、会議に関する情報が一元化されることで、チーム間の情報共有もスムーズにできます。本記事では、Salesforceから会議相手を選択し、Zoomの会議URLを自動生成する方法を解説します。
手動作業を省くことで入力ミスを減らすことができ、業務効率の向上に是非お役立てください。
またSalesforceはChrome拡張機能をインストールするだけで、ご利用いただいているサービス上から1クリックで業務を自動化することができるので、とても便利です!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSaleforceとZoomの連携が可能です。
YoomにはあらかじめZoomとSaleforceを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
SaleforceとZoomのAPIを連携すれば、SaleforceのデータをZoomに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。
Saleforceからミーティングに招待人を選択し、Zoomの会議URLを作成するシンプルなフローです。迅速にミーティングを自動設定できるため対応漏れを防ぎたい方や、タスク管理を減らして業務効率化を図りたい方におすすめです。
新規顧客をリードとして登録した際に初回説明会のZoom設定を連動させたい場合や、ウェビナーやイベント申し込み情報をSalesforceで管理している方で、Zoomのリンクを自動送信したい場合にオススメのフローです。
それでは、さっそく実際にSalesforceとZoomを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでSalesforceとZoomの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成出来ます。
ステップ1:SalesforceとZoomをマイアプリ連携
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
まず、Salesforceの登録から行いましょう。
Yoomの画面左にあるマイメニューにアクセスし、画面右の新規接続ボタンを押します。
次に検索窓に「Salesforce」と検索し2つ候補が出てきますが、今回は「Salesforce」を選択してください。
すると下記画面が出てきますので、ログインしていただくと、マイアプリ登録が出来ます。
では次に、Zoomのマイアプリ登録をします。
以下を参考にマイアプリ連携を行いましょう。
ステップ2:テンプレートをコピー
ここからは自動化の設定を行いましょう。
以下のバナーから「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーしてください。
クリックすると、下記のような画面が出てきますので、OKを押しましょう。
以下の画面がでましたら、「タイトル」と「説明」を確認してください。
もし、変更が必要な場合は、該当箇所をクリックすることで変更できます。
ステップ3:Salesforceのトリガー設定とZoomの会議URLの設定
ここからは自動化のトリガーの設定に入って行きましょう!
まずは「カスタムオブジェクトのレコーから・・・」を選択します。
下記、画像の赤枠の箇所に「Chrome拡張機能をこちらからインストール」と記載されています。
今回はChrome拡張機能トリガーを使用するため、インストールされていない方は、こちらのページからインストールしてください。
Salesforceと連携するアカウント情報に誤りがないか確認し、「カスタムオブジェクトのレコードから起動」を選択し「次へ」をクリックします。
「マイドメインのURL」と「カスタムオブジェクトのAPI参照名」をSalesforceの設定から確認し、入力してください。
※必要に応じて、「テスト用URL」も入力してください。テストを実施する場合に必要になります。
入力が完了しましたら、「テスト」をクリックして、問題なければ「保存する」を押してください。
次に、「ミーティングを作成」をしていきます。
ここではZoomの設定をしていきます。
「連携するアカウント情報」に間違いないか確認し、「ミーティングを作成」を選択して「次へ」をクリックします。
ミーティングを作成する「メールアドレス」を入力します。
【トピック】【日付】【開始時間】【会議時間】は自動で入力されてい
記載する内容を修正・追加をしたい場合は直接入力いただくことで修正ができます。
例えば、タイトルの隣に日付を追加したい場合、以下のように日付の表示形式を選び入力することも可能です。
入力が出来たら、「テスト」をして、問題なければ「保存する」を押してください。
ステップ4:SalesforceとZoomの連携動作を確認
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するかどうかの確認をしましょう!
SalesforceのデータをZoomに連携したい場合
今回はZoomからSalesforceへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSalesforceからZoomへのデータ連携を実施することもできます!
下記のテンプレートも併せてご利用ください。
Salesforceでリードが登録されたらZoomで会議を作成しメールで通知する
手動で会議を作成しメールで情報を通知する作業を自動化できるため、手間を省くことが可能です!事務作業を減らしたい営業チームなどにおすすめです。
Salesforceの商談ステージが特定の段階になったらZoomミーティングを自動スケジュールする
Salesforceの商談ステージの情報から、自動的にミーティングを作成できるため、ミスや漏れを防ぐことが期待できます。このテンプレートを活用して、ヒューマンエラーを防ぎ、顧客からの信頼感を高めましょう。
ZoomやSalesforceのAPIを使ったその他の自動化例
Salesforceとの連携以外でも、ZoomのAPIを活用することで、さまざまな業務を自動化できます。もし気になるものがあれば、ぜひこちらもお試しになってみてください!
Zoomを使った便利な自動化例
ミーティング内容を自動要約したり、レコーディングURLをチャットツールに通知することが可能です。フォームに届いた情報をもとに、Zoomで会議を作成することもできるため、会議の設定フローを自動化したい方におすすめです。
Salesforceを使った便利な自動化例
Salesforceのレポート情報をチャットツールに通知したり、リード情報からメールを自動送信することができます。
名刺データを自動的にSalesforceに追加することができるため、入力する手間を省くことができそうですね。
まとめ
SalesforceとZoomを連携することで、会議設定で必要なURLを自動で簡単に作成することができます。
一連の業務を自動化することで、手作業を減らすことができ、ミスも削減することに繋げられます。
また、会議情報を一元管理することにより、チーム間の情報共有もスムーズに行えます。その分、空いた時間を他の業務へ有効活用できるでしょう。
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できますので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:作成したZoom URLはどこに保存されますか?
A:
Zoomにミーティングの予定が保存されます。Saleforceには保存されないため、参加者へのURL共有は手動で行う必要があります。
Q:連携が失敗した場合、通知や再実行はされますか?
A:
連携が失敗した場合、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が送信されます。通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することができます。エラー内容を確認し、修正が必要な場合は、Yoomのヘルプページを参考にしてみてください。
また以下のサポート窓口を使用することも可能です。
Q:作成した会議URLを顧客に自動でメール通知できますか?
A:
今回ご紹介したテンプレートはミーティングの作成をおこなうまでですが、別のテンプレートではメールの送信まで含むものもあります。ぜひ以下のテンプレートも確認しお試しください。