GENIEE SFA/CRMとLINE WORKSの連携イメージ
How to Integrate Applications

2025/01/14

GENIEE SFA/CRMとLINE WORKSを連携して、GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたらLINE WORKSに通知する方法

k.ueno

営業活動を進めるにあたり、リード獲得後のチームへの情報共有は、効果的なアプローチやフォローアップに欠かせない重要プロセスとなっているでしょう。
Yoomを活用してGENIEE SFA/CRMとLINE WORKSを連携させることで、見込み客の情報をチーム全体で迅速に共有できるため、リードへの対応スピード向上が期待できます。
本記事では、GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたらLINE WORKSに通知する自動化フローの設定方法と導入するメリットについて解説します。
業務に取り入れることで、チーム間の情報共有の円滑化と効率的なデータ管理が実現できるのでぜひご覧ください。

こんな方におすすめ

  • GENIEE SFA/CRMとLINE WORKSを活用している方
  • 見込み客情報の共有を効率化したい方
  • リードへの対応スピードの向上を目指す営業マネージャー
  • 円滑な営業活動と情報共有を目指している担当者

GENIEE SFA/CRMとLINE WORKSの連携メリットと具体例

1.情報共有の円滑化

GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されるたびにLINE WORKSで詳細情報の通知を受けることで、チームメンバーが最新情報を把握しやすくなります。
例えば、外出先でLINE WORKSの通知を受けた営業担当者は、通知内容を熟読しすぐに営業フローに則った後続アクションを起こすことができます。
詳細状況を通知することで連絡漏れを防ぎ、顧客に対し充分なアプローチをかけることができるようになるかもしれません。

2.リードへの迅速な対応

自動化フローを業務に取り入れることで、見込み客の状況に応じた適切な対応を迅速に行えるようになります。
例えば、GENIEE SFA/CRMで登録された大口顧客に対し優先対応が必要となった場合、LINE WORKSでその旨を受け取ることで、担当者は優先的に顧客へアプローチできるようになります。
活動時のリソースを各担当者へ適切に配分することで、これまでとは異なる営業戦略を講じることができるようになるかもしれません。

3.対応漏れの防止

GENIEE SFA/CRMで登録された見込み客情報がLINE WORKSに通知されることで、営業担当者はオフィス外でも重要なリード情報を見逃さずに対応できます。
普段使いのツールに情報が漏れなく通知されるので、リモート環境下でも従来と変わらないスピード感で活動を進められる可能性が高まります。
チームメンバー間の情報共有も円滑に行われ、万が一の対応漏れや遅れに気づく体制を整えられるので、スタッフは安心して業務に集中できるはずです。

では、「GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたらLINE WORKSに通知する」のテンプレートを使ったフローボットを作成していきましょう。

[Yoomとは]

GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたらLINE WORKSに通知する方法

GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたことをGENIEE SFA/CRMのAPIを利用して受け取り、LINE WORKSの提供するAPIを用いて事前に指定した情報をLINE WORKSに通知することで実現できます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

フロー完成までの作業は以下のように進めていきます。

  • GENIEE SFA/CRMとLINE WORKSをマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • GENIEE SFA/CRMの起動設定とLINE WORKSに通知する設定
  • トリガーをON

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

・GENIEE SFA/CRMとLINE WORKSをマイアプリ連携

(1)まずはGENIEE SFA/CRMをマイアプリに接続していきます。
Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からGENIEE SFA/CRMを検索してください。

(2)GENIEE SFA/CRMのアプリアイコンを検索し、クリックします。

(3)「アカウント名」に管理用の任意の名称を、「アクセストークン」には「yoom」と入力し[追加]をクリックしてください。
まずは、1つ目のGENIEE SFA/CRMが連携できました。

(4)次にLINE WORKSを接続しましょう。
先ほどと同様の操作でLINE WORKS (API2.0)のアプリアイコンを検索し、クリックします。

(5)「クライアントID」と「クライアントシークレット」、「スコープ」を入力し、[追加]をクリックします。
LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法については、こちらのページもご確認ください。

クリック後、2つのアプリが追加された状態のYoomアカウントのマイアプリ画面へ移動します。
これで2つのアプリがYoomアカウントに接続できました。

・テンプレートのコピー

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、下記のテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

テンプレートがコピーされるので、「OK」ボタンをクリックします。

Yoomアカウントの「マイプロジェクト」の画面に移動するので、テンプレート内容を確認してください。

設定フローは2つです。

・GENIEE SFA/CRMを起動する設定

(1)まず、GENIEE SFA/CRMのアプリトリガーを設定します。

Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたらLINE WORKSに通知する」をクリックしてください。

クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。

(2)まずは、1つ目のアクション「見込み客が作成されたら」をクリックします。
(3)連携するアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックします。

(4)次の画面では表示されたWebhookURLをコピーし、GENIEE SFA/CRMの管理画面で設定を行なう必要があります。
注釈に沿い、操作を進めていきましょう。
設定方法はこちらの記事をご確認ください。

(5)Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行した後、[テスト]をクリックします。
テストを行い、問題がなければ[保存する]をクリックしましょう。
なお、このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。
アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。

・LINE WORKSの設定

(1)最後に、2つ目のアクション「LINE WORKSに通知する」をクリックしましょう。

(2)連携するアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックします。

(3)次の画面で「ボットID」や「トークルームID」に情報を入力します。
ボットIDはDeveloper Consoleでボットを作成した際、または管理者画面からボットを追加した際に取得可能です。
入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいた内容が『候補』に展開されるので、そのなかから運用に合わせた情報を選択できます。

(4)「メッセージ」には、通知するメッセージ内容を記載します。
入力バーをクリックすると、前ステップから取得したアウトプットを引用できます。
(以下の画面はアウトプット【会社名】【電話番号】をメッセージ内に付与したものです。)

(5)情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
これで設定は完了です。

・トリガーをON

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

今回使用したテンプレートはこちら

GENIEE SFA/CRMを使ったその他の自動化例

他にもGENIEE SFA/CRMを使った自動化の例がYoomにあるので、いくつか紹介します。

GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたらMicrosoft Teamsに通知する

GENIEE SFA/CRMに見込み客が登録後、Microsoft Teamsに通知が自動送信されます。
手入力での通知業務を行う必要がなくなり、見込み客の情報を把握して迅速な対応を行うことができます。

GENIEE SFA/CRMで会社情報が登録されたら楽楽販売に追加する

GENIEE SFA/CRMに追加された会社情報を楽楽販売にも自動追加可能です。
異なるツールへの入力作業が1度で完結するため、作業効率が向上するかもしれません。

GENIEE SFA/CRMで見込み客が登録されたらMicrosoft Excelに追加する

Microsoft Excelで見込み顧客の情報を管理したいと考えている方におすすめです。
GENIEE SFA/CRMに登録した情報をMicrosoft Excelに自動で追加できるため、ヒューマンエラーの発生を防止することができます。
また、見込み顧客の分析をスピーディーに行える可能性が高まります。

まとめ

今回紹介したGENIEE SFA/CRMとLINE WORKSの連携により、従来の営業活動におけるチーム間の情報共有プロセスとリード対応フローのより良い改善へつなげます。
作業が自動化されることで、通知業務の手間を削減し、チーム全体の情報共有にかかる時間短縮に寄与します。
必要なリード情報が把握しやすくなり、後続するアプローチやフォローアップの精度を高めることができるかもしれません。
ぜひYoomを活用して、アプリ連携による自動化を体験してください。

The person who wrote this article
k.ueno
Until now, as customer support, we have made efforts to resolve users' questions and concerns. I was moved to learn that by using Yoom, tasks that are becoming increasingly complicated on a daily basis will progress quickly! From now on, we will continue to distribute content with easy-to-understand content so that people who aim to improve work efficiency can use the service smoothly.
Tags
GENIEE SFA/CRM
LINE WORKS
Automation
Integration
Automatic
App integration
No items found.
What is Yoom hyperautomation?
Conventional RPA can only automate simple repetitive tasks, and the setup process was very complicated.
With “hyperautomation,” which combines various technologies such as AI, API, RPA, and OCR, it is possible to automate many tasks that could not be realized until now more easily than before.
Don't Just Connect Apps—Automate Everything
Most tools simply connect one app to another, leaving the complex tasks to you. Yoom goes much further: From document creation and browser automation to OCR and generative AI, Yoom handles it all seamlessly in one platform.

Why settle for basic integrations? Streamline your entire workflow with Yoom’s powerful hyperautomation.
Learn more about Yoom
Helpful Materials
I understand Yoom! 3-piece set of materials
Download materials
Understand in 3 minutes! Yoom service introduction materials
Download materials
Find out by Before After! Yoom Case Study Collection
Download materials
See a list of useful materials