「また口頭での依頼か…。ちゃんとタスクに落とさないと忘れちゃうんだよな」 「CRMでステータス変えたら、勝手に次のアクションに進んでくれたらいいのに」
そんなふうに感じたことはありませんか?Asanaは便利だけど、手動でタスクを登録するのは地味に手間がかかります。Slackでやりとりした内容や、HubSpotでの顧客対応のステータス変更、さらには週次レポートの締切リマインドなど「これ自動でAsanaにタスク化できたら…」と思う場面は意外と多いものです。
この記事では、Asanaへのタスク作成を自動化する具体的な方法を画像付きで詳しく解説 していきます。普段のコミュニケーションやルーチン業務をそのままタスクに変換して、タスク登録の“ひと手間”をまるごと削減してみませんか?
とにかく早く試したい方へ Yoomには<span class="mark-yellow">Asanaへのタスク作成を自動化する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。 「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
[[207153]] Asanaのタスク作成を自動化する方法 普段お使いの様々なツールやタイミングに合わせて、Asanaへのタスク作成を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します! 気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!
チャットツールの情報を使ってAsanaにタスクを作成する <span class="mark-yellow">Slackなどのチャットツールでの特定のコミュニケーションを起点にして、Asanaにタスクを自動で作成する</span>フローです。 口頭やチャットでの依頼・指示も、タスクとして確実に記録し、対応漏れを防ぐのに役立ちます!
[[207153]] データベース/CRMサービスのデータを使ってAsanaにタスクを作成する <span class="mark-yellow">HubSpotなどのCRMやデータベースサービスの情報更新をトリガーとして、Asanaに関連タスクを自動生成する</span>ことも可能です。 顧客対応やデータに基づいたアクションの実行をスムーズにし、営業活動やプロジェクト進行の効率を高めることができます!
[[207175]] スケジュールを起点にAsanaにタスクを作成する <span class="mark-yellow">特定の日時や繰り返しスケジュールを設定し、Asanaに定期的なタスクを自動で作成する</span>ことも。 週次レポートの作成依頼や月次の締め作業リマインダーなど、忘れがちな定型タスクの管理に非常に便利です!
[[207168]] SlackからAsanaにタスクを自動作成するフローを作ってみよう それでは代表的な例として、Slackで特定の投稿があった際にAsanaでタスクを自動で作成するフローを解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちら の登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
フローの作成方法 今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
AsanaとSlackのマイアプリ連携 テンプレートのコピー トリガーとなる投稿と各アクション(データ抽出・タスク追加)の設定 フロー稼働の準備 [[207153]] ステップ1:AsanaとSlackのマイアプリ連携 先ずは、Yoomと連携させたいAsanaアカウントとSlackアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。 この設定は初回のみ必要です。
Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。 マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。 アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではAsana)を検索して選択。 Asanaのサインイン画面が表示されます。 タスクを追加させるアカウントでサインインしてください。 YoomからAsanaへのアクセス権限を確認し、「許可」をクリック。 ※ アカウントが登録されていない場合は、アカウント登録後に下図の画面に遷移します。 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。 Asanaが追加されていることを確認してください。 続けて、Slackもマイアプリに登録していきます。
アプリ一覧画面でSlackを検索して選択。 Slackのサインイン画面で、連携させるワークスペースにサインイン。 ※ サインイン済みのワークスペースがある場合、この画面はスキップされます。 連携させるワークスペースを右上のプルダウンから選択し、トリガーとなるメッセージを投稿するチャンネルを下部のプルダウンから選択。 YoomからSlackへのアクセス権限を確認し、「許可する」をクリック。 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。 このフローで使用する2つのアプリのマイアプリ登録が完了したら、テンプレートのコピーに進みましょう。
ステップ2:テンプレートのコピー Yoomのフローボットテンプレート から使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。 ここでは以下のテンプレートを使うため、バナーの「試してみる」をクリックしてください。
[[207153]] そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。 「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。
※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。
ステップ3:トリガーとなる投稿の設定 先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(メッセージ投稿)を設定していきます。
Slackの「指定したテキストを含むメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリック。 「タイトル」は任意の名称に変更できます。 アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。 ここでは例として「【Asana】を含むメッセージがチャンネルに投稿されたら」に変更しています。 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。 トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。 そのプランの最短の起動間隔にすることで、メッセージ投稿時により早くAsanaへのタスク追加が行えるようになります。 ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。 起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページ をご覧ください。 「チャンネルID」にトリガーとなるメッセージを投稿するチャンネルのIDを設定。 入力欄をクリックすると、連携しているSlackアカウントから候補が表示されるため、対象となるチャンネルを選択してください。 検索欄にチャンネル名を入力と検索が楽になります。 ※ ステップ1のアプリ連携時に選択しているチャンネルにはYoomのアプリが追加されていますが、そうでないチャンネルに通知する場合には別途Yoomアプリを追加する必要があります。 詳しくは、こちらの記事 をご参照ください トリガー条件の「テキスト」に任意のキーワードを設定。 設定を終えたら、Slackの指定したチャンネルに、Asanaに追加したいタスクの内容を投稿してください。 直近1時間以内に、設定したテキストを含むメッセージが投稿されていない場合はテストに失敗します。 ※ 投稿するメッセージの例 「テスト」をクリック。 テストに成功すると、「取得した値」に投稿されたメッセージの情報が追加されます。 手順7で投稿したメッセージの情報が取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。 これでトリガーとなる投稿の設定が完了しました。 トリガーアクションのタイトルは設定したものに変更されています。
ステップ4:データの抽出 ステップ3で取得した情報から、タスク追加に使用するデータを抽出していきます。
AIオペレーションの「テキストからデータを抽出する」をクリック。 適宜「タイトル」を変更。 目的に応じて「変換タイプ」を選択。 データを抽出するテキストの文字数によってタスク数が変わります。 デフォルトでは最小文字数の3,500字となっていますので、長文テキストからデータを抽出する場合には「変更する」をクリックし、任意の変換タイプを選択してください。 「次へ」をクリック。 「対象のテキスト」にはデフォルトで、ステップ3で取得したメッセージの内容が設定されています。 このような「取得した値」は、フローが稼働する度に更新されます。 取得した値(アウトプット)についての詳しい説明は、こちらのヘルプページ をご覧ください。 「抽出したい項目」に、目的に応じて任意の項目を設定。 ここで抽出した項目をAsanaのタスク追加に用います。 ※ タスク追加にはタスク名が必須です。 ※ タスクの開始日や期日は「2021-01-01」という形式で設定します。 必要に応じて「指示内容」に抽出時の指示を設定。 設定を終えたら、「テスト」をクリック テストに成功すると、「抽出したい項目」に設定した項目がメッセージから抽出され、「取得した値」に追加されます。 ※ 期待する値が抽出されていない場合には、「抽出したい項目」の名称や「指示内容」を変更して再度お試しください。 抽出したいデータが取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。 ステップ5:タスクの追加 では、抽出したデータを用いてAsanaにタスクを追加しましょう。
Asanaの「タスクを追加」をクリック。 適宜「タイトル」を変更。 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。 「タスク名」にステップ4で取得したタスク名を設定。 入力欄クリック時に表示される「取得した値」タブから、ステップ4で取得した項目が選択できます。 ※ タイトルを変更している場合は、変更後のタイトルが表示されます。 項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 追加された値}}という形で追加されます。 「プロジェクトID」にタスクを追加するプロジェクトのIDを設定。 入力欄をクリックすると、連携しているAsanaアカウントから候補が表示されるので、対象となるプロジェクトを選択してください。 プロジェクトIDはAsanaのプロジェクト概要ページURL(app.asana.com/0/{{ID部分}}/overview)でも確認できます。 「セクションID」にタスクのセクションのIDを設定。 入力欄をクリックすると、指定したプロジェクトから候補が表示されるので、対象となるセクションを選択してください。 その他の項目も、必要に応じて設定してください。 タスク名と同様に「取得した値」から項目を選択します。 設定を終えたら、「テスト」をクリック。 テストに成功したら、Asanaの指定したプロジェクトを確認しましょう。 ※ Asanaに追加されたタスク 指定した通りにタスクが追加されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。 ステップ6:フロー稼働の準備 フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。 早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。
あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。
トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。 指定したチャンネルにキーワードを含むメッセージを投稿し、Asanaにタスクが追加されていれば成功です。
今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます! 是非、Yoomの便利な機能をお試しください。
AsanaのAPIを使ったその他の自動化例 AsanaのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
Asanaを使った自動化例 Google フォームに入力された情報をAsanaにタスクとして自動登録したり、Asanaで作成されたタスクの内容をGoogle スプレッドシートに同期させたりすることができます。また、Asanaで新しいタスクが追加された際にGitHubにIssueを作成したり、Salesforceで新規リードが登録されたタイミングでAsanaに関連タスクを生成したりと、他のアプリケーションと連携することで業務の一貫性と抜け漏れ防止を実現できます。
[[111959,72732,160839,158640,181531]] まとめ この記事では、「Asanaへのタスク作成を自動化する方法」 について、ノーコードで実現できる具体的な手順をご紹介しました。 チャットでのやり取りや定期的な業務、外部サービスの更新など、様々なトリガーをもとにAsanaへ自動でタスクを追加することで、作業漏れの防止や業務の効率化に大きく貢献します。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したAsanaとの連携テンプレート以外にも、さまざまなツールと組み合わせて業務を自動化できるテンプレートが多数用意されています。</span>スケジュールに応じた通知、フォーム入力を起点にした処理、チャットでの依頼をタスク化するなど、実際の業務に即した自動化が簡単に実現できるのが魅力です。
「タスク登録の手間を減らしたい」「チーム全体の抜け漏れをなくしたい」「繰り返し作業を自動化したい」 とお考えの方は、ぜひYoomのテンプレートを活用してみてください。面倒な設定なしですぐに始められます!
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