■概要
Shopifyでの日々の売上や注文状況の確認、そしてそのデータに基づいた戦略立案を手作業で行うのは、時間がかかり大変な業務ではないでしょうか。特に、データ分析に多くの時間を費やしてしまうと、本来注力すべき施策の実行が遅れてしまうこともあります。このワークフローを活用すれば、毎週のShopifyの注文情報を自動で取得し、AIが分析から戦略提案までを行いSlackへ通知するため、こうした課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- Shopifyの注文情報を手作業で集計・分析しているECサイトの運営担当者の方
- データに基づいた販売戦略を効率的に立案したいマーケティング担当者の方
- AIを活用して、EC事業の売上向上と業務効率化を両立させたいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- 毎週の注文情報を自動で取得しAIが分析するため、データ収集やレポート作成にかかっていた時間を削減し、より戦略的な業務に集中できます。
- AIによる分析と提案が自動で出力されるため、担当者による分析のばらつきを防ぎ、データに基づいた質の高い意思決定を促進します。
■フローボットの流れ
- はじめに、ShopifyとSlackをYoomと連携します。
- トリガーで「スケジュールトリガー機能」を選択し、毎週特定の日時など、フローボットを起動したいスケジュールを設定します。
- オペレーションでShopifyの「注文の一覧を取得する(期間指定)」アクションを選択し、分析対象としたい期間の注文情報を取得するように設定します。
- 次に、AI機能の「テキストを生成する」アクションを設定し、取得した注文情報を基に分析や戦略提案を行うよう、AIへの指示(プロンプト)を入力します。
- 最後に、Slackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを設定し、AIが生成したテキストを指定のチャンネルに通知するように設定します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガー機能では、Cron設定を活用することで、毎週だけでなく毎日や毎月など、実行頻度をより細かく調整することが可能です。
- AI機能に与えるプロンプト(指示)を工夫することで、売れ筋商品の傾向分析や顧客セグメント別の戦略など、分析内容をより詳細にカスタマイズできます。
- Slackへの通知は、チームのチャンネルだけでなく、特定の担当者へのダイレクトメッセージに切り替えるなど、通知先を任意で設定できます。
■注意事項
- Shopify 、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
- Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。