■概要
Webサイトのセキュリティを維持するために、WordPressのパスワードを定期的に更新することは重要です。しかし、手作業での更新や関係者への通知は手間がかかってしまい、つい忘れてしまいがちではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、設定したスケジュールで安全なパスワードを自動生成しWordPressのユーザー情報を更新後、新しいパスワードをSlackに通知する一連の作業を自動化でき、セキュリティ管理の手間を削減できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- WordPressで構築したサイトのセキュリティ管理を担当されている方
- 定期的なパスワードの変更を手作業で行い、非効率だと感じている方
- パスワード変更後の関係者への共有を、よりスムーズに行いたい方
■このテンプレートを使うメリット
- スケジュールに基づきパスワードの生成から更新・通知までを自動化するため、手作業で行っていた定期的な更新業務の時間を削減できます。
- 手動での更新忘れや通知漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、Webサイトのセキュリティレベルを安定的に維持することに繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、WordPressとSlackをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでスケジュールトリガー機能を選択し、「毎月1日の午前10時に実行」など、パスワードを更新したい周期や日時を設定します。
- 次に、オペレーションでAI機能の「パスワードを生成する」アクションを設定し、安全なパスワードを自動で作成します。
- その後のオペレーションでWordPressの「ユーザーを更新」アクションを選択し、先ほど生成したパスワードを使って対象ユーザーの情報を更新します。
- 最後に、オペレーションでSlackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを設定し、更新が完了した旨と新しいパスワードを指定のチャンネルに通知します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガーでは、パスワードを更新する周期(毎月、毎週など)や、実行する日時を自由に設定することが可能です。
- AI機能でのパスワード生成は、「16文字以上の英数字と記号を含む」など、プロンプトを自由に作成して任意の条件でパスワードを作成できます。
- Slackへの通知内容は、通知先のチャンネルを任意で設定できるだけでなく本文に固定のテキストを入れることや、前段のオペレーションで取得したパスワード情報などの変数を埋め込んだりすることが可能です。
■注意事項
- WordPress、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。