■概要
Shopifyで運営するECサイトの売上レポート作成は、どのように行っていますか。毎月、前月分の注文情報を手作業で抽出し、レポートにまとめてメールで共有するのは、時間がかかる上に転記ミスなどの懸念もあります。このワークフローは、指定したスケジュールでShopifyから自動で注文情報を取得し、Google スプレッドシートでレポートを作成後、Gmailで関係者に送信する一連の流れを自動化することで、こうした月次の定型業務を効率化します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Shopifyを利用し、毎月の売上レポート作成を手作業で行っている方
- ECサイトの注文データを基にした報告業務の効率化を検討している方
- 手作業によるデータ集計での入力ミスや報告漏れをなくしたい方
■このテンプレートを使うメリット
- 毎月決まった日時に自動でレポートが作成・送信されるため、これまで手作業に費やしていた時間を短縮することができます。
- 手動でのデータ抽出や転記作業がなくなることで、数値の間違いや共有漏れといったヒューマンエラーの防止に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、Shopify、Google スプレッドシート、GmailをYoomと連携します。
- 次に、トリガーで「指定したスケジュールになったら」を選択し、フローを起動したい日時(例:毎月1日の午前9時)を設定します。
- 続いて、オペレーションでShopifyを選択し、「注文の一覧を取得する(期間指定)」アクションで前月分の注文データを取得するよう設定します。
- Google スプレッドシートの「書類を発行する」アクションで、取得した注文データを基に事前に用意したテンプレートからレポートファイルを作成します。
- 最後に、Gmailの「メールを送る」アクションで、作成したレポートファイルを添付し、指定の宛先にメールを自動送信するよう設定します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Google スプレッドシートの書類発行アクションでは、出力するレポートのファイル名を任意の内容に設定できます。
- Gmailのメール送信アクションでは、送信先(To,Cc,Bcc)を自由に設定できるだけでなく、件名や本文に固定のテキストや、Shopifyから取得した注文数などの値を差し込んで送信することが可能です。
■注意事項
・Shopify、Google スプレッドシート、GmailのそれぞれとYoomを連携してください。
・Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。