■概要
ShopifyでECサイトを運営する上で、在庫管理は重要な業務の一つですが、常に在庫数を手動でチェックするのは手間がかかる作業ではないでしょうか。確認漏れによる在庫切れは、販売機会の損失に直結するリスクも伴います。
このワークフローを活用すれば、Shopifyの在庫情報が更新された際にWebhookをトリガーとして、在庫数が設定した閾値を下回った場合に、自動でMicrosoft Teamsへ通知することが可能になり、在庫管理業務を効率化できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- Shopifyの在庫管理を手作業で行っており、確認の手間や時間を削減したい方
- 在庫切れによる販売機会の損失を防ぎ、迅速な発注対応を実現したいEC担当者の方
- Shopifyの在庫情報をWebhookでリアルタイムに把握し、チームで共有したい方
■このテンプレートを使うメリット
- Shopifyの在庫数を常に手動で監視する必要がなくなり、発注対応などのコア業務に集中する時間を確保できます。
- 在庫数の確認漏れやチームへの共有忘れといった人為的ミスを防ぎ、欠品による機会損失のリスクを低減します。
■フローボットの流れ
- はじめに、ShopifyとMicrosoft TeamsをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでShopifyを選択し、「在庫レベルが更新されたら(Webhook)」を設定します。
- 次に、オペレーションでShopifyの「商品情報を取得」アクションを設定し、在庫が変動した商品の詳細情報を取得します。
- 次に、分岐機能を利用し、取得した在庫数が設定した閾値以下の場合のみ、後続のアクションが実行されるよう条件を設定します。
- 最後に、オペレーションでMicrosoft Teamsの「チャネルにメッセージを送る」アクションを設定し、指定したチャネルに在庫僅少の通知を送信します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Shopifyの各アクションでは、固定値だけでなく、前のステップで取得した商品名や在庫数といった情報を変数として設定できます。
- 分岐機能では、通知のトリガーとなる在庫数の閾値を任意の数値で設定することが可能です。例えば、「在庫数が10以下になったら」といった条件を自由にカスタマイズできます。
- Microsoft Teamsへの通知先チャネルは任意で設定でき、メッセージ本文には商品名や現在の在庫数などの変数を含めることで、状況がひと目でわかる通知を作成できます。
■注意事項
- Shopify、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。
- Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
- 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
- Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。