2024/10/04
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートとboardで顧客情報の登録を自動化しよう!

m.wadazumi

目次

顧客情報を管理しているカスタマーサポートチームや営業チームは、正確なデータ管理が求められます。
しかし、異なるツールに手動で登録していると、入力ミスのリスクが高まります。
本記事では、Google スプレッドシートとboardを連携し、顧客情報を自動登録する方法を紹介します。
これにより、顧客情報を手動で転記する必要がなくなり、データの正確性が高まるでしょう。
今回は、具体的な自動化の設定方法から、自動化によるメリットを詳しく解説します。

Google スプレッドシートとboardを連携するメリット

メリット1:担当者の負担が軽減する

Google スプレッドシートとboardを利用して、顧客情報の管理を手動で行っている場合、転記する手間がかかります。
しかし、これらのアプリを連携させて自動化することで、その手間を省くことができます。
たとえば、Google スプレッドシートに顧客情報を登録するだけで、boardにも自動で反映されます。
これにより、複数の顧客情報を登録する場合でも、担当者はGoogle スプレッドシートにデータを登録するだけで済むでしょう。
<span class="mark-yellow">特に営業チームやカスタマーチームは、転記作業に時間を割く必要がなくなるため、営業活動や顧客対応に集中できます。</span>

メリット2:顧客情報の正確性が向上する

顧客情報の同期を自動化することで、データの不整合を防いでくれるでしょう。
手動で顧客情報を入力すると、入力漏れやミスのリスクが高まります。
そこで、<span class="mark-yellow">自動化を活用すれば、手動入力時のミスを減らし、正確なデータを維持することができるでしょう。</span>
これにより、見積書や請求書を作成する際は、正確な顧客情報を基に作成できます。
今後の業務に関わる大切な情報なので、正確なデータ管理は重要であると言えます。

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとboardの連携フローの作り方

今回は「Google スプレッドシートに行が追加されたら、boardに顧客を登録する」という以下のテンプレートの設定方法をご紹介します。
このテンプレートを利用することで、イチから自動化設定を行う必要がなく、便利です。

工程は5ステップだけなので、10~15分で設定できます。

  1. Google スプレッドシートとboardをマイアプリ登録
  2. Google スプレッドシートで行が追加されたら起動するトリガーを設定
  3. boardで顧客の登録をするアクションを設定
  4. Google スプレッドシートでレコードを更新するアクションを設定
  5. Google スプレッドシートとboardの自動化設定の動作確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:Google スプレッドシートとboardをマイアプリ登録

Google スプレッドシートとboardをYoomに接続するマイアプリ登録を行ってください。
最初にマイアプリ登録を済ませると、自動化設定がスムーズに行えます。

Google スプレッドシートのマイアプリ登録を行いましょう。
Yoom画面の左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。
「アプリ名で検索」からGoogle スプレッドシートを探すか、アプリ一覧から探しましょう。

以下の画面が表示されるので、Google スプレッドシートにログインしてください。


次に、boardのマイアプリ登録を行います。
Yoomのヘルプページに記載されているので、そちらを参照して登録しましょう。

マイアプリにGoogle スプレッドシートとboardが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:Google スプレッドシートで行が追加されたら起動するトリガーを設定

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認しましょう。
変更が必要な場合は、以下の画面より変更できます。
最初に、Google スプレッドシートの設定から行うため、「行が追加されたら」をクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、設定を確認します。

  • 「タイトル」→必要に応じて変更可能
  • 「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」→相違がないか確認
  • 「トリガーアクション」→行が追加されたら

以下の画面が表示されたら、設定方法を確認してください。

Google スプレッドシートに移動し、顧客情報をテスト用に設定しましょう。
例として以下のように設定しました。

Yoomに戻って、以下の画面の設定をしてください。

  • 「トリガーの起動間隔」→5分、10分、15分、30分、60分から選択
    ※プランによってトリガーの起動間隔は異なるので、ご注意ください。
  • 「スプレッドシートID」、「シートID」→候補から選択するか説明を確認して設定
  • 「テーブルの範囲(始まり)」→今回の場合はA
  • 「テーブルの範囲(終わり)」→今回の場合はC
    ※項目が終わっている列のアルファベットを指定
  • 「一意の値が入った列」→列内で値が重複しない列を指定
    ※必ず一意の値がある列にしましょう。値が重複した場合は、正しく動かない可能性があります。今回は顧客名の列のAを指定しました。どの列を指定するかは任意です。

設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします。

ステップ3:boardで顧客の登録をするアクションを設定

次に、boardの設定を行うため、「顧客の登録」をクリックしましょう。
以下の画面が表示されるので、設定を確認します。

  • 「タイトル」→必要に応じて変更可能
  • 「boardと連携するアカウント情報」→相違がないか確認
  • 「アクション」→顧客の登録

以下の画面が表示されたら、こちらで取得したAPIキーを入力しましょう。

スクロールし、「顧客名」と「顧客略称名」をGoogle スプレッドシートのアウトプットを利用して設定しましょう。
赤枠内の矢印をクリックすると、先ほどGoogle スプレッドシートで設定したアウトプットが表示されます。

スクロールして、説明を確認し、「デフォルト支払条件ID」を設定してください。
他にも必要な項目があれば、設定します。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

ステップ4:Google スプレッドシートでレコードを更新するアクションを設定

続いて、Google スプレッドシートにレコードを更新する設定を行うため、「レコードを更新する」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→必要に応じて変更可能
  • 「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」→相違がないか確認
  • 「実行アクション」→レコードを更新する

スクロールして、説明を確認し、「データベースの連携」の設定をしてください。

以下の画面が表示されたら、設定方法を確認します。

以下の画面が表示されるので、「更新したいレコードの条件」を設定しましょう。
こちらではトリガー時点で入っている一意の値を使って対象レコードを検索します。
例として以下のように設定しました。

スクロールし、説明を確認して、「更新後のレコードの値」を設定してください。
boardから取得した顧客IDを更新するので、「顧客ID」にboardのアウトプットを使用します。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

ステップ5:Google スプレッドシートとboardの自動化設定の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。

その他のGoogle スプレッドシートとboardを使った自動化の例

1.boardに新しい案件が登録されたら、Google スプレッドシートにシートを自動追加するフローです。
Google スプレッドシートのシートを自動追加することで、手動でシートを作成する手間が省けます。
新規の案件ごとにシートを作成できるため、案件情報の管理がしやすくなります。

2.boardに新しい案件が登録されたら、自動的にGoogle スプレッドシートにレコードを登録するフローです。
こちらは先ほどのテンプレートと似ていますが、案件情報を自動で転記することができます。
案件情報をboardとGoogle スプレッドシートを用いて、管理している方におすすめです。

3.Googleスプレッドシートで行が更新されたら、kintoneのレコードも自動更新するフローです。
Google スプレッドシート上でデータを更新すると、kintone内のデータも自動的に更新されます。
更新作業の手間が省け、作業負担が軽減するでしょう。

まとめ

Google スプレッドシートとboardを連携することで、顧客情報の登録が自動化され、業務効率が向上するでしょう。
また、手作業のデータ入力が不要になり、ヒューマンエラーを軽減できます。
これにより、データの正確性を維持することができるでしょう。

Yoomでアプリ連携を行うためには、特別なスキルは一切必要ありません。
誰でも簡単に操作ができるので、ぜひ体験してみてください。
Yoomの無料登録はこちらからできます。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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