CallConnectとSlackを連携して、CallConnectで電話を着信したらSlackに通知する方法

顧客対応や営業活動を行なう上で電話応対は、非常に重要です。Yoomを活用してCallConnectとSlackを連携することで、CallConnectで電話を着信したら自動的にSlackに通知することが可能になります。これにより、チャットツールに通知することで着信の見逃し防止が期待できます。また、Slackに着信履歴が蓄積されるため、メンバー間での情報共有が簡易化できるでしょう。この記事では、CallConnectで電話を着信した際に、自動でSlackに通知するフローの設定方法と導入するメリットについて解説します。

こんな方におすすめ

CallConnectとSlackをそれぞれ利用している方
電話着信対応をチームで効率的に共有・管理したいと考えているチームリーダー
顧客対応や営業活動において、電話の応答スピードを向上させたいと考えている担当者
着信履歴を一元管理し、電話対応を効率化したいと考えている経営者や管理者

CallConnectとSlackの連携メリットと具体例

メリット1：着信の見逃し防止

CallConnectとSlackを連携することでCallConnectで着信があると自動でSlackに通知されます。
例えば、営業担当者は外出中でもSlackの通知で着信情報を確認することができるため、着信の見逃しや対応漏れの防止が期待できます。

メリット2：情報共有の効率化

この連携を行うことで、Slack上で着信情報を全員が共有でき、誰が対応すべきかをすぐに判断できます。
例えば、カスタマーサポートチームが顧客対応を行う際、Slackの通知で状況を把握することで、最適なメンバーに対応を引き継ぐことができます。
これによって、顧客満足度の向上が期待できます。

メリット3：着信履歴の簡易管理

CallConnectとSlackの連携を取り入れることで、Slackに着信履歴が自動的に蓄積されるため、過去の通話記録を簡単に参照できます。
例えば、後日折り返しが必要な対応があった際、着信履歴を確認することで対応状況や詳細確認ができます。
また、Slack上の着信履歴を活用して着信状況を分析することで、業務改善が期待できます。

[Yoomとは]

CallConnectで着信したらSlackに通知する方法

CallConnectで電話を着信した情報をCallConnectのAPIを利用して受け取り、Slackの提供するAPIを用いてSlackに通知することで実現できます。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

CallConnectとSlackをマイアプリ登録
テンプレートをコピー
フローの起点となるCallConnectのトリガー設定と、その後に続くSlackのオペレーション設定
トリガーボタンをONにして、CallConnectとSlackの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1：CallConnectとSlackをマイアプリ連携

CallConnectとSlackをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
最初にマイアプリ登録を行うことで自動化設定が簡単になります。

まず、CallConnectのマイアプリ登録を行ってください。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。

アプリ一覧と検索欄が表示されるので、いずれかを活用してCallConnectを選択します。

以下の画面が表示されたら、説明を確認し、「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、追加をクリックします。

これで、CallConnectのマイアプリ連携が完了します。

続いて、Slackのマイアプリ登録に移ります。
先ほどと同様に、Slackをアプリ一覧から探すか、検索してください。

ワークスペースのURLを入力し、「続行する」をクリックします。

以下の画面が表示されたら、「許可する」をクリックします。
これで、Slackのマイアプリ連携が完了します。
不明な点があれば、こちらをご参照ください。

両方のマイアプリ登録が完了したら、CallConnectとSlackがマイアプリに表示されます。

続いて、フローボットのテンプレートを使用して設定を進めましょう。
Yoomにログインし、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました！」と表示されるので、「OK」をクリックすることでコピーが完了します。

ステップ2：トリガーを設定

次に、CallConnectのトリガーを設定します。「Webhookを受信したら」をクリックしてください。

「CallConnectと連携するアカウント情報」を確認してください。
「タイトル」は自由に変更できますが、トリガーアクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。

続いて、「Webhookイベントの受信設定」をします。
手順を確認し、設定を行ってください。

設定後、「テスト」をクリックしてください。

テストを実行するとアウトプットに情報が表示されます。
情報が表示されたことを確認し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3：アクションを設定

続いて、Slackのアクションを設定します。
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。

次に、「Slackと連携するアカウント情報」を確認してください。
「タイトル」は自由に変更できますが、実行アクションは変更しないでください。

「API接続設定」を行います。
「投稿先のチャンネルID」は候補から選択してください。

「メッセージ」には通知する内容を任意で設定してください。
「アウトプット」から「Webhookイベントの受信設定」で取得したアウトプット情報を利用できます。

設定後、「テスト」をクリックします。
「テスト成功」と表示されたら「保存」をクリックしてください。

ステップ4：CallConnectとSlackの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックすると、自動化の設定は完了です。
これで、CallConnectで電話を着信したらSlackに自動的に通知されます。

今回使用したテンプレートはこちらです。

CallConnectを使ったその他の自動化の例

他にもCallConnectを使った自動化の例がYoomには多数あるのでいくつか紹介します。

1.CallConnectで電話を着信したらGoogle スプレッドシートに追加するフロー

この連携によって、CallConnectで電話を着信すると自動でGoogleスプレッドシートに着信情報が追加されます。
着信情報が自動でGoogleスプレッドシートに追加されることで、情報を一元管理することができ、確認も簡単に行うことができます。
これにより、情報共有の強化が期待できます。

2.Google スプレッドシートで顧客情報が更新されたらCallConnectの情報を削除するフロー

この連携によって、Google スプレッドシートで顧客情報が更新されると自動でCallConnectの情報を削除できます。
Google スプレッドシートの更新内容に基づいてCallConnectの情報を自動で削除できるため、手動での削除作業が不要になります。
これによって、情報の削除忘れやミスを防ぎ、情報管理の効率化が期待できます。

3.Google スプレッドシートで情報が追加されたらCallConnectで顧客情報を作成するフロー

この連携によって、Google スプレッドシートで情報が追加されると、自動でCallConnectに顧客情報を作成できます。
顧客情報の作成を自動化することで、正確に情報を転記でき、ミスのない情報管理につながります。
これにより、担当者は他の業務に取り組めるため、業務の効率化が期待できます。

まとめ

CallConnectとSlackの連携により、着信の見逃し防止、情報共有の強化、着信履歴管理の効率化をサポートします。
これにより、業務の効率化や顧客満足度の向上が期待できます。

また、Yoomのアプリ連携はノーコードで設定ができ、誰でもすぐに始められます。ぜひ導入を検討してみてください。