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Grokでサムネイル画像は作れる?実際に検証してわかった実力を解説
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2025-12-15

Grokでサムネイル画像は作れる?実際に検証してわかった実力を解説

Kana Saruno
Kana Saruno

X(旧Twitter)での情報発信が加速する中、xAIが開発したAIチャットボット「Grok」の画像生成機能が注目を集めています。

そこで本記事では、「Grokを使って実際にサムネイル画像を作成できるのか」を、ノンデザイナーの著者が、そのクオリティや使い勝手の良さを実際に検証していきます。
特に、YouTubeやSNS運用において「制作コストと時間を削減したい」と考えている方に向けて、Grokの強みであるXとの連携やユニークな表現力が、実際の業務フローでどのように役立つのかに着目して検証!
本当に業務効率化につながるのか、その実力を確かめていきましょう!

Grokとはどのようなツールなのか

Grokは、xAI社によって開発されたAIチャットボットツールです。
2023年に発表され、Xプラットフォーム上での利用が可能になりました。
その後、Webブラウザやモバイルアプリでも利用できるようになり、テキストベースの会話を通じてユーザーとやり取りし、情報を提供したり、質問に回答したりする機能を備えています。

Grokの大きな特徴として、Xと直接連携することで、今この瞬間に投稿されているポストやトレンド情報を参照するため、一般的なAIが苦手とする「昨日のニュース」や「数分前に話題になった出来事」についても正確に把握し、回答を生成します。
現在、ユーザーとのインタラクションを通じて学習し、より高度な会話能力を持つAIツールとして進化し続けています。

本記事の想定読者

本記事は、以下のような方を想定して執筆しています。

  • SNS運用やコンテンツ企画を担当しており、サムネイル作成の工数削減を目指すマーケティング担当の方
  • Grokの画像生成機能が、YouTubeやブログのアイキャッチ作成に実用レベルで使えるか知りたい方
  • デザインツールとAIツールを組み合わせて、質の高いビジュアルコンテンツを効率よく制作したい方

Grokの利用料金とプラン

Grokの利用は基本的に無料プランから始められますが、いくつかの追加機能を活用するためには有料プランへのアップグレードが必要です。
以下では、Grokの代表的な利用プランとその料金について紹介します。
(今回は「無料プラン」と「X Premium」「X Premium+」にて比較)

※2025年12月現在の情報です。

※上記は日本での利用を想定した比較表です。ご自身のアカウント・地域での最新状況を公式サイトで確認する必要があります。

※無料プランは、チャット回数や生成可能なコンテンツ数が制限される可能性があります。

※X Premium+は「制限の緩和」が適用されており、必ずしも「無制限」での利用が可能というわけではありません。多量のコンテンツ生成には注意が必要です。

その他の詳細については、Grokの公式サイトで最新の情報を確認してください。

画像生成ツールにおけるGrokの強み

Grokでサムネ画像を作る場合、まず無料プランでは、Xの無料アカウントまたはGrokアプリだけで利用できます。
利用回数には制限があり、一部地域では待機リストや提供エリアの制約もありますが、「簡単なサムネを2〜3枚作りたい」といった用途なら十分です。
より本格的に使うならX Premium
有料で利用でき、ポスト編集などのX機能に加え、無料プランよりGrokの利用回数の制限が緩和されます。
さらにヘビーユーズしたいのなら、X Premium+
月額はPremiumプランより高くなりますが、広告ほぼなしのタイムラインや返信優先表示に加え、Grok 4やSuperGrokなど上位モデル、Grok Imagineの高い利用上限にアクセスできます。

上記のことから画像生成という機能にフォーカスすると、

  • チャット画面でテキスト指示(プロンプト)を送るだけで、画像を生成できる。
  • 生成した画像をXへポストできるほか、リアルタイムのトレンド情報を加味した生成が可能。
  • ユーモアや皮肉を理解する独自の表現力があり、写真風からイラスト風まで幅広いスタイルに対応できる。
  • 著作権・肖像権の侵害リスクの可能性などは、自分で注意して運用する必要があるが、商用利用も可能。

といった充分な活用メリットを持っています。

※文字を含む画像の生成が苦手で、看板やロゴの文字が正確に表示されないことがあります。また、アニメーションや透過背景には対応できない可能性があります。

Grokでサムネイル画像を実際に作ってみた!

さて、ここまで簡単に、Grokの機能や利用料金について解説していきました。
それでは早速、画像生成機能をビジネスやクリエイティブの現場でどう活用できるか、具体的な利用シナリオをもとに検証していきましょう!
以下は、今回の利用シナリオ案です。それぞれ違うテーマで意図に近いものを生成してくれるのかを検証します。

利用シナリオ案

利用シナリオ案 1:『YouTube動画用のサムネイル背景作成』

提示したテーマに合った魅力的な背景画像を生成し、文字入れは別ツールで行うことを想定。利用モデル:Grok 4.1 (Thinking)

【条件】

  • デザインは明るく爽やかな色合い
  • 10代~20代の女性をターゲット
  • ポップで親しみやすい雰囲気...(後略)

【ツールの特徴に合わせた検証項目3つ】

  • 指定した雰囲気(清涼感)が表現できているか
  • 再調整の指示がスムーズに通るか
  • 人物の描写は自然か

シナリオ案 2『プレゼンテーション資料の挿絵作成』

プレゼンテーション資料のスライドの隙間を:埋めるための、特定の感情(驚き、喜びなど)を表すキャラクター画像の作成。利用モデル:Grok 4.1 (Thinking)

【条件】

  • プレゼンが成功してガッツポーズをするスーツを着たゴリラ
  • 真面目な会議室を背景とする
  • 油絵風

【ツールの特徴に合わせた検証項目3つ】

  • ユニークな指示への対応力
  • スタイル(油絵風)の再現度
  • 資料に使えるインパクト

シナリオ案 1『YouTube動画用のサムネイル背景作成』を検証!

まずは、商品マーケティング(今回は化粧水を指定)を行う上で効果的なアプローチ方法の一つとして挙げられるYouTube動画。
この動画用のサムネイル背景作成について、実際に検証を行います。
Grokは文字生成が苦手という弱点があるため、文字を入れる前の「高品質なベース画像」をいかに手軽に作れるかがポイントになります。

検証条件とプロンプト

今回は、最新モデルである「Grok 4.1 (thinking)」の実力を測るため、YouTube動画のサムネイル作成を想定した検証を行いました。

まず、Xの画面にある「Grok」アイコンから起動し、プロンプトを入力して画像を生成します。

使用したプロンプト

夏におすすめの冷感グッズを紹介するYouTube動画用のサムネイル画像を作成してください。

【条件】

  • 人物は入れず、大小の化粧水ボトルを2つ設置
  • デザインは明るく爽やかな色合い
  • 10代~20代の女性をターゲット
  • ポップで親しみやすい雰囲気
  • 背景は水色を基調
  • 清涼感が伝わるように、氷・霧・透明感・光の演出などを使う
  • 商品がひんやりして見えるように強調
  • スタイルはイラスト風またはソフトな写真風
  • テキストを配置するスペースを意識
  • 小さな表示でも目を引く構図

このようなテキスト入力のみでどのような結果が得られるでしょうか...!

「画像を生成」をクリックしている状態で、↑矢印をクリック!

生成結果と使用感

以下のような画像を生成してくれました!特筆すべきは生成スピードです。
プロンプト入力から画像生成完了まで、わずか15秒以内という驚異的な速さでした。