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ビジネスの現場では、注文対応のスピードと正確さが求められます。
そのためツール間の連携が重要になってきます。
そこで今回は、DEXTREで注文が発生した際に自動的にChatworkへ通知するフローをご紹介します。
この連携によって、業務効率の大幅な向上が期待できます。
連携設置の具体的な方法やメリットを解説し、ノーコードで簡単に自動化を実現する手順をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
DEXTREとChatworkを連携することで、注文が発生するたびにChatworkへ通知が自動化され、注文情報の重複や情報漏れなどの発生を防止し、業務の正確性の向上が期待できます。
特に、多数の注文が短時間で発生する繁忙期には通知により担当者が注文情報を見逃すリスクの軽減も見込めます。
さらに、通知内容が記録としても機能するため、過去の対応状況を振り返る際にも有用です。
この記録機能は、トラブルシューティングや業務改善の際にも役立ちます。
こうした連携によって、信頼性の高い業務運営が見込めます。
注文通知を受け取った担当者がすぐにアクションを取れるため、対応スピードが向上します。
特に、多数の注文が同時に発生する繁忙期や急な注文が増加する状況において、素早い通知は注文処理スピードを向上させる重要な役割を果たします。
短納期の商品を扱う場合も、通知は注文対応までのリードタイムを最小化が期待できます。例えば、Chatworkの通知を受けて、倉庫スタッフが素早く在庫確保や出荷準備を開始できるため、迅速な商品発送が可能となり、顧客満足度の向上にもつながります。
Chatworkへの通知自動化により、注文確認に要する手間が大幅に削減され、業務負担が軽減されます。
これにより、担当者は他の重要な業務に時間を割くことができ、業務全体の効率化が見込めます。
例えば、通常は定期的にDEXTREの管理画面をチェックする必要がありますが、自動通知によりその必要がなくなり、営業活動や顧客フォローなどの付加価値の高い業務に専念することが期待できます。
ここからは、Yoomのテンプレート【DEXTREで注文が発生したらChatworkに通知する】という連携フローを使って設定をしていきます。
[Yoomとは]
DEXTREで発生した注文をDEXTRE APIで受け取り、Chatworkの提供するAPIを経由して、Chatworkに通知することができます。
Yoomというノーコードツールを活用することで、プログラミング知識がなくても簡単に自動化を実現できます。
今回の連携フローの手順は大きく分けて以下の通りです。
・DEXTREとChatworkをマイアプリ連携
・テンプレートをコピー
・トリガー、アクションの設定
・最後にトリガーが起動と確認
1)Yoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
Yoomのアカウント発行ページ
アカウントを取得している場合は、ログインしてください。
2)DEXTREのマイアプリ登録にはアクセストークンが必要です。
事前にアクセストークンにDEXTREのAPIキーを設定してください。
APIキーはDEXTRE担当者までお問い合わせください。
1)Yoomのアカウントにログインしたら、次に使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。

2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する2つのアプリ「DEXTRE」と「Chatwork」を1つずつ検索します。

DEXTREを選択できたら、使用するアカウントで設定を行ってください。
あらかじめコピーしたトークンとAPIキーを登録します。
アカウント名の項目は任意のアカウント名を入力し、「追加」をクリックします。

同様にChatworkを選択できたら、使用するアカウントで設定を行ってください。
ChatworkのユーザーアカウントIDの確認方法 | Yoomヘルプセンター

3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されるか確認してください。
次に、以下のバナーをクリックします。
1)最初に「このテンプレートを試す」というアイコンをクリックしてください。

2) 以下の確認画面が表示されますので、「OK」をクリックしてください。

この画面が表示されたら、コピーが正常に完了しています。

その後は、タイトルや詳細をクリックして編集できます。
右側に「!」アイコンが表示されていますので、順番にクリックしてオペレーションを設定します。
コピーしたテンプレートは「マイプロジェクト」に保存され、そこからも開くことができます。

「アプリトリガー 注文が発生したら」をクリックします。

1) アクションは「注文が発生したら」を選択して、「次へ」をクリックします。

2) 必須項目を入力してください。
トリガーの起動間隔は、契約プランによって異なります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
ブランドIDはアプリ登録ができていれば候補から選択できます。
選択が完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

1) フローに戻り、「アプリと連携する メッセージを送る」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「メッセージを送る」を選択し、「次へ」をクリックします。

3)必須事項を入力します。

メッセージに先ほど取得したDEXTREのアウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

これで【DEXTREで注文が発生したらChatworkに通知する】フローが完成です。
設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく作動するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら
他にも、DEXTREを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.DEXTREで注文が発生したらDiscordに通知する
このテンプレートは、DEXTREで注文が発生すると、自動的にDiscordに通知を送ることが可能です。
例えば、営業部門で新規注文が発生した際、チームが参加するDiscordの注文管理チャンネルに素早く通知が届きます。
これにより、特急案件や重要な注文に対して迅速に対応でき、スピーディーな情報共有が見込めます。
さらに通知が一元化されることで、連絡ミスや対応の遅れを防ぎ、業務効率の向上が期待できます。
2.DEXTREで注文が発生したらSlackに通知する
このテンプレートは、DEXTREで注文が発生すると、自動的にSlackに通知を送ることができます。
例えば、営業部門で新規注文が発生した際、チームが参加するSlackのチャンネルに素早く通知が届きます。
これにより、注文にスピーディーに対応でき、情報共有を迅速に進められます。
また、通知の一元化で対応漏れやミスを防ぎ、業務効率が向上し、チーム全体の連携強化が期待できます。
3.Google スプレッドシートで行が更新されたらDEXTREに製品情報を登録する
このテンプレートは、Google スプレッドシートで行が更新されると、自動的にDEXTREに製品情報を登録することができます。
たとえば、営業部がスプレッドシートに新製品の情報を入力すると、その内容が素早くDEXTREへ反映され、手動入力の手間が省けます。
この自動化により、情報の登録ミスを防ぎ、更新作業の効率化が期待できます。
また、在庫管理部門や出荷担当者が最新情報をタイムリーに共有できるため、業務全体の精度とスピード向上が見込めます。
このブログでは、DEXTREで注文が発生したらChatworkに通知するフローをご紹介しました。
DEXTREとChatworkを連携することで、注文発生時の通知を自動化し、業務効率の向上が期待できます。
通知により、担当者がタイミングよく対応を開始できるため、ヒューマンエラーの防止や業務負担の軽減が見込めます。
また、通知内容が記録として残るため、トラブル対応や業務改善の際にも活用可能です。
このような仕組みは、短納期の注文や繁忙期の効率的な対応を支え、チーム全体の生産性を高めるとともに、顧客満足度の向上にもつながります。
さらに、Yoomというノーコードツールを使用した連携設定は初心者でも簡単に自動化を始めることができます。
ぜひ参考にして自動化の実現に挑戦してみてください。