DEXTREとDiscordを連携して、DEXTREで注文が発生したらDiscordに自動通知する方法

注文が発生した際に迅速に対応できる体制は、顧客満足度の向上に直結します。しかし、注文が発生したことを毎回確認する作業は時間も手間もかかり、現実的ではありません。そこで、注文管理システムの「DEXTRE」とコミュニケーションツールの「Discord」を連携させ、注文が発生したら自動でDiscordに通知が届く仕組みを構築してみませんか？この記事ではノーコードで誰でも簡単に設定できる連携方法を詳しく解説していきます。この自動化によって、チーム全体のスムーズな情報共有を実現し、迅速な顧客対応が可能となるかもしれません。ぜひ自動化の方法を確認してみてくださいね！

こんな方におすすめ

今回の連携をぜひ使ってほしいのは以下のような方々です！

DEXTREとDiscordを業務に活用している方
注文発生を迅速に知りたい方
複数の部門間で効率的に注文に関する情報共有を実現したい管理者
顧客対応業務のスピードアップや業務プロセスの改善を目指している中小企業の経営者
Discordでチーム内の業務連携を強化したい方

DEXTREとDiscordを連携するメリットと具体例

今回の連携は以下のようなメリットがあります！

メリット1：迅速な対応で顧客満足度向上

DEXTREで注文が発生すると、自動的にDiscordで通知を受け取れる仕組みを活用することで、担当者が注文を確認し、迅速に次のアクションを判断することが可能になるでしょう。この仕組みにより、従来のメールやシステムログの確認に費やす時間を削減し、素早い対応が実現できるかもしれません。
例えば、急ぎの注文や特定の顧客からのリクエストに素早く反応できるため、業務プロセス全体のスピードアップにつながるでしょう。その結果、顧客からの信頼を高め、ビジネスチャンスを逃さないことにつながります。即応性が求められる業界や企業では特に効果を発揮し、スムーズな取引が見込めます。

メリット2：チーム内のコミュニケーション効率化

Discordの通知を特定のチャンネルに送信することで、注文に関する情報をチーム全体で即座に共有できます。これにより、営業、配送、在庫管理など、関連する全ての部署が最新の情報を同時に把握できるでしょう。
例えば、注文が入った時点で営業担当が対応を開始し、在庫管理チームが出荷準備を進めるといったスムーズな連携が実現できるかもしれません。メール連絡よりも即時性が高く、見落としを防ぎ、チームの情報共有の精度向上が見込めます。また、情報伝達ミスが減り、確認作業の手間を省くことに期待されます。

メリット3：作業プロセスの透明性向上

注文の発生タイミングをDiscordの通知履歴で確認できるため、業務プロセスを可視化できます。これにより、どのタイミングで誰が対応したかが一目で把握でき、管理者の負担を軽減できるでしょう。
例えば、今月の注文数分析や対応スピードの検証など、データを活用した業務改善が可能となります。透明性の向上によって、全体の業務効率の向上が期待できるでしょう。また、業務プロセスの可視化により、ヒューマンエラーを早期に発見・防止にもつながります。特に、注文漏れや入力ミスなどに関して、この通知システムを導入することでトラブルブロックを減らし、顧客からの信頼性を向上させることができるかもしれません。これにより、顧客満足度の向上や取引トラブルの回避が期待できます。

それではここからノーコードツールYoomを使って、DEXTREで注文が発生したらDiscordに通知する方法をご説明します。

[Yoomとは]

DEXTREで注文が発生したらDiscordに自動通知する方法

DEXTREで注文が発生したことをDEXTREのAPIを利用して受け取り、Discordの提供するAPIを用いてDiscordの指定のチャンネルにDEXTREの注文情報を通知することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成を進めます。

DEXTREとDiscordをマイアプリ登録
テンプレートをコピー
フローの起点となるDEXTREのトリガー設定と、その後に続くDiscordのオペレーション設定
トリガーボタンをONにして、DEXTREとDiscordの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1：DEXTREとDiscordをマイアプリ連携

はじめに使用するアプリのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリに登録しておくことで、フローの設定がスムーズになりますよ。

まず、DEXTREの登録を行いましょう。
Yoomの画面左にあるマイメニューにアクセスし、画面右の新規接続ボタンを押します。

次に、検索窓にDEXTREと入力し、表示された候補から「DEXTRE」を選択します。
「アカウント名」と「アクセストークン」を入力して、「追加」をクリックします。

次にDiscordのマイアプリ登録です。
先ほどと同様に、検索窓にDiscordと入力し、表示された候補から「Discord」を選択します。
以下の画面が表示されたら、「アカウント名」と「アクセストークン」を入力して、「追加」をクリックしましょう。
※詳しい登録方法はこちらを確認してください。

マイアプリにDEXTREとDiscordが表示されれば、登録完了です。

ステップ2：DEXTRE「注文が発生したら」のトリガーを設定

ここからは自動化の設定を行っていきます！
以下のバナーの「試してみる」をクリックしてフローボットをコピーしてくださいね。

クリックすると以下のような画像が出てくるのでOKを押しましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認しましょう。
変更が必要な場合は、該当箇所をクリックすることで変更可能です。
最初に、DEXTREの「注文が発生したら」の設定を行うので、クリックしましょう。

以下の画面が表示されたら下記の設定をしましょう。

「タイトル」→必要に応じて変更可能
「DEXTREと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
「トリガーアクション」→注文が発生したら

設定が完了したら、「次へ」をクリックします。

トリガーの詳細を設定していきましょう。

「トリガーの起動間隔」→設定してください
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
「ブランドID」→候補から選択してください

設定が完了したら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ3：Discord「メッセージを送信」のアクションを設定

続いてDIscordの設定を行うので、「メッセージを送信」をクリックし、以下の画面で下記の設定をしましょう。

「タイトル」→必要に応じて変更可能
「Discordと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
「アクション」→メッセージを送信

設定が完了したら「次へ」をクリックしましょう。

‍

送信するメッセージの詳細を設定します。
まず、送信するチャンネルのチャンネルIDを設定しましょう。
チャンネルを開いた時のURLから取得できます。

続いて送信するメッセージの内容を作成しましょう。
ここで重要なのは、<span class="mark-yellow">送信するメッセージに注文情報の詳細内容を追加しておくこと</span>です！
例えば、以下のように「注文ID」を通知するようにメッセージの内容を設定しましょう。
「注文ID」はフロー起動ごとに値が変動します。
そこでアウトプットを活用して入力することで、フロー起動ごとに内容を変化させて使用することができます。
定型的な箇所は直接入力し、変動する箇所はアウトプットを使用して、メッセージ内容を設定しましょう。
※アウトプットについて詳しくはこちらをご覧ください。

設定が完了したら、「テスト」を実行しましょう。

テストで実際に送信されたメッセージは以下のようにDIscordに通知されます。
テストが成功したら「保存する」をクリックして、完了です。

ステップ4：DEXTREとDiscordの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するかどうかを確認しましょう。

設定おつかれ様でした！

DEXTRE・Discordを使ったその他の自動化例

他にもDEXTREを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.DEXTREで注文が発生したらMicrosoft Excelに追加する

はじめに紹介するのは、DEXTREで発生した注文情報をMicrosoft Excelに追加するフローです。情報の一元管理が自動で可能となり、スピーディなデータ確認や分析につながりそうですね。

2.Google スプレッドシートで行が更新されたらDEXTREに製品情報を登録する

次に紹介するのは、Google スプレッドシートで更新された情報をDEXTREの製品情報に反映するフローです。Google スプレッドシートのステータスを更新するだけでDEXTREに自動反映できるため、情報の登録が円滑に完了できるでしょう。

3.LOGILESSで受注登録されたら、DEXTREに注文を作成する

最後に紹介するのは、LOGILESSとの連携です。LOGILESSで受注管理を行いDEXTREで販売管理を行っている方にとって、注文の作成が自動で完了するので、業務の効率化が見込めます。

まとめ

DEXTREとDiscordの連携により、これまで手動で通知していた業務を自動化し、発生した注文情報の共有と対応が格段に効率化されるでしょう。これにより、顧客への迅速な対応や、チーム内のスムーズな情報共有が実現され、業務全体の効率性と透明性の向上が期待できます。素早い顧客対応業務を行うことで、顧客満足度の向上につながるかもしれません。
ぜひYoomを活用して、DEXTREとDiscordを連携し、あなたの業務で自動通知システムを取り入れてみませんか？