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「毎日、決まったWebサイトからCSVをダウンロードするのが面倒…」「うっかりアップロードを忘れてしまい、気づけばデータが古くなっていた!」そんな経験、ありませんか?
WebサイトからのCSVダウンロードは決して難しい作業ではないけれど、頻繁に発生すると意外と時間を取られてしまうもの。そんな手間をぐっと減らしてくれるのが RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) です。ブラウザ操作を自動化し、指定のスケジュールでデータを取得してくれるから、「ダウンロードし忘れた!」なんて心配もなし。さらにDropboxと連携すれば、ファイルの整理もスムーズになり、チームでの共有やデータ分析もぐっと効率的に。これまでは専門的な知識が必要で、導入のハードルが高かったRPA。でも、今回ご紹介する 「フローボットテンプレート」 を使えばノーコードで簡単にセットアップ可能!この記事では、その設定方法を詳しく解説します。
このフローボットは、以下のような方にぴったりです。
ここからは、「指定したスケジュールになったら特定のWebサイトからCSVをダウンロードしDropboxにアップロードする」の設定方法を、Yoomのフローボットテンプレートを使って解説します。今回はkintoneのリストのCSVを取得するシーンを想定します。
[Yoomとは]

この自動化では、Yoomのスケジュール設定をトリガーにして動作します。指定された頻度や日時で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用して、WebサイトからCSVを取得します。人が通常行う入力や画面遷移を、RPAが代わりに操作する仕組みです。さらに、データ取得が完了すると、Dropbox APIを通じて、指定されたフォルダにデータがアップロードされます。一般的に、こうした仕組みを実現するにはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを使えば、知識がなくても簡単に設定できます。直感的な操作で、誰でも簡単に設定できます。




連携するブラウザやアプリの情報をYoomに登録するために、まずYoomのワークスペースにログインしてください。
マイアプリ画面の【ブラウザ操作用アカウント】タブを選択し、+新規接続をクリックします。

下の画面が表示されます。

上記を入力し、追加ボタンをクリックするとアカウントの追加が完了です。
※RPAオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただけます。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラー表示になります。トライアル期間中は無料でRPAの機能もお試しいただけます。
マイアプリ画面内の「アプリ」のタブを選択し、+新規接続をクリックします。

Yoomに接続可能なアプリ一覧が表示されるので、検索窓で連携するアプリを入力し、マイアプリ登録を進めてください。

検索結果からアプリ名(Dropbox)をクリックすると、Dropboxの連携確認画面に切り替わります。

「許可する」をクリックすると、マイアプリ連携の完です。
下のバナーをクリックします。
下のポップアップが表示されたらOKをクリックして設定をスタート。

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトから一覧に格納されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセスできます。

テンプレートの1つ目の工程をクリックします。設定完了の証(水色のランプの点灯)がありますが、設定を確認してみましょう。


事前設定では、毎月1日の午前9:00に起動するようになっています。スケジュール設定のすぐ下にあるタブ(日付指定・曜日指定・Cron設定)の切り替えと、各設定でフローのタイミングと頻度をカスタマイズできます。
保存するをクリックして次に進みましょう。
テンプレートの2つ目の工程をクリックします。kintoneからCSVを取得する操作を設定します。

事前設定でkintoneのアプリにログインから、CSVの取得まで設定されています。この工程は、kintone上でCSVを取得する工程を辿っています。










右下の保存するボタンをクリックして、次の設定に進みましょう。
詳しい設定方法:「ブラウザを操作する」の設定方法
ブラウザ操作:一度消してしまったシークレットウィンドウに再度戻って操作する方法
テンプレートの3つ目の工程をクリックしてください。Dropboxの任意のフォルダにCSVをアップロードする設定を行います。

こちらは初期設定済みです。
→次へをクリックします。


設定が終わったらテストに進みましょう。テストボタンをクリックします。→成功!
DropboxにCSVが保存されます。
→保存するをクリックします。今回の主な設定は以上です。
全ての工程の設定が終わると、完了画面が表示されます。

テンプレートの左上にあるトグルをONにすると、フローボットが起動します。

プログラミング不要でフローボットの設定が簡単に完了しました。
今回使用したテンプレートはこちらです。
RPAを導入すると、日々の業務がもっとスマートに。今回は kintone を活用した自動化のアイデアをご紹介します。
kintoneに登録した顧客データを、RPAがGoogleフォームに自動入力。手入力の手間が省け、転記ミスの防止にも。作業スピードがアップし、よりスムーズな情報活用が可能に。
スケジュールに沿ってkintoneの情報を基幹システムへ登録。人事管理など、正確性が求められる業務での活用にぴったり。手作業を減らし、データ連携をスムーズに。
kintoneと基幹システムをつなぎ、情報を一元管理。手入力のミスをなくし、データの整合性を維持しながら業務の効率化を実現。
営業チームやプロジェクト管理を担うマネージャー、Dropboxを活用する企業などにとって、この自動化は強い味方に。具体的なメリットを見ていきましょう!
WebサイトからのCSVデータのダウンロードは難しい作業ではありませんが、 毎回手動で行うのは意外と負担になっているもの。さらに、「最新データが出たのに、まだ取得していないかも?」と確認するのも、意外とストレスになりがちです。この自動化フローなら、 指定したスケジュールで WebサイトからCSVをダウンロードし、 Dropboxの決まったフォルダに自動で格納 してくれるので、ダウンロードのし忘れや保存の遅れを防止。「今取得すべきデータはどれ?」と悩むことなく、 常に最新データが整理された状態 になります。さらに、営業チームやマーケティングチームでのデータ活用もスムーズに。手動での取得タイミングが人によってバラつくと、「どのデータが最新版?」と認識がズレることもありますが、このフローなら みんなが同じデータを見られる環境が整い、チームの意思決定にも役立ちます。
データが必要になったとき、「担当者がダウンロードを忘れていた…」「最新のデータがどこにあるかわからない…」といったトラブルが起こると、プロジェクトの進行にも影響を及ぼします。このフローを導入すれば、 決められた時間にデータが確実に取得・格納 されるため、関係者はいつでも Dropboxの指定フォルダから最新データを確認可能。チーム内のやりとりがスムーズになります。特に プロジェクト管理を担うマネージャーにとっては、大きなメリット。プロジェクトの進捗を正確に把握するには、タイムリーなデータが欠かせません。データの取得・更新の遅れが原因で、意思決定が遅れることは避けたいですよね。このフローなら、データの受け取りを待つことなく、 いつでも最新のデータをもとに判断できる環境が整います。
データを取得した後、適切に整理・共有できていなければ、活用しづらくなってしまいます。「あのデータ、どこに保存した?」「最新のファイルはどれ?」と確認する時間が意外と取られてしまい、業務の流れを止めてしまうことも。特に、複数のメンバーでデータを扱う場合、フォルダの管理ルールが統一されていないと、どこに何があるのかわからなくなりがちです。この自動化フローなら、 指定したスケジュールで取得したCSVデータをDropboxの決まったフォルダに自動で格納。保存場所が毎回変わることなく、関係者は迷わずに必要なデータにアクセスできます。ダウンロードしたデータを手動でフォルダに整理する手間もなくなり、スムーズなデータ管理が可能になります。
「もう取得した?」をなくして、スムーズなデータ活用を実現!WebサイトからCSVを取得し、Dropboxにアップロードする作業は、一つひとつは簡単でも、毎日続くと手間になりがち。また、ダウンロードのタイミングがバラつくことで、データの管理やチーム内の情報共有がスムーズにいかないことも。
Yoomのフローボットテンプレート を活用すれば、 指定したスケジュールでWebサイトからCSVを取得し、Dropboxのフォルダに自動格納。プログラミング不要で、誰でも簡単に導入できます。データの取得忘れを防ぎ、情報共有をスムーズにするこの自動化フロー。 「ダウンロードした?」「どのデータが最新?」のやりとりをなくして、業務の効率をアップ させてみませんか?
では、またお会いしましょう!