2024/12/04
アプリ同士の連携方法

ecforceとGoogle スプレッドシートを連携して、ecforceで受注情報が登録されたらGoogle スプレッドシートに追加する方法

s.nakazawa
ecforceとGoogle スプレッドシートの連携イメージ

目次

ecforceとGoogle スプレッドシートを連携することで、受注情報が登録されるたび、自動でGoogle スプレッドシートに情報を追加できます。
この自動化により、手作業で登録する手間と負担を削減し、部署間の情報共有の円滑化も期待できるため、業務効率が大幅に向上するでしょう。
また、スムーズに受注情報が反映されることでデータ分析チームは、より最新で正確な情報をもとに分析が可能になるでしょう。
本記事では、ecforceとGoogle スプレッドシートをノーコードで連携する方法を紹介するので、参考にしてみてください。

こんな方におすすめ

  • ecforceとGoogle スプレッドシートを利用している方
  • ecforceとGoogle スプレッドシートを連携し手作業でのデータ入力業務を自動化したい方
  • ecforceとGoogle スプレッドシートを連携し部署間での受注情報の共有を円滑化したい方
  • ecforceとGoogle スプレッドシートを連携し効率的に正確な情報を集約したい方

ecforceとGoogle スプレッドシートを連携するメリットと具体例

メリット1: 手作業削減による業務効率化

ecforceの受注情報をGoogle スプレッドシートに自動で追加することで、手動による入力作業を削減できます。
この自動化により、時間と労力が節約できるため、特に大量の注文がある場合、スタッフの負担が軽減され、重要な業務にリソースを集中できるでしょう。
例えば、キャンペーンにより注文が増加する時期に、従業員が手動でデータ入力をしていると、その作業だけで手一杯になりがちです
しかし連携によって、受注情報が自動で登録されれば、業務効率の大幅な向上が期待できます。

メリット2: 複数部署間での情報共有の円滑化

受注情報がGoogle スプレッドシートに自動で反映されることで、営業、物流、経理などの複数の部署が円滑に同じデータにアクセスできます。
これにより、各部署の担当者が受注の状況や進捗をスムーズに把握できるようになり、情報の伝達ミスやタイムラグを防止できるでしょう。
例えば、中小企業で各部署の人員が不足しがちな状況でも、自動で受注情報が共有されれば、不要な確認や催促の連絡を削減できるでしょう。
その結果、少人数体制でも部署間の連携が強化され、社内全体の業務効率化が期待できます。

メリット3: データ分析の効率化

Google スプレッドシートに受注情報が自動で集約されることで、より最新の受注データをもとに分析が可能になるでしょう。
例えば、テストマーケティングを実施した日の受注データを、翌日にすべて確認することができます。
手動で入力していては、データがすべて揃うまでに数日かかることもあるでしょう。
このように迅速に受注データが反映されることで、テストマーケティングのデータ分析もスムーズに行え、より効率的にトレンドをキャッチアップできる可能性があります。

[Yoomとは]

これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで、「ecforceで受注情報が登録されたらGoogle スプレッドシートに追加する」というフローボットの作成方法を紹介します。
テンプレートに沿って設定するだけで導入できるので、ぜひ試してみてください。

ecforceとGoogle スプレッドシートの連携フローの作り方

Yoomを使ってecforceとGoogle スプレッドシートを連携するフローは、次の4つのプロセスで進めます。

  • ecforceとGoogle スプレッドシートをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるecforceのトリガー設定、その後に続くGoogle スプレッドシートの設定
  • トリガーボタンをONにして、ecforceとGoogle スプレッドシートの連携動作を確認

ステップ1:ecforceとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携

はじめに、ecforceとGoogle スプレッドシートをYoomに連携するため、マイアプリに登録します。

1.Yoom管理画面の左側で「マイアプリ」を選択し、「+新規接続」をクリックします。

2.続く画面で、ecforceとGoogle スプレッドシートをそれぞれ検索して進むと、次の画面に遷移します。

<ecforceの場合>

・アカウント名、アクセストークン、ドメインを説明に沿って入力し、「追加」をクリックするとマイアプリに登録完了です。
※アクセストークンの取得方法は、こちらのページを確認してください。
※ecforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

<Google スプレッドシートの場合>

・上記画面で「Sign in with Google」をクリックし、連携するアカウントを選択します。

・ログインするアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。

・「続行」をクリックすると、マイアプリに登録完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

ecforceとGoogle スプレッドシートを連携するためのテンプレートをコピーします。

1.下記リンクを開きます。

2.「このテンプレートを試す」をクリックするとコピーが完了です。

ステップ3:ecforceの受注情報を取得する設定

フローの起点となるトリガーアクションを設定します。
このフローではecforceに受注情報が登録されるとトリガーが起動します。

1.Yoom管理画面の「マイプロジェクト」を選択し、「【コピー】ecforceで受注情報が登録されたらGoogle スプレッドシートに追加する」をクリックします。
※テンプレートのタイトルは次の画面で任意に変更できます。

2.「アプリトリガー 受注情報が登録されたら」をクリックします。

3.ecforceと連携するアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。
※その他の項目はデフォルトで設定されています。

4.トリガーの起動間隔を設定し、テストします。
※トリガーの起動間隔は5分、10分、15分、30分、60分が用意されており、プランによって選択できる時間が変わります。
※選択した間隔ごとに一度、アプリ上でトリガーとなるアクションを確認し、アクションが実行されるとフローボットが起動します。受注情報をすぐにGoogle スプレッドシートに反映したいときは、短い間隔の設定がおすすめです。

5.テストが成功すると、アウトプットにecforceから取得した情報が表示されます。
問題がなければ、保存します。

ステップ4:Google スプレッドシートに情報を追加する設定

最後に、ecforceから取得した注文情報をGoogle スプレッドシートに追加する設定をします。

1.「データベースを操作する レコードを追加する」をクリックします。

2.Google スプレッドシートと連携するアカウントを確認します。
※その他の項目はデフォルトで設定されています。

3.注文情報を追加したいGoogle スプレッドシートを設定します。
「スプレッドシートID」と「スプレッドシートのタブ名」は、枠をクリックして表示される「候補」から選択できます。
「テーブル範囲」は直接入力します。

4.指定したGoogle スプレッドシートから取得した項目が一覧で表示されます。
各項目は、枠をクリックして表示されるアウトプットの「受注情報が登録されたら」の中から対応する値を設定します。
これにより、受注ごとに変わる値を動的に反映できます。

※下記のようにGoogle スプレッドシートの項目が設定されている場合は、上記のように「追加するレコードの値」が表示されます。

5.すべての項目を設定してテストし、成功したら保存します。
※テストをすると、ステップ2で取得した受注情報が指定したGoogle スプレッドシートに追加されます。

6.トリガーをONにすると、以降はecforceに受注情報が登録されるたび、Google スプレッドシートに自動で情報が追加されます。

紹介したフローに不明点があれば、こちらのヘルプページを参考にしてください。

ecforceとGoogle スプレッドシートを使ったその他の自動化例

他にもecforceとGoogle スプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.毎日ecforceから広告集計レポートを取得してGoogle スプレッドシートに記載する

手動で前日の広告集計レポートを取得し、Google スプレッドシートに入力する手間を省けます。
この連携により業務効率化が図れ、人為的ミスがない正確な情報をもとにデータ分析が可能になるでしょう。

2.Google スプレッドシートで行が追加されたらecforceに顧客情報を登録する

Google スプレッドシートに登録した顧客情報を、再度ecforceに登録する作業を削減できます。
この連携により、ecforceに顧客情報が反映されるまでのタイムラグを最小限にできるでしょう。

3.Google スプレッドシートで行が更新されたらecforceの顧客情報も更新する

顧客情報の更新作業がGoogle スプレッドシートだけで完結します。
この連携により、顧客情報をGoogle スプレッドシートで一元管理できるため、作業スタッフが顧客情報を確認するツールが変わっても、同じ情報にアクセスできるようになります。

まとめ

ecforceとGoogle スプレッドシートの連携により、受注情報の手作業登録が削減され、部署間での情報共有も円滑化されることで、業務効率の向上が期待できます。
また、データが迅速に共有されることで、データ分析の精度も向上するでしょう。
ecforceとGoogle スプレッドシートの連携は、Yoomを活用することによりノーコードで設定が可能なため、技術的な知識がなくても簡単に導入できます。
ぜひ本記事の手順を参考に、業務の自動化を進めてみてください。

この記事を書いた人
s.nakazawa
個人ブログを5年以上運営してきました。 執筆時は、読者様が知りたい情報をわかりやすく解説することを大切にしています。 ブログ運営で学んだライティング経験をもとに、複雑な業務もノーコードで自動化できるYoomの使い方や魅力をわかりやすくご紹介します。
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自動化
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