2024/11/10
アプリ同士の連携方法

GoogleフォームとMicrosoft Teamsを連携して、Googleフォームで送信された情報をMicrosoft Teamsに通知する方法

m.i
GoogleフォームとMicrosoft Teamsの連携イメージ

目次

Google フォームで情報収集やアンケートを行っている皆さん、毎回手動で回答内容を確認しに行くのは手間ではないですか?
そこでGoogle フォームとMicrosoft Teamsを連携すると、回答が送信されるたび自動で内容を通知されるようになります。
この記事では、ノーコードツールYoomを活用した連携方法とメリットを紹介します。
手間を省き、スピーディーな対応を目指しましょう。

こんな方におすすめ

・Google フォームで顧客対応やフィードバックを収集し、スピーディーな対応をしたい企業のカスタマーサポート担当者
・Microsoft Teamsでチーム連絡を行い、Google フォームの情報を自動で共有したいプロジェクト管理者
・データ転記によるエラーや作業負担が多く、入力ミス防止や作業効率化を検討中の事務担当者
・Google フォームで申請業務を行っているが、手動確認や転記作業の手間を減らしたい人事・総務担当者
・アプリの管理コストを減らし、Google フォームとMicrosoft Teamsの連携で業務を効率化したいIT管理者

GoogleフォームとMicrosoft Teamsの連携メリットと具体例

スピーディーな顧客対応の実現

Google フォームで顧客からの問い合わせやフィードバックが送信されると、Microsoft Teamsに自動的に通知が届く仕組みを導入することで、スピーディーな顧客対応が可能になります。
例えば、顧客対応チームは通知を確認し、対応が必要な場合にはすぐに取り掛かることができます。
特に、複数の担当者がいる場合、担当者全員に同時に通知が届くため、誰かがすぐに対応できる体制が整い、顧客待機時間の短縮につながります。
これにより、スピーディーかつ適切な対応が実現し、顧客満足度の向上や顧客体験の改善が期待できます。
問い合わせの見逃しも減るため、対応漏れによるトラブルの予防にも有効でしょう。

ヒューマンエラー防止

フォーム内容が自動でMicrosoft Teamsに通知されることで、手動転記の必要がなくなり、データ転記時の入力ミスや漏れといったエラーが防止されます。
例えば従業員がフォームで休暇申請を行った場合、その申請内容が直接Microsoft Teamsに通知されるため、担当者が転記ミスをするリスクが減ります。
手作業による転記では、日付や時間などの重要な情報の打ち間違いが発生しやすいですが、この連携によって情報がそのまま通知されるため、ミスの発生が低減されます。
また、転記作業が必要ないため、データ確認の手間も省け、申請処理もスムーズになるでしょう。

管理コストの削減

Google フォームとMicrosoft Teamsの連携により、別々のツールを切り替えたり、両方で情報管理を行う手間が省けるため、管理コストが削減されます。
通常、顧客アンケートや従業員アンケートなどをGoogle フォームで集計した後、Microsoft Teamsやメールで結果を報告するためにデータを転記していました。
しかし、連携によって自動的にMicrosoft Teamsに通知が届くため、担当者がデータを確認し、再度別のツールに転記する手間がなくなります。
また、複数のツールの使い分けが不要になることで、アプリ管理がシンプル化され、全体の管理コストも大幅に削減できるでしょう。

[Yoomとは]

GoogleフォームとMicrosoft Teamsの連携フローの作り方

ここまで、Google フォームとMicrosoft Teamsの連携によるメリットを紹介してきました。
それでは早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携していきましょう!
マイアプリ登録が完了したら、「Google フォームで送信された情報をMicrosoft Teamsに通知する」フローボットを作成していきます。

今回は、以下のプロセスです。
一緒に設定していきましょう!

  • Google フォームとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携する。
  • テンプレートをコピーする。
  • フロー起点のGoogle フォームのトリガー設定と、その後のMicrosoft Teamsのオペレーション設定を行う。
  • トリガーボタンをONにして、Google フォームとMicrosoft Teamsの連携フローの動作確認をする。

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まず、利用しているGoogle フォームとYoomを連携していきます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。

Google フォームと検索し、Googleアカウントでログインしてください。
続いて、Microsoft Teamsと連携します。
メールアドレスとパスワードでログインをお願いします。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

マイアプリに、Google フォーム・Microsoft Teamsが表示されたら連携完了です。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
フローボットテンプレートを、下記よりコピーしてください

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回はこのテンプレートを使用します。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をお願いします。
完了すると、ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされています。
テンプレート名は、必要に応じて変更可能です。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが表示されます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択しましょう。

用意するもの

質問内容を設定したGoogle フォーム。
今回は以下の内容にしました。

それでは、アプリトリガーを設定していきます。
フォームに回答が送信されたら」を選択します。
タイトルは、任意で変更できます。
連携するアカウント情報の確認をしたら、次に進みます。

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。
    ※プランによって起動間隔の選択内容が変わります。

ここまで設定したら、Google フォームに以下のようなテスト回答をしました。

フローボットの設定に戻り、テストをしましょう。
デフォルトのアウトプットには回答が反映していないので、JSONPathで回答を取得します。
取得する値を追加」をクリックします。

図のように表示されるので、取得したい回答内容の隣にある+マークをクリックします。


追加する項目にカーソルを合わせると、鉛筆マークが出るのでクリックしましょう。

編集画面が出るので、わかりやすい項目に名前を変更します。

今回はGoogle フォームの項目名に合わせました。
追加したい項目分、同じ作業をしてください。
作業が完了したら、追加をクリックし、保存します。

続いて「Microsoft Teamsに通知する」を選択します。
こちらも連携アカウントと確認し、次に進みます。
必須項目を設定しましょう。

メッセージ内容はアウトプットを活用し、作成しました。

アウトプットからの選択が完了したら、テストして保存します。
Microsoft Teams側を確認してみましょう。

無事に回答内容が通知されましたね!
最後にアプリトリガーをオンにします。
ここまでお疲れ様でした。

プログラミングに詳しくない私でも、簡単に設定ができました。

今回使用したフローボットはこちら↓

Google フォームを使ったその他の自動化例

1.Google フォームに回答があったら、Notionのページにテキストを追加するフローです。

この自動化を利用すれば、NotionにGoogle フォームの回答が自動で蓄積されます。
回答の分析などがしやすくなりそうですね。

2.Google フォームに回答があったら、Zoomのミーティングを作成するフローです。

Google フォームでミーティング作成に必要な日時などを回答してもらい、それを引用することができます。
マネージャーや役職者など、1人で何人ものメンバーとミーティングする方におすすめです。

3.Google フォームに面接の予約情報が回答されたら、Google カレンダーに予約を作成しGoogle Chatに通知するフローです。

従来、面接予約が入ると手動でGoogle カレンダーに予定を登録する必要がありました。
ですがこのフローを利用することで、自動でGoogle カレンダーに予定を追加した後Google Chatに通知してくれるので、確認漏れが防げます。

まとめ

今回は「Google フォームで送信された情報をMicrosoft Teamsに通知する」フローボットを紹介しました。
Google フォームとMicrosoft Teamsの連携は、業務の効率化と正確性の向上に貢献するでしょう。
また、今回のフローを活用することで、スピーディーな対応が可能になり、ヒューマンエラーの防止や管理コスト削減が見込めます。
この記事で紹介した方法を参考に、ぜひGoogle フォームとMicrosoft Teamsを連携してみてください。

Yoomの無料登録はこちらからできます。→始める

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
タグ
自動化
連携
通知
Googleフォーム
Microsoft Teams
自動
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.