Google スプレッドシートとCanvaの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/07

【ノーコードで実現】Google スプレッドシートのデータをCanvaに自動的に連携する方法

k.noguchi

「Google スプレッドシートの情報を、毎回手動でCanvaに反映させるの、時間がかかりすぎる…」
「Google スプレッドシートの更新情報を元に、Canvaのダウンロードリンクを自動で取得できたら、デザイン管理がもっと楽になるのに!」

そんな悩みを抱えるビジネスパーソンの方、必見です!
GoogleスプレッドシートとCanvaを連携すれば、これらの課題を解決し、デザイン管理の効率化が期待できます。
例えば、Googleスプレッドシートの行が更新されたらCanvaのダウンロードリンクを自動取得したり、行が追加されたらCanvaにフォルダを自動作成したりすることが可能になるでしょう。

この記事では、GoogleスプレッドシートとCanvaを連携してできることや、具体的な連携フローの作成方法をわかりやすく解説します。 ぜひ、この記事を参考にして、GoogleスプレッドシートとCanvaの連携を試してみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGoogle スプレッドシートとCanvaの連携が可能です。
YoomにはあらかじめGoogle スプレッドシートとCanvaを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Google スプレッドシートとCanvaを連携してできること

Google スプレッドシートとCanvaのAPIを連携すれば、Google スプレッドシートのデータをCanvaに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにGoogle スプレッドシートとCanvaの連携を実際に体験できます。
登録は、たったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Google スプレッドシートの行が更新されたら、Canvaのダウンロードリンクを取得する

Google スプレッドシートとCanvaを活用して、デザイン管理を行っている場合などにおすすめのフローです。

Google スプレッドシートで行が追加されたら、Canvaにフォルダを作成する

Google スプレッドシートでデータ管理を行っており、Canvaを活用して複数のプロジェクトやデザインを管理していて、フォルダを自動で作成したい場合におすすめのフローです。

Google スプレッドシートとCanvaの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくGoogle スプレッドシートとCanvaを連携したフローを作成してみましょう!
Yoomを使用して、ノーコードでGoogle スプレッドシートとCanvaの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらのリンクからアカウントを発行しておきましょう。

Yoomとは?

Yoomは日々の事務作業を自動化して、業務の効率化を図りたい方におすすめの次世代自動化ツールです!API連携はエンジニアではないユーザーにとっては難しい作業ですが、 Yoomは専門的な知識や複雑なコーディングは不要で、直感的な操作でアプリを一元管理できるので非常に便利です。

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

今回はGoogle スプレッドシートにコンタクトが登録されたら、Canvaにデータを連携するフローボットを作成していきます!
大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • Google スプレッドシートとCanvaをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Google スプレッドシートのトリガー設定とCanvaのオペレーション設定
  • トリガーをONにして、連携フローの動作確認をする

ステップ1:Google スプレッドシートとCanvaをマイアプリ連携

Google スプレッドシートとCanvaをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます。

連携前に、Google スプレッドシートにデータベースを作成しましょう!
※今回は、以下画像のように作成しました。以下画像の赤枠部分が更新されたと想定して設定していきます。

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Google スプレッドシート」と入力し、検索結果からGoogle スプレッドシートを選択します。

2.表示された画面で、「Sign in with Google」をクリックしてください。

3.次の画面で、アカウントを選択し、その後の画面で「続行」をクリックしてください。

4.続いてCanvaをマイアプリ登録します。
先ほどと同様に、Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
検索窓に「Canva」と入力し、検索結果からCanvaを選択します。
次の画面で、「続行」をクリックします。

5.登録しているメールアドレス宛に送られてきたコードを入力し、「続行」をクリックします。

6.表示された画面で、「許可」をクリックしてください。

マイアプリにGoogle スプレッドシートとCanvaが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされます。次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

※以下の画面は、Yoomページ画面左側「マイプロジェクト」のフローボットで表示される、「【コピー】Google スプレッドシートの行が更新されたら、Canvaのダウンロードリンクを取得する」をクリックすると表示されます。

1.先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「行が更新されたら」をクリックしてください。

2.表示された画面で必須項目を入力します。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう。

3.表示された画面で、詳細を設定します。「トリガーの起動間隔」を選択してください。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomプランの詳しい説明は、こちらを参照してください。

4.「スプレッドシートID」「シートID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

5.「テーブルの範囲(始まり・終わり)」「一意の値が入った列」「更新を検知したい列」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。

6.入力を終えたら、「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。
※表示されているアウトプットは「この値を他のオペレーションで利用することができます。」と表記があるように、次の設定でも活用できます。
アウトプットについて | Yoomヘルプセンター

※アウトプットには、以下画像の情報の値が入っています。

ステップ4:Canvaのジョブ作成設定

1.アプリと連携する「デザインをエキスポートするジョブを作成」をクリックしてください。

表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「デザインID」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。

3.「エクスポートファイルタイプ」は、プルダウンから選択してください。

入力を終えたら、「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。


ステップ5:Canvaのダウンロードリンク取得設定

1.アプリと連携する「デザインのダウンロードリンクを取得」をクリックしてください。

表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「エクスポートジョブID」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。

入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ6:データベースの設定

1.データベースを操作する「レコードを更新する」をクリックしてください。

表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

「スプレッドシートID」「スプレッドシートのタブ名」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

2.詳細設定を行います。
「更新したいレコードの条件」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。
※左側には、重複しない一意の値が入ります。右側には、左側に対応する値が入ります。

3.「更新後のレコードの値」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。

入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ7:トリガーボタンをONにして、連携フローの動作確認をする

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

Google スプレッドシートやCanvaのAPIを使ったその他の自動化例 

Canvaとの連携以外でも、Google スプレッドシートのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Google スプレッドシートを使った自動化例

レコード情報を取得してチャットツールで知らせたり、情報が追加されたら他のツールにも情報を自動追加できます。

終わりに

Google スプレッドシートとCanvaを連携すれば、デザイン管理の手間が軽減されるかもしれません
例えば、Google スプレッドシートのデータを更新するだけでCanvaのダウンロードリンクを自動取得できたり、新しいデータが追加されるとフォルダが自動作成されたりといった自動化が可能です!

これまで手作業で行っていた業務をスムーズに自動化できるのが最大の魅力と言えるでしょう。

さらに、Yoomを活用すれば、ノーコードで簡単に導入可能です!
プログラミングの知識がなくても、すぐに設定できますよ。
手間のかかる作業を自動化し、デザイン業務をもっとスピーディーかつ効率的に進めてみませんか?

今すぐYoomに登録して自動化を導入しましょう!

この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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