2024/08/29
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートとecforceをノーコード連携し、顧客の更新情報の自動で同期する方法

e.koyama

目次

近年、ECの市場規模は拡大傾向にあります。新たにEC事業を開始する企業も多いため、ECサイトの運営において、新規顧客の呼び込みだけでなく顧客のリピーター化のための取り組みも大きな課題になっています。

顧客の定着を図るためには、その情報管理が重要です。関係者が顧客情報を正確かつ速やかに共有することで、マーケティングや販売、顧客対応などの業務がスムーズに進み、顧客満足度(CS)向上を狙うことができます。

本記事では、Google スプレッドシートとecforceの連携により、Google スプレッドシートで更新した顧客情報をecforceに自動で同期する方法をご紹介します。Yoomであれば、ノーコードで簡単に連携の設定が行えます。Google スプレッドシートを使って顧客情報を一括管理している場合や、キャンペーンで得た顧客情報をGoogle スプレッドシートに一時保存している場合などは、ぜひこの連携をお試しください。

Google スプレッドシートとecforceを連携するメリット

Google スプレッドシートとecforceを連携させることで、顧客情報管理の効率化を図りたい企業にとって、次のようなメリットがあります。

1. 作業時間の短縮が可能になる

顧客情報の転記を手動で行うと、データ量が増えるにつれて作業時間が長くかかり、結果として他の業務に割く時間が減少する恐れがあります。
Google スプレッドシートとecforceの連携によって顧客情報の同期が自動化されることで、転記作業にかかる時間が短縮されます。これにより、同期後のデータを用いる業務をスムーズに開始することが可能になり、販売や顧客対応を速やかに、かつ、集中して行えます。

2. データの一貫性と正確性の向上が図れる

顧客情報を手動で更新する場合、入力ミスやデータの重複などのリスクが発生しやすいです。
連携により、Google スプレッドシートに入力した情報のecforceへの反映が自動化されることで、データの一貫性と正確性の向上が期待できます。

誤った情報で商品が発送されて顧客の手元に届けられなかったり、ターゲットを間違ってキャンペーン案内を送りトラブルになったり…などという事態を避けるため、正確かつ最新の顧客情報を共有できる体制を整えることが重要です。

[Yoomとは]

なお、ecforceとの連携はチームプランまたはサクセスプランでご利用いただけます。2週間の無料トライアルも提供中です。

Google スプレッドシートとecforceの連携フローの作り方

それでは、実際にGoogle スプレッドシートとecforceの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

テンプレートを使ったGoogle スプレッドシートで行が更新されたらecforceの顧客情報も更新する業務フローの作成手順を説明します。

はじめる前に

1.Yoomにログインしてください。

2.以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーしてください。

ステップ1:Google スプレッドシートとecforceのマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。

1.左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックします。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Google スプレッドシート、ecforceをそれぞれ選択し、アプリを連携します。

‍ステップ2:Google スプレッドシートの行が更新されたら起動するトリガーの設定

1.コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分に入力することで、任意のタイトルに変更可能です。

2.フローボットの「アプリトリガー 行が更新されたら」をクリックします。

3.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 「アプリトリガーのタイトル」を必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

4.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
 欄下の注記を参考に、各項目の入力・選択を行ってください。
 ※下図は入力例です。 

5.テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:ecforceの顧客情報を更新するアクションの設定

1.フローボットの「アプリと連携する 顧客情報を更新」をクリックします。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定をします。
 更新したい項目の設定を行ってください。
 ※ステップ2で取得したアウトプット情報の参照が可能です。
 ※下図は入力項目の一部であり、入力されたアウトプットは参照例です。

4.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

以上で、Google スプレッドシートで行が更新されたらecforceの顧客情報も更新するフローの完成です。

その他のGoogle スプレッドシートを使った自動化の例

他にもGoogle スプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Google スプレッドシートからecforceへの顧客情報の同期は、更新時だけでなく新規登録時にも自動で行うことができます。
SNSのキャンペーンなどecforce以外で獲得した顧客情報を登録する際に使えます。

2.Google スプレッドシートの顧客情報を、更新した際にShopifyに自動で同期するフローです。
ecforceのフローと併用すれば、Google スプレッドシートで管理する1つの顧客情報データをもとに、複数のカートシステムやPOSシステムなどと情報を同期して業務に活用することができます。

3.Google スプレッドシートのリード情報を、更新した際にSalesforceに自動で同期するフローです。
見込み顧客の情報をSFA(営業支援システム)に取り込んで営業やマーケティングに活用することができます。

まとめ

Google スプレッドシートとecforceの連携により、Google スプレッドシートで更新した顧客情報を自動でecforceに同期することが可能です。データ転記にかかる作業時間が短縮され、同期後のデータを用いる各業務をスムーズに始められるようになります。さらに、自動同期によってデータの一貫性と正確性の向上も期待できます。

Yoomの利用によって、ノーコードでの簡単な連携設定が可能になります。顧客情報の同期の自動化を行い、顧客満足度(CS)向上や顧客の定着を図りましょう。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
タグ
連携
自動化
Google スプレッドシート
ecforce
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる