Google スプレッドシートとNotionの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-16

Google スプレッドシートで行が更新されたらNotionのページプロパティも更新する方法

e.koyama

複数のデータベースを併用する際、転記作業にかかる時間をもったいないと感じてはいないでしょうか。毎日更新する場合や1件あたりの情報量が多い場合は特に、コピー&ペーストを行うだけでも、多くの時間や労力がかかってしまいます。

本記事では、Google スプレッドシートとNotionを連携し、更新を自動で同期する方法をお伝えします。Google スプレッドシートの情報更新が行われた際に、指定したNotionのデータベースのプロパティを自動で更新できるため、必要な情報を速やかに共有できます。Yoomを使って連携と自動化を試してみてください。

こんな方におすすめ

  • Google スプレッドシートとNotionをそれぞれ活用している方
  • Notionへの転記作業に手間を感じている方
  • Notionをデータベースとしても活用したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとNotionの連携フローの作り方

それでは、Google スプレッドシートとNotionの連携、そして業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

テンプレートを使って、「Google スプレッドシートで行が更新されたらNotionのページプロパティも更新する」業務フローの作成手順を紹介します。

はじめる前に

Google スプレッドシートと、その更新情報を同期するNotionのデータベースをそれぞれ準備しておいてください。

 ※下図は一例です。

ステップ1: Google スプレッドシートとNotionのマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2に進んでください。

1. Yoomにログインし、左メニューの「マイアプリ」を選択→画面右の「+新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続一覧から、Google スプレッドシートとNotionをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。

3. 次に、マイプロジェクトにテンプレートコピーしてフローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

ステップ2: Google スプレッドシートの行が更新されたら起動するトリガーの設定

1. コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分から、任意のタイトルに変更できます。

2. フローボットの「アプリトリガー:行が更新されたら」をクリックします。

3. 連携アカウントとアクションを選択します。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

4. アプリトリガーのAPI接続設定を行います。
 欄下部の注記を参考に、各項目の入力・選択を行ってください。
 ※下図は入力例です。 

5. テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3: Notionのページプロパティを更新するアクションの設定

1. フローボットの「データベースを操作する:ページプロパティを更新する」をクリックします。

2. データベースの連携設定を行います。
 ・タイトル:任意の名称に変更できます。
 ・データベースの連携「データベースID」:欄下部の注記を参考に、対象のIDを入力してください。
 ※参考:Notionの各IDに関するよくあるエラーと確認方法

3. 「次へ」をクリックします。

4. データベース操作の詳細設定を行います。
 1)更新したいレコードの条件:更新対象とするレコードを特定する条件を設定してください。
 2)更新後のレコードの値:Notionに同期したい内容を設定してください。
 ※ステップ2で取得したアウトプットの参照が可能です。
 ※下図は一例です。

5. テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えると起動します。

以上で、「Google スプレッドシートで行が更新されたらNotionのページプロパティも更新する」フローの完成です。

NotionやGoogleスプレッドシートを使ったその他の自動化の例

本日紹介したもの以外にもNotionとスプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

いずれもテンプレートが用意されているので、すぐに活用を始めることが可能です。

Notionとスプレッドシートを連携した自動化例

NotioとGoogleスプレッドシートを連携して、双方にデータを同期したり、チャットツールなどの別のツールを合わせて連携するもことも可能です。

スプレッドシートを活用した自動化例

スプレッドシートのデータからメールを送付する

スプレッドシート内のデータを元に自動的にメールを送付します。

スプレッドシートに登録された情報を様々なデータベースに連携する

スプレッドシートに登録された情報をkintoneやNotionなどの様々なデータベースへ自動的に連携します。

メールで受け取った内容をGoogle スプレッドシートに登録する

GmailやOutlookで受け取った内容をGoogle スプレッドシートに自動で登録します。

Notionを活用した自動化例

Notionのデータを様々なデータベースに連携する

スプレッドシート以外にもkintoneやSalesforceなど、様々なデータベースへの連携も可能です。

Notionのデータをもとに書類を作成する

Notion内のデータをもとに見積書や請求書など、様々な書類を自動で発行することが可能です。

送信された内容をNotionに追加する

GoogleフォームやGmail、チャットツールに送信された内容をNotionに自動で追加します。

Google スプレッドシートとNotionを連携するメリット

1. データの一貫性と正確性の向上

Google スプレッドシートとNotionのデータが自動で同期されるため、手動更新による<span class="mark-yellow">入力ミスや抜け漏れの発生リスクを抑え</span>られます。また、チームメンバーなどの関係者間で、<span class="mark-yellow">最新かつ一貫性のあるデータを速やかに共有</span>し利用するのにも役立つでしょう。

例えば、プロジェクトの進捗状況をGoogle スプレッドシートで管理している場合、そのデータをNotionのプロジェクトページに自動で反映できます。これにより、全員が最新の情報を基にして作業を進めやすくなります。また、更新されたデータに気になる点があれば、Notionのコメント機能で指摘し、その質疑応答の履歴を残すことも可能です。

2. 作業効率の向上

反復的な更新作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">作業時間の大幅な短縮</span>が期待できます。手動でのデータ更新作業が不要になれば、他の重要な業務に集中できます。

例えば、営業担当者が毎日の売上データをGoogle スプレッドシートに入力するだけで、その情報がNotionのダッシュボードに自動で反映されます。転記を行っていた時間を商談や提案資料の作成などに充てられるようになるでしょう。また、責任者はNotionのダッシュボード上で全体の売上状況を速やかに把握し、追加や変更の指示を出したり、報告を求めたりすることができます。

まとめ

Google スプレッドシートとNotionを連携することで、データ更新時の同期を自動化できます。これによりデータの一貫性、正確性の向上や作業効率の改善が見込まれます。手動でのデータ更新をやめ、空いた時間で他の重要な業務に集中しましょう。Yoomを使えば、ノーコードで簡単に連携を設定できるため、技術的な知識がなくても安心です。ぜひ、紹介した方法をお試しください。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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