Slackとテキスト生成の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-02

【ノーコードで実現】各種データをAIで自動分析し、その結果を活用する方法

k.hieda

「日々の広告データや顧客からの問い合わせ内容を、もっと効率的に分析できないだろうか…」
「AIを使ってデータからインサイトを得たいけれど、専門知識がないし、どう始めればいいかわからない…」

このように、データ分析やAIの活用に関して、手作業の限界や専門知識の壁を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">収集した各種データをAIが自動で分析し、その結果をSlackなどのチャットツールに通知したり、レポートとしてまとめたりする業務フローを自動化できる仕組み</span>があれば、データに基づいた迅速な意思決定が可能になり、これまで分析業務に費やしていた時間をより戦略的な業務に充てることができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">取得した各種データをAIで分析する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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AIによるデータ分析結果を自動で活用する方法

AIを活用して様々なデータを分析し、その結果を他のツールに連携する業務フローを自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

スケジュールをトリガーにしてAIでデータを分析・活用する

<span class="mark-yellow">設定したスケジュールに基づいて定期的に広告プラットフォームなどからデータを取得し、AIで分析してチャットツールに通知する</span>ことができるので、手動でのレポート作成やデータ確認の手間を大幅に削減し、常に最新の分析結果を把握できます。

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チャットツールの投稿をトリガーにしてAIでデータを分析・活用する

<span class="mark-yellow">Slackなどのチャットツールに投稿された情報をトリガーとしてAIが内容を分析し、その結果を別のチャットツールに通知する</span>ことが可能です。チーム内の情報共有や顧客からのフィードバック分析を迅速かつ効率的に行えます。

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フォームの回答をトリガーにしてAIでデータを分析・活用する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどで収集したアンケート回答や問い合わせ内容をAIが自動で分析し、結果をチャットツールに通知する</span>こともできます。顧客の声や市場のトレンドをリアルタイムに把握し、迅速な対応や改善策の検討に繋げられます。

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Google Adsのデータを定期的にAI分析しSlackに通知するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、定期的にGoogle Adsからキャンペーンレポートを取得し、AIで分析してその結果をSlackに通知するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • YoomとGoogle Ads、Slackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • トリガー(スケジュール、Google Adsのレポート取得)、AIによる分析処理、Slackへの通知アクションの設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Google Ads

こちらの画面が表示されたらGoogle アカウントにサインインするボタンから連携に進みます。

次の画面から、連携するメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインができたら、権限の付与を進めてください。

 

これでGoogle Adsとの連携ができました。

Slack

検索結果からアプリ名をクリックします。Slackのサインイン画面に移ります。

ワークスペースのURLを入力し、『続行』をクリック。YoomからSlackのアクセス許可リクエスト画面に移ります。

許可をクリックし、連携完了です。

ヘルプ:Slackのマイアプリ登録方法の詳細

Slack公式:ワークスペースの管理

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

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下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:スケジュールトリガー「指定したスケジュールになったら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックします。毎週月曜日の朝9時になったらフローボットが起動する設定を行います。水色アイコン(設定済みの証)が点灯していますが、中身をご紹介します。

(1/2)実行時間の指定

以下の項目は事前設定済みです。この内容で毎日朝9時にフローが起動するようになります。

  • タイトル
  • スケジュール設定
    • 曜日:毎日
    • 時刻:9
他のスケジュールに設定し直す場合

設定のすぐ下にあるタブ(日付指定・曜日指定・Cron設定)の切り替えと、各設定でフローのタイミングと頻度をカスタマイズできます。

保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「キャンペーンレポートの取得」

テンプレートの2つ目をクリックします。この工程では、Google広告の昨日から今日までのキャンペーンレポートを取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • データベースのアプリ
  • Google Adsと連携するアカウント情報
  • アクション

下へスクロールします。

(1/2)API接続設定

この画面では、レポートを取得するアカウント・キャンペーン・取得する期間を設定します。

  • 広告アカウントID
    • Google Adsの管理画面の右上に表示されています。
  • キャンペーン名
    • 取得するキャンペーン名を入力します。
  • 期間の開始
  • 期間の終わり
    • 計測期間の始めを設定します。形式は「YYYY-MM-DD」です。
    • フィールドをクリックしてプルダウンメニューを開きます。日付タブから日付の引用コードを埋め込みます。今回は昨日から今日までのデータを抽出するように設定しました。

ここまで設定できたら、下部にあるテストボタンをクリックします。成功すると、指定した期間のレポートが取得できます。

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用します。

保存するをクリックします。

ステップ5:テキストを生成する「テキストを生成する」

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。この工程は前の工程で取得した値を使って、Slackへの投稿用テキストをAIで生成する設定を行います。設定済みの証(水色のアイコン)が点灯していますが、追加設定のため開きます。

(1/2)アクションを選択

この画面では以下の項目が事前設定済みです。

  • タイトル
  • アクション
    • アクションは以下の中から選択できます。

文字量に比例して消費タスクが増えますので、適宜なアクションを選択してください。次へをクリックします。

(2/2)詳細を設定

  • プロンプト
    • Google Adsから取得される値を踏まえて、より実用的で精度の高いAI分析のプロンプトを調整しましょう。以下がサンプルのプロンプトです。

【指標】

・クリック数:{クリック数}

・表示回数:{表示回数}

・クリック率:{クリック率}

・平均クリック単価(マイクロ通貨単位):{平均クリック単価}

・費用(マイクロ通貨単位):{費用}

・コンバージョン数:{すべてのコンバージョン}

・コンバージョン単価(マイクロ通貨単位):{すべてのコンバージョン単価}

・インプレッションシェア:{検索広告のインプレッションシェア}

・インタラクション数:{インタラクション}

・インタラクション率:{インタラクション率}

【出力形式】

■ キャンペーンID:{キャンペーンID}

■ 日付:{日付}

【分析結果】

・注目すべき数値変化

・費用対効果の評価(CPC、CPA)

・改善提案(例:広告文変更、入札単価調整 など)

{}の部分には、前の工程で取得した値の引用コードを埋め込みます。フィールドをクリックしてプルダウンメニュー内から選択可能です。

このプロンプト形式が適している理由は、まずGoogle Adsが出力する「マイクロ通貨単位(1円 = 1,000,000単位)」に対応している点にあります。これにより、レポートで扱う費用や単価の桁が正確に解釈され、実務に即した分析が可能となります。

次に、「注目すべき変化」や「改善提案」といった具体的な出力項目を明示的に指示することで、AIは実務的で価値のあるコメントを生成しやすくなります。広告パフォーマンスの分析では、ただの数値の羅列ではなく、「何が起きたのか」「何をすべきか」が明確であることが重要です。

さらに、Slackでの共有を前提としているため、文章は簡潔で要点がすぐに把握できるような構成になっています。これにより、チームメンバーはメッセージを一目で理解し、迅速に次のアクションへ移行できるという利点があります。

ここまで設定できたら、下へスクロールします。

  • 言語
    • 適宜な言語を設定してください。

設定が確認できたら、テストボタンをクリックします。テストに成功したら、返信内容が生成されます。

保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ6:アプリと連携する「チャンネルにメッセージを送る」

テンプレートの4つ目をクリックします。この工程では、生成したテキスト結果をSlackの指定したチャンネルに投稿する設定を行います。

(1/2)連携アカウントろアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Slackと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • 投稿先のチャンネルID
    • フィールドをクリックするとプルダウンメニューが表示され、アクセス可能なチャンネル一覧が表示されます。チャンネル名を選択するとIDが引用されます。
  • メッセージ
    • 投稿するメッセージの定型文を入力します。事前設定で、フィールド内にテキストの生成結果の引用コードが埋め込まれています。

設定ができたらテストボタンをクリックします。成功すると、Slackに投稿が通知されます。

保存するをクリックします。

ステップ7(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。シートAを追加すると、シートCが更新されるようになりました。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

データ分析に関するその他の自動化例 

他にも、データ分析の自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

[[212751,211670,208912,211892,210100]]

まとめ

AIによるデータ分析を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたデータ収集、整形、分析、報告といった一連の作業にかかる時間と労力を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、データに基づいた客観的な洞察を迅速に得られ、ビジネスの意思決定を加速させ、より戦略的な業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。

もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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