Google スプレッドシートとSalesforceの連携イメージ

【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをSalesforceに自動的に連携する方法

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2025-08-28

【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをSalesforceに自動的に連携する方法

木下 実希

「Google スプレッドシートで管理している顧客リストを、一件ずつSalesforceに手入力していて手間…」
「SalesforceからエクスポートしたデータをGoogle スプレッドシートに貼り付けてレポートを作成するのが面倒…」

このように、日々の業務でGoogle スプレッドシートとSalesforceを利用する中で、両者間のデータ転記作業に多くの時間と手間を費やしていませんか?
単純なコピー&ペースト作業は、時間だけでなく集中力も消耗させ、入力ミスといったヒューマンエラーの原因にもなりかねません。

そこでオススメなのが、<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートのデータが自動的にSalesforceへ登録・更新される仕組み</span>!

こうした定型業務から解放され、より戦略的な営業活動や顧客分析といったコア業務に専念できる貴重な時間を創出できます。

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、誰でも簡単にGoogle スプレッドシートとSalesforceの連携を自動化可能!
日々の業務をよりスマートに進めることが期待できるので、ぜひ本記事を参考に導入してみてくださいね。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートとSalesforceを連携し、さまざまな業務フローを自動化できる</span>テンプレートが豊富に用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックして、さっそくスタートしましょう!

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Google スプレッドシートとSalesforceを連携してできること

Google スプレッドシートとSalesforceのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていたデータ登録や更新といった作業を自動化することが可能になります。
これにより、入力の手間やミスを削減し、最新の情報を両方のツールで同期させることが可能です。

これからご紹介する具体的な自動化例のテンプレートは、Yoomのアカウント登録(わずか30秒で完了!)後すぐにお試しいただけます。
気になる内容があれば、ぜひ気軽にクリックして試してみてくださいね!

Google スプレッドシートに行が追加されたら、Salesforceにも追加する

イベントやWebフォームなどから得た情報をGoogle スプレッドシートに集約している場合、新しい行が追加されるたびに自動でSalesforceのリードオブジェクトや取引先責任者オブジェクトといった任意のオブジェクトに新規登録することが可能です。

<span class="mark-yellow">手作業によるデータ入力の手間を削減し、リード登録の迅速化の実現</span>をサポートします。

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Google スプレッドシートで行が更新されたらSalesforceのレコードも更新する

Google スプレッドシート上で更新した顧客情報や商談の進捗状況などを、自動でSalesforceの対応するレコードに反映させることもできます。

<span class="mark-yellow">情報の二重管理を防ぎ、最新かつ正確なデータに基づいた営業活動の展開</span>に繋がります。

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Google スプレッドシートとSalesforceの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGoogle スプレッドシートとSalesforceを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogle スプレッドシートとSalesforceの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Google スプレッドシートに行が追加されたら、Salesforceにも追加する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Google スプレッドシートとSalesforceをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • Google スプレッドシートのトリガー設定およびSalesforceのレコード追加設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認
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ステップ1:Google スプレッドシートとSalesforceをマイアプリ登録

はじめに、フローで使用するアプリとYoomを連携するための「マイアプリ登録」を行います。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

基本的な設定方法を解説しているナビがありますので、まずはこちらをご覧ください。

Google スプレッドシートの登録方法は、上記のナビで解説したので、ここでは、Salesforceのマイアプリ登録方法をご紹介します。

【Salesforceのマイアプリ登録】

検索窓にSalesforceと入力し、表示された候補から選択します。

※Salesforceは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。
フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。

※有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。

トライアル期間中は、普段は制限されているSalesforceも問題なくお試しいただけますので、ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね!

Salesforceのログイン画面に遷移するので、Yoomと連携するアカウントでログインしましょう。
ログイン後にアクセス許可を行うと、連携が完了します。

※Salesforceのマイアプリ登録の詳しい方法については、こちらをご覧ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際に、フローの設定を進めていきます。
簡単に設定できるようにテンプレートを利用しているので、下記のバナーをクリックし、まずはテンプレートをコピーしてください。

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クリックすると、自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされます。
下図のようなポップアップが表示されるので、「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

最初の設定です!
まずは、Google スプレッドシートに行が追加された際に、フローが起動するように設定を行います。
コピーしたテンプレートの「行が追加されたら」をクリックしてください。

タイトルは必要に応じて編集し、連携するアカウント情報はフローで使用するものであるかを確認しましょう。
基本的には、ステップ1で連携したアカウント情報が反映されていますよ!
トリガーアクションは変更せず「行が追加されたら」のままにして、「次へ」を押してください。

次にAPI接続設定を行います。まずは下図の設定方法を確認しましょう!

それでは設定を進めていきます。
トリガーの起動間隔を、プルダウンメニューから選択してください。
5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択できますが、タイムリーなデータ連携のためにも、基本的には最短の起動間隔でご使用いただくのがおすすめです!

プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

「スプレッドシートID」と「シートID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択します。
ここで設定したスプレッドシートのタブ(シート)に行が追加されると、フローが起動するようになりますよ!

次に、テーブル範囲の設定を行っていきます。
今回は下図のようなシートをテスト用に用意しました。

※ステップ5でSalesforceのIDをGoogle スプレッドシートに反映するため、以下のG列のように専用欄を作成しておくことがポイントです!

この場合、情報を取得したいテーブル範囲は「A列からF列」となるため、「テーブルの範囲(始まり)」には「A」と入力します。(G列は、含めても含めなくても大丈夫です)

「テーブルの範囲(終わり)」は「F」と入力する、といった形になりますよ!
使用するスプレッドシートの内容に合わせて、設定してみてくださいね。

「一意の値が入った列」には、「管理ID」など列内で値が重複することがない列を設定します。
今回用意したテスト用のスプレッドシートでは、「管理番号」が列内で値が重複することがない列になるので、「A」と入力します。

設定が完了したら、動作チェックのためにテストを行いますので、スプレッドシートにテスト用の行を追加してください。
この時に使用する情報は、「テスト株式会社」や「Yoom太郎」など、架空の情報でOKです!

追加後はYoomの画面に戻り、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、先ほど追加した行の情報が「取得した値」にアウトプットとして抽出されるので、内容を確認しましょう。

※アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご覧ください。

確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。

ステップ4:Salesforceのレコード追加設定

続いて、Google スプレッドシートに追加された情報を、Salesforceにも追加する設定を行います。
「レコードを追加する」をクリックしてください。

ステップ3と同様にタイトルは任意で変更し、連携するアカウント情報はフローで使用するものであることを確認しましょう。
実行アクションは変更せず「レコードを追加する」のままにして、データベースの連携設定に進みます。

データベースの連携設定は、下記のようにしていきましょう。

  • マイドメインURL:入力欄下の注釈に従って値を確認し、入力してください。
  • オブジェクトのAPI参照名:入力欄をクリックすると候補が表示されるので、候補からフローで使用するものを選択します。

次に、データベース操作の詳細設定を行います。
ここでは「追加するレコードの値」の各項目に、アウトプットを使ってそれぞれに適切な値を設定していきますよ!

たとえば、「取引先名」には「取得した値」の「行が追加されたら」内にある「取引先名」を選択する、といった形に設定してみてくださいね!
※「追加するレコードの値」の各項目は、連携しているSalesforceのデータベースに紐づいて表示されています。項目を編集したい場合は、Salesforceのデータベースを編集してください。

同じ要領で、その他の項目にも適切なアウトプットを設定していきましょう。
このようにアウトプットを使って設定することで、 Google スプレッドシートに追加されたデータをそのまま引用して、Salesforceにデータを反映できるようになります。

設定が完了したら「テスト」をクリックし、実際にSalesforceにデータが反映されていることを確認してみてくださいね!

確認後は、Yoomに戻り、取得した値にレコードを追加したオブジェクトのIDが表示されていない場合は、「取得する値を追加」から該当のIDを追加してください。

「取得する値」を追加する方法

その後、「保存する」を押します。

ステップ5:Google スプレッドシートにSalesforceのIDを追加する設定

Salesforceにレコードを登録した際に発行されるIDをGoogle スプレッドシートに追加する設定を行います。
これにより、行の更新をSalesforceに連携するフローボットを作成する際に利用できます。
「レコードを更新する」をクリックしてください。

これまでと同様にタイトルは任意で変更し、連携するアカウント情報はフローで使用するものであることを確認しましょう。
実行アクションは変更せず「レコードを更新する」のままにして、データベースの連携設定に進みます。

  • スプレッドシートID、シート名:入力欄をクリックすると候補が表示されるので、候補からフローで使用するものを選択します。
  • テーブル範囲:枠下の注記に沿って入力してください。今回は、「A:G」と入力しました。

最後に、データベース操作の詳細設定を行います。
ここでは「追加するレコードの値」の各項目に、アウトプットを使ってそれぞれに適切な値を設定していきますよ!

‍まずは、更新するレコードを絞り込むため、「更新したいレコードの条件」を以下のように設定してください。

  • 左枠:一意の値が入った列をプルダウンから選択
  • 中央:等しい
  • 右枠:左枠と同じ値を取得した値から設定

その後、更新後のレコードの値に、Salesforceから取得した値を利用してIDを設定します。
その他の項目は空欄にしておきましょう。

設定が完了したら「テスト」をクリックし、実際にSalesforceにデータが反映されていることを確認してみてくださいね!

確認後はYoomの画面に戻り、「保存する」を押せば設定完了です。

ステップ6:トリガーをONにしてフローの動作確認

これで全ての設定が完了しました。
「トリガーをON」にし、設定したフローが正常に動作するかどうかを確認しましょう!

以上が「Google スプレッドシートに行が追加されたら、Salesforceにも追加する」フローの作成手順でした!

SalesforceのデータをGoogle スプレッドシートに連携したい場合

今回はGoogle スプレッドシートからSalesforceへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSalesforceからGoogle スプレッドシートへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Salesforceにレコードが追加されたら、Google スプレッドシートで指定のタブをコピーして新規シートに追加する

Salesforceに新しい取引先や商談が登録されたことをきっかけとして、報告用Google スプレッドシートのフォーマットを自動でコピーし、必要な情報を転記するフローです。

<span class="mark-yellow">手作業でのレポート作成やデータ集計の手間を削減し、作業時間の短縮</span>に繋がります。

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Salesforceに登録された情報をもとにAIで次回アプローチ案を作成し、Google スプレッドシートに追加する

Salesforceに蓄積された顧客情報や過去の活動履歴をAIが分析し、効果的な次回のアプローチ案を自動で生成してGoogle スプレッドシートに出力するフローです。

<span class="mark-yellow">営業担当者の戦略立案をサポートし、チーム全体の営業品質向上に貢献</span>します。

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Google スプレッドシートやSalesforceを使ったその他の自動化例

Google スプレッドシートやSalesforceのAPIを使用することで、さまざまな業務を自動化することができます。
ここでは、数ある中から複数のテンプレートをご紹介するので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね!

Google スプレッドシートを使った便利な自動化例

カレンダーアプリと連携することで、登録された予定をGoogle スプレッドシートに自動で追加できます。
これにより、手動での入力作業が削減されるため、予定の登録漏れなどヒューマンエラーを防ぎたいときにおすすめです。

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Salesforceを使った便利な自動化例

他のアプリと連携することで、Salesforceにリード情報などを自動登録できます。
テンプレートを設定するだけで、手動での登録作業が削減されるため、業務の効率化を図りたいときにおすすめです。

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まとめ

いかがでしたか?

Google スプレッドシートとSalesforceの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた両ツール間のデータ転記作業を省き、入力ミスなどのヒューマンエラーを防止する</span>ことができます。

これにより、担当者は単純作業に時間を奪われることなく、正確な情報に基づいて意思決定を行い、顧客への価値提供といった本来注力すべきコア業務に集中できる理想的な環境が整うはずです。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
「本当に手間をかけずに簡単に設定できる?」「ちょっと気になるかも...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。

👉 今すぐ無料でアカウントを発行する

フローは自由にカスタマイズできるので、様々な活用シーンに柔軟に合わせることが可能です。
自社の業務に合った最適なフローを、ぜひ構築してみてくださいね。

Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に</span>しませんか?

まずは本記事を参考にGoogle スプレッドシートとSalesforceの連携からスタートして、毎日の業務効率がどれだけ改善されるのか体験してみてください。

よくあるご質問

Q:Google スプレッドシートの特定の条件を満たす行だけを連携させることは可能ですか?

A:はい、トリガー直下に「分岐する」オペレーションを入れることで実現可能です。
例えば、「特定の担当者のみ」を連携するといった運用ができるようになりますよ!

「分岐」の設定方法

※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっています。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。 

※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができるので、この機会にぜひお試しください!

Q:Salesforceのカスタムオブジェクトやカスタム項目にも連携できますか?

A:はい、可能です。
カスタムオブジェクトと連携する場合は、ステップ4のオブジェクトのAPI参照名の設定で任意のオブジェクトを選択してください。
カスタム項目は、「追加するレコードの値」に表示されるので、業務にあわせて設定できます。

Q:連携処理に失敗した場合、通知や再実行はされますか?

A:Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレス宛に、連携処理が失敗している旨の通知が届きます。
通知メールには、エラーが起きている該当のオペレーションや詳細のリンクが記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。
再実行するには手動での対応が必要となりますが、連携がエラーになる原因は様々なため、こちらのヘルプページを参考に対応しましょう。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口もご活用ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
木下 実希
SaaS自動化プラットフォーム『Yoom』の活用をテーマに、業務効率化に関する記事執筆を行うWebディレクター。医療事務からWeb制作ディレクターへ転身。Web制作の現場で日々発生する定型業務に対し、業務フロー改善の必要性を痛感した経験を持つ。その過程で、ノーコードで多様なSaaSツールを連携できる『Yoom』のRPA・自動化機能に出会い、業務自動化がもたらすインパクトに感銘を受ける。自身の業務改善における実体験に基づき、非エンジニアの視点からでもSaaSを活用した業務効率化が実現できるよう、具体的なユースケースを交えて解説している。
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