kintoneとChatworkの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-27

【ノーコードで実現】kintoneのデータをChatworkに自動的に連携する方法

m.kinoshita

「kintoneとChatworkを使っていて、それぞれのデータをスムーズに連携させたい!」
「kintoneに新しい情報が登録されたら、Chatworkに手動で通知しているけど、手間で時間もかかるし、たまに通知漏れもあって困る…」

このように、kintoneとChatwork間での情報共有や通知作業における手作業に、悩みを抱えていませんか?

そんな悩みの解消に、<span class="mark-yellow">kintoneのデータ更新をトリガーにして、Chatworkへ必要な情報を自動で通知する仕組み</span>がおすすめです。
これらの手作業やうっかりミスから解放されることで、戦略的な業務に集中できる時間が生まれ、日々の連絡がスムーズになり、チーム全体の生産性向上にもつながります。

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的なプログラミング知識は一切不要で誰でも簡単にでき、導入に際して手間や時間もかからない方法です。
ぜひこの機会に業務自動化を取り入れて、日々の作業をもっと楽に、そして効率的に進めていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">kintoneとChatworkを連携して様々な業務を自動化する</span>ためのテンプレートがすでに用意されています。

今すぐ試したい方は、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてさっそくスタートしましょう!

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kintoneとChatworkを連携してできること

kintoneとChatworkのAPIを連携させることで、kintone上で発生したイベント(例えば新しいレコードの登録や既存レコードの更新など)をきっかけに、Chatworkへ自動で通知を送ることが可能になります。

これにより、<span class="mark-yellow">手作業による情報伝達の手間や時間のロス、そして通知漏れを削減</span>し、業務の正確性とスピードを向上させることができるでしょう。

登録はわずか30秒で完了するので、気になるテンプレートがあれば、ぜひ気軽にクリックしてみてくださいね!

kintoneにレコードが登録されたらChatworkに通知

kintoneに新しいレコードが登録された際に、その情報をタイムリーにChatworkの指定したグループチャットや担当者へ自動で通知することができます。

この自動化により、<span class="mark-yellow">営業案件の進捗や顧客からの問い合わせなど、kintoneで管理している重要な情報の更新をリアルタイムに関係者へ共有</span>でき、迅速な対応や徹底した情報共有をサポートします

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kintoneでコメントが投稿されたらChatworkに通知する

kintoneのレコードにコメントが投稿されたタイミングで、その内容や関連情報をChatworkへ自動通知することも可能です。

これにより、<span class="mark-yellow">レコードに関するディスカッションや申し送り事項が発生した際に、関係者が見逃すことなく迅速に情報をキャッチ</span>できるようになります。

チーム内のコミュニケーション活性化とスムーズな情報共有を促進できるでしょう

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kintoneとChatworkの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にkintoneとChatworkを連携したフローを作成してみましょう!

今回は、業務自動化ツールYoomを使用して、kintoneとChatworkの連携を進めていきます。もしアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「kintoneにレコードが登録されたらChatworkに通知する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • kintoneとChatworkのマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • kintoneのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認
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ステップ1:kintoneとChatworkのマイアプリ登録

はじめに、使用するアプリとYoomを連携する「マイアプリ登録」を行います。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

マイアプリ登録は、Yoomにログインして画面左側にある「マイアプリ」を選択し、右側に表示される「+新規接続」をクリックして進めていきます。

【kintoneのマイアプリ登録】

検索窓にkintoneと入力し、表示されたアイコンを選択します。


Yoomと連携するkintoneアカウントから、「サブドメイン」「クライアントID」「クライアントシークレット」の値を取得して、下図赤枠の各項目に入力してください。

最後に「追加」をクリックしたら、連携完了です!
※kintoneのマイアプリ登録の方法について、詳しくはこちらをご参照ください。
※kintoneのマイアプリ登録がうまくできない場合は、こちらのヘルプページをご確認ください。

【Chatworkのマイアプリ登録】

先ほど同様に検索窓にChatworkを入力・選択します。


ログイン画面が表示されたら、Yoomと連携するアカウントにログインしてください。

ログイン後、以下の画面で「許可」をクリックしたら連携完了です!
※すでにChatworkにログインしている場合は、上記のログイン画面ではなく以下の画面から表示されます。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際に、フローを作成していきましょう!
簡単に設定できるよう、テンプレートを使用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると、自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされます。「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:kintoneのトリガー設定

まずは、kintoneにレコードが登録された際に、フローボットが起動するように設定を行います。
「レコードが登録されたら(即時起動)」をクリックしてください。

タイトルは必要に応じて変更できます。連携するアカウント情報にはステップ1で設定した内容が反映されているため、フローで使用するアカウントであることを確認して進めましょう。

トリガーアクションは変更せず、「次へ」を押してください。

次に、Webhookのイベント受信設定です。
Webhookの設定は、kintoneの管理画面で行います。下図赤枠内のURLをコピーしておき、kintoneの画面に移動しましょう!

kintoneの画面に移動したら、フローで使用するアプリを開きます。
今回はテスト用に、下図のようなアプリを用意しました!
使用するアプリを開いたら、画面右側にある歯車マークをクリックしてください。

アプリの設定画面が表示されるので、「設定」を選択します。

次に、設定項目の中にある「Webhook」をクリックしましょう!

Webhookの設定画面が表示されるので、「追加する」を押してWebhookを追加していきます。

Webhookの設定は下記のように行い、「保存」を押してくださいね!

  • 説明:必要に応じて、入力してください。
  • Webhook URL:Yoom画面でコピーしておいたURLを貼り付けます。
  • 通知を送信する条件:「レコードの追加」にチェックを入れましょう。

※最後に「アプリを更新」を押すのを忘れないようご注意ください。
※kintoneでの設定方法について、詳しくはこちらをご参照ください。

Webhookの設定が完了したら、動作チェックのためにテストを行います。

先ほどWebhookを設定したアプリ内に、テスト用のレコードを追加してください。
テスト用なので、架空の情報(「テスト太郎」や「東京都テスト」など)でOKです!

今回は下図のようなレコードを追加しました。

レコードを追加したらYoomの画面に戻り、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、先ほど追加したレコードの情報が「取得した値」にアウトプットとして抽出されるので、内容を確認しましょう。

※アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。

確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。

ステップ4:kintoneのレコード取得設定

続いて、kintoneに追加されたレコードの詳細情報を取得する設定をしていきます。
「レコードを取得する」をクリックしてください。

先ほどと同じようにタイトルは必要に応じて編集し、アカウント情報がステップ3と同じであることを確認したら、そのまま「レコードを取得する」を選択して、データベースの連携設定に進みましょう。

データベースの連携設定では、先ほどWebhookの設定を行ったアプリと連携していきます。
入力欄をクリックして表示される候補から選択するか、アプリのURL内の「/k/●●●/」部分を手入力してください。

入力後は「次へ」をクリックしてくださいね!

次に、データベース操作の詳細設定です。
追加されたレコードから取得したい情報を、条件で指定していきます。

今回は追加されたレコードから全ての情報を取得したいので、下図のように設定しました。
下図のように<span class="mark-yellow">「氏名」や「生年月日」など、必ず値が入る条件が「空でない」と設定すると、レコードの全ての情報を取得できる</span>ようになりますよ!

設定後は「テスト」をクリックして、レコードの詳細情報が「取得した値」に抽出されることを確認しましょう。

確認後、「保存する」を押して次のステップに進みます。

ステップ5:Chatworkのメッセージ送信設定

最後に、kintoneに追加されたレコード情報を、Chatworkに通知する設定を行います。
「メッセージを送る」をクリックしてください。

これまで同様にタイトルは必要に応じて調整し、アカウント情報が正しいことを確認します。アクションはそのまま「メッセージを送る」を選択し、「次へ」で進みましょう。

次にAPI接続設定を行います。
ここでの設定は、下記のように行っていきましょう!

  • ルームID:kintoneのレコード情報を通知するChatworkのルームを設定します。入力欄をクリックすると、連携しているアカウントに紐づいて候補が表示されるので、候補から選択してください。
  • メッセージ内容:通知するメッセージの内容を設定します。「レコードが追加されました。」など、毎回同じテキストを使用する定型的な文章は直接入力し、「URL」や「氏名」など、kintoneの情報を引用する部分はアウトプットを使って入力しましょう。
    メッセージ内容は自由にカスタマイズできるので、活用する業務内容に合わせて設定してみてくださいね!

設定が完了したら「テスト」をクリックし、実際に指定したChatworkのルームに通知が届いていることを確認しましょう。

kintoneに追加されたレコードの情報が反映された状態で、設定した通りのメッセージが届いていましたよ!
確認後、「保存する」を押して設定完了です。

ステップ6:トリガーをONにしてフローの動作確認

これで全ての設定が完了しました。「トリガーをON」にし、設定したフローの動作確認をしましょう!

以上が、「kintoneにレコードが登録されたらChatworkに通知する」フローの作成手順でした!

Chatworkのデータをkintoneに連携したい場合

今回はkintoneからChatworkへデータを連携する方法をご紹介しました。逆にChatworkでのイベントをきっかけにkintoneへデータを連携させたい、といったニーズもありますよね。

Yoomでは、そのような逆方向のデータ連携も簡単に実現できるテンプレートが豊富に用意されているので、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Chatworkのメッセージ内容をkintoneに追加する

Chatworkで受信した特定のメッセージ内容を、kintoneの指定したアプリに新しいレコードとして自動で追加することができます。

例えば、<span class="mark-yellow">お客様からの問い合わせや依頼内容がChatworkで届いた際に、それを手動でkintoneに転記する手間を省きます。</span>タスク管理や情報集約の効率化が期待できます。

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Chatworkの投稿内容から特定ワードを検知してkintoneにレコードを追加する

Chatworkの特定のチャットグループへの投稿内容を監視し、指定したキーワードが含まれていた場合に、そのメッセージ情報をkintoneのアプリに自動でレコードとして追加することも可能です。

これにより、<span class="mark-yellow">重要な情報や対応が必要なタスクが含まれる可能性のあるメッセージを見逃さず、効率的にkintoneで管理</span>できるようになり、業務の抜け漏れ防止に貢献します。

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kintoneやChatworkを活用したその他の自動化テンプレート

kintoneやChatworkを活用すれば、日々の業務にかかる手間を減らし、作業の流れをスムーズに整えることができます。

今回は、情報の転記や通知、ファイル作成などを自動化できる便利なテンプレートをご紹介します。

kintoneを使った便利な自動化例

kintoneを使うと、社内の情報をリアルタイムで共有できるようになり、他のツールとの連携によって業務全体の効率化にもつながります。

請求書や見積書の作成をはじめ、さまざまなデータ処理を自動で行うことも可能です。

[[46019,163292,163907,172828,174508]]

Chatworkを使った便利な自動化例

Chatworkを活用すれば、メッセージをきっかけに他サービスと情報を連携し、通知や記録の自動化が実現します。

業務連絡の抜け漏れを防ぎながら、関係者への情報共有がスムーズに行えるようになります。

[[149776,159643,158806,103071,159630]]

まとめ

いかがでしたか?
kintoneとChatworkの連携を自動化すれば、これまで手作業で行っていた情報通知やデータ転記の負担をぐっと減らせます。<span class="mark-yellow">通知漏れや記載ミスなどのヒューマンエラーを防ぐ効果</span>もあり、日々の業務がよりスムーズになるはずです。
これにより、担当者はルーティンワークから解放され、正確な情報に基づいて業務を進められるようになります。本来注力すべき分析や顧客対応といったコア業務に時間を使える環境が整うでしょう。

Yoomを使えば、便利な自動化の仕組みがノーコードで構築できるのも魅力ですよね。
「本当に誰でも設定できる?」「ちょっと気になる...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。

👉 今すぐ無料でアカウントを発行する

フローは自由にカスタマイズできるため、活用方法はあなたのアイディア次第です。自社の業務に合ったフローを構築してみてください。

Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に</span>しませんか?
この機会にぜひ自動化を取り入れて、日々の業務がどれだけ効率化されるのかを体験してみてくださいね!

この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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