ZendeskとBacklogの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-11

【ノーコードで実現】ZendeskのデータをBacklogに自動的に連携する方法

k.hieda

「ZendeskとBacklogを使っていて、それぞれのデータを連携したい!」
「Zendeskに登録されたチケット情報をBacklogに課題として手動で登録しており、実際に手間がかかっているし、入力ミスも怖い…」
このように、二つのツール間で情報が分断され、手作業でのデータ連携に限界を感じていませんか?
特に、Zendeskに寄せられたお問い合わせの中から、開発チームや関連部署がBacklogで対応すべき課題を手動で起票する作業は、時間と手間がかかるだけでなく、転記ミスや対応漏れのリスクも伴います。

もし、<span class="mark-yellow">Zendeskのチケット情報を基にBacklogの課題を自動で作成したり、更新したりする仕組み</span>があれば、これらの煩わしい手作業から解放されるでしょう。

そして、入力ミスや対応漏れを防ぐことで顧客満足度の向上や開発プロセスの効率化に繋がり、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができるはずです!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できて、導入にかかる手間や時間もかかりません。
ぜひこの機会にZendeskとBacklogの連携を自動化して、日々の業務をもっと楽に、そして効率的に進めていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ZendeskとBacklogを連携するためのテンプレート</span>が用意されています!

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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ZendeskとBacklogを連携してできること

ZendeskとBacklogのAPIを連携すれば、Zendeskのチケット情報を基にBacklogの課題を自動的に作成したり、逆にBacklogの課題更新情報をZendeskのチケットに反映させたりすることが可能になります。これにより、カスタマーサポート部門と開発部門間の情報共有がスムーズになり、対応の迅速化や品質向上に貢献します。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにZendeskとBacklogの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Zendeskにチケットが登録されたら、Backlogに課題を追加する

Zendeskに新しいチケットが登録されたタイミングで、そのチケット情報を自動的に取得し、Backlogに新しい課題として登録することができます。

この自動化により、<span class="mark-yellow">カスタマーサポートが受け付けた問い合わせの中から、開発チームが対応すべき内容をBacklogへ手動で転記する手間を減らし、転記ミスや対応漏れのリスクを大幅に削減</span>します。

Zendeskに特定のチケットが登録されたら、Backlogに課題を追加する

Zendeskに登録されるチケットの中でも、例えば特定のタグが付与されたものや、優先度が「高い」ものなど、あらかじめ設定した条件に合致するチケットのみを抽出し、Backlogに課題として自動で追加することができます。

これにより、<span class="mark-yellow">開発チームが対応すべき重要な問い合わせだけを効率的にBacklogへ連携し、対応の優先順位付けをサポート</span>し、重要な課題の見逃しを防ぎます。

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ZendeskとBacklogの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にZendeskとBacklogを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでZendeskとBacklogの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Zendeskにチケットが登録されたら、Backlogに課題を追加する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ZendeskとBacklogをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Zendeskのトリガー設定およびBacklogのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Zendesk

検索結果からアプリ名をクリックします。Zendeskで取得した値を入力する画面が表示されます。

  • アカウント名
    • 識別しやすい値を入力してください。
      メールアドレスなど、アカウントが識別できる値がおすすめです。
  • メールアドレス
  • APIトークン
    Zendeskのグローバルメニュー内の「管理センター」を開きます。
  • 左のメニューバーの「アプリおよびインテグレーション」をプルダウンで開き、API直下の「conversations API」を選択し、右上の「APIキーを作成」をクリックします。
  • 新規キーを作成画面が表示されます。
  • 名前に任意の値を入力し、「次へ」をクリックすると、各キーが生成されて表示されます。
  • 一番下のシークレットキーがAPIトークンに該当します。コピーして保存しておきましょう。

取得した値を使って必須項目を入力して「追加」ボタンをクリックすると、Zendeskのマイアプリ登録が完了します。

Backlog

検索結果からアプリ名を選択すると、ドメインの入力画面に切り替わります。

ドメインを入力して右下の追加ボタンをクリックします。これでBacklogのマイアプリ連携が完了です。

Backlogのアプリ連携で失敗する場合の確認点

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

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下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「新しいチケットが作成されたら」

テンプレートの1つ目をクリックします。この工程では、定期間隔でフローボットを起動してBacklogにて新しい課題が追加されたことを検知する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

タイトルと連携するアカウント情報を設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガー起動間隔
    • フローの起動間隔を選択します。最短は5分間隔で起動できます。
      ご利用プランによって最短の起動間隔が異なります。
  • サブドメイン
    • ZendeskのURLから取得できる値を入力してください。

サブドメインの入力までできたら、トリガーになるイベントを発生させる必要があるので、新しくチケットを作成します

課題の追加ができたら、フローボットに戻りテストボタンをクリックします。
成功すると、追加した課題の情報から抽出できる値が表示されます。
(実際はここに値が入ります。)

アウトプットについて | Yoomヘルプセンター

この値は、の後ほど利用します。

保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「課題の追加」

テンプレートの2つ目をクリックします。この工程では、前の工程で取得した値を使ってZendeskへの新規チケット登録を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

タイトルと連携するアカウント情報を設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

(2/2)API接続設定

  • ドメイン
  • 課題を登録するプロジェクトID
    • URLからの値を取得して入力してください。
  • 課題の件名
    • フィールドをクリックすると表示されるプルダウンメニューの中に、Zendeskから取得した件名の値が格納されています。選択すると引用コードが埋め込まれます。
  • 課題の種別ID
    • フィールドをクリックして表示される候補から選択可能です。

詳細を入力したら、下へスクロールします。

  • 優先度
    • 以下の中から選択できます。
  • 課題の詳細
    • Backlog上で課題を見た人がすぐに状況を把握できるよう、以下のような定型文を使ってZendeskから取得した値を引用して記載するのが理想です。フィールドをクリックしたら表示される項目を選択すると引用コードが埋め込まれます。
  • 課題の開始日・期限日
    デフォルトで課題の日程を設定できます。細かい設定はできないのですが、明日開始〜月末期限日などの設定は可能です。
  • 課題の担当ID
  • 課題のカテゴリー
    • 任意の内容のため、必要に応じて設定を行ってください。

下へスクロールします。
この画面も任意ですが、必要に応じて設定を行って下さい。

ここまで設定ができたら、テストボタンをクリックします。

保存するをクリックします。

ステップ5(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。

<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

BacklogのデータをZendeskに連携したい場合

今回はZendeskからBacklogへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にBacklogからZendeskへのデータ連携を実施したい、例えばBacklogで特定の課題が更新された際にZendeskの関連チケットにコメントを自動追加したり、ステータスを変更したりするようなケースもあるかと思います。
そのような場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Backlogで課題が登録されたらZendeskにも追加する

Backlogに新しい課題が登録されたタイミングで、その課題情報を自動的に取得し、Zendeskに新しいチケットとして登録することができます。

この自動化により、<span class="mark-yellow">開発チーム内で発生した問題やタスクを、顧客対応を行うサポートチームがZendesk上でも把握できるようになり、情報共有の漏れを防ぎます。</span>

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Backlogで特定の課題が登録されたらZendeskにも追加する

Backlogに登録される課題の中でも、例えば特定の担当者が割り当てられたものや、特定のカテゴリに分類された課題など、あらかじめ設定した条件に合致する課題のみを抽出し、Zendeskにチケットとして自動で追加することができます。

これにより、<span class="mark-yellow">サポートチームが特に注意すべき開発課題の情報を効率的にZendeskへ連携し、顧客への影響を事前に把握したり、問い合わせ対応に活かしたりすることが可能です。

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ZendeskやBacklogを使ったその他の自動化例

他にもZendeskやBacklogを他の多彩なアプリケーションと組み合わせることで、日々の業務で手作業に頼りがちなフローを効率化できます。
Yoomには多様な領域の連携テンプレートが用意されているため、用途ごとに柔軟に選択可能です。
下記のリストにも様々な事例が揃っていますので、自身の運用スタイルに合った組み合わせをぜひ体験してみてください。

Zendeskを使った便利な自動化例

Zendeskの情報をデータベースへ転記したり、タスク管理サービスに連携することでサポートチームと他部門との情報共有をスムーズに。
さらに、問い合わせフォームからの内容を直接チケット化するような、他の課題管理ツールとの双方向連携によって、部門間の境界を越えたコラボレーションに役立ちます。

[[98015,99074,100365,99805,178404]]

Backlogを使った便利な自動化例

これらのテンプレートは、問い合わせフォームからの情報、Boxにアップロードされたファイルなどの様々なデータをBacklogに集約・連携します。
これにより、Backlogを起点とした情報の一元管理と効率的な業務フローを構築し、チーム内のコミュニケーションとタスク管理を最適化します。
また、課題の登録をDiscordやGaroonカレンダーに連携することで、情報共有の迅速化も実現します。

[[217147,116726,100740,72056,176478]]

まとめ

ZendeskとBacklogの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたZendeskのチケット情報からBacklogへの課題起票、あるいはその逆のデータ転記作業の手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、カスタマーサポート部門と開発部門間の情報共有が迅速かつ正確になり、対応漏れや二重対応といったミスを未然に防げるでしょう。
顧客からの問い合わせに対する対応速度と品質の向上に繋がり、結果として顧客満足度の向上にも貢献。
担当者はより迅速に正確な情報に基づいて業務を進められることで、本来注力すべきコア業務に集中できる環境を整えられます!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコード連携ツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的にZendeskとBacklogを連携するフローを簡単に構築できます。
もし日々の繰り返し作業の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
タグ
Zendesk
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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