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「毎日送られてくる大量のレポートや資料を読むのに時間がかかりすぎる…」
「会議の議事録や調査レポートなど、テキストベースの報告書から要点だけを素早く把握したい…」
このように、膨大な量のドキュメントを手作業で確認し、内容をまとめる作業に限界を感じていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">メールで受信した報告書やPDFファイルなどをAnthropic(Claude)が自動で読み取り、要点を簡潔にまとめてくれる仕組み</span>があれば、情報収集や内容把握にかかる時間を削減し、分析や意思決定といった、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます。
今回ご紹介する自動化は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかかりません。
ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">ドキュメントをAnthropic(Claude)で要約する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
それではここから代表的な例として、Gmailで添付ファイル付きのメールを受信したら、そのファイル内容をOCRで解析し、Anthropic(Claude)で要約、最終的にGoogle スプレッドシートに結果を記録するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Gmail/Anthropic(Claude)/Google スプレッドシート
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
こちらのナビでGoogle スプレッドシートの登録方法を紹介しているので、参考にしてくださいね。
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
Gmailのマイアプリ連携
以下の手順をご参照ください。
Anthropic(Claude)のマイアプリ連携
新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでAnthropic(Claude)と検索し対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、アカウント名とアクセストークンを注釈に沿って入力し、「追加」をクリックしましょう。

以上でマイアプリ登録は完了です!
ここからいよいよフローの作成に入ります。
簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーしましょう。
Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

それでは、ここから設定を進めていきましょう。
「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Gmailと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

事前準備として、Gmailで指定キーワードを含むメールを受信しておきます。
今回は、件名または本文に「報告書」を含むメールを検知して後続フローを実行する想定のため、テスト用に同キーワードを含むメールを受信しました。

また、今回のフローではOCRでの読み取りを行うため、メールには以下のファイルを添付しています。

Yoomの操作画面に戻り、トリガーの設定を行います。
指定した間隔でGmailをチェックし、トリガーとなるアクション(今回は特定キーワードを含むメールの受信)を検知すると、フローボットが自動で起動します。
トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるため、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

キーワード
受信したメールに含まれる特定のキーワードを指定します。
今回は「報告書」というキーワードに一致するテキストがメールに含まれている場合に、フローが起動するよう設定しました。
※キーワードにはGmailの検索演算子が利用可能です。
詳細は、Gmailで検索を絞り込むをご覧ください。
入力が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、Gmailで受信したメールから、特定のキーワード「報告書」を含むメールが検出され、その内容が表示されます。
以下の画像の取得した値はこの後のステップで利用することが可能です。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動するたびに変動した値となります。
内容を確認し、「保存する」をクリックします。

続いて、トリガーで取得したメールの添付ファイルの有無に応じてフローを分岐させる設定を行いましょう。
「分岐する」をクリックします。
※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。
フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
分岐の設定方法については、以下のヘルプページをご確認ください。

トリガーのステップで受信したメールに、添付ファイルがある場合にのみ後続処理を実行する分岐条件を設定します。
以下の画面では、基本的にデフォルト設定のままで問題ありません。
タイトル
分岐処理の名前を任意で入力します。
オペレーション
デフォルトで「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」が選択されているので、確認しましょう。
取得した値
デフォルトで「添付ファイル1」が選択されているので、こちらも確認してください。

分岐条件
分岐条件として「添付ファイル」と「取得した値が空ではない」がデフォルトで指定されています。
この設定により、トリガーで受信したメールに添付ファイルが検出された場合にのみ、後続フローが実行されます。
設定後、「保存する」をクリックします。

続いて、トリガーのステップで受信したメールの添付ファイルについて、OCRで文字を抽出する設定を行いましょう。
「OCRで文字を抽出」をクリックします。

画像やPDFファイルから文字を読み取るアクションを設定します。
デフォルトで 「[v2] 任意のPDF・画像ファイル(4,000文字以内)から文字情報を読み取る(5タスク)」 が選択されていますので、そのまま使用します。
確認後、「次へ」をクリックします。
※OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。
フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。
トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください。
※YoomのOCR機能では、アクション記載の規定の文字数を超えるデータや、文字が小さすぎる場合に正しく読み取れないことがあります。
文字数や文字の大きさには少し余裕を持たせてご利用ください。
OCRの設定について、詳しくは以下のヘルプページもご参照ください。

ファイルの添付方法
トリガーで取得した添付ファイルがデフォルトで設定されているため、そのまま使用します。

抽出したい項目
対象のファイルから抽出したい項目をカンマ区切りで入力してください。
今回は、メールの添付ファイル(報告書)から「遅延」「課題」を読み取り、この後のステップで要約結果をGoogle スプレッドシートに記録します。
そのため、デフォルトで設定されている項目をそのまま設定しています。

使用するAI
使用する言語
それぞれ注釈に沿って設定しましょう。
入力が完了したら、設定した項目が実際に正しく抽出されるかどうかを確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、OCR機能によって添付ファイルから抽出された情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得した値を使用して、この後のステップでAnthropic(Claude)でテキスト生成が可能です。
内容を確認し、「保存する」をクリックします。

続いて、前のステップでOCRを行い抽出した値を利用して、Anthropic(Claude)でテキストの生成を行いましょう。
「テキストを生成」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Anthropic(Claude)と連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

model
入力欄をクリックすると連携が有効になっているアカウントから候補が表示されるので、任意のモデルを選択しましょう。

role
通常は「ユーザー」のままで問題ありませんが、システム的な指示やAIの応答を定義したい場合はプルダウンから「アシスタント」を設定することも可能です。

content
生成するテキストの内容を設定します。
入力欄をクリックすると、前のステップでOCRにより抽出した値が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
また、今回はOCRで読み取りした報告書ファイルから「遅延」「課題」の内容を要約し、報告書向けの自然で簡潔な文章に整える目的で、以下のプロンプトを設定しました。
【プロンプト例】
次の遅延・課題内容を、報告書向けに自然で簡潔な文章に整えてください。
▼遅延・課題内容

その他の項目もお好みで設定可能です。
注釈を参考に、必要に応じて設定してみてくださいね。
入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でテキストが正しく生成されるか確認しましょう。

テストに成功すると、生成されたテキストに関する情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得した値(返信内容)を利用して、Google スプレッドシートでレコードの追加が可能です。
内容を確認し、「保存する」をクリックします。

いよいよ最後のステップです!
前のステップでAnthropic(Claude)から要約された値(返信内容)を利用して、Google スプレッドシートにレコードを追加しましょう。
「レコードを追加する」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Google スプレッドシートと連携するアカウント情報も確認しましょう。

事前準備として、Google スプレッドシートでデータを追加するためのレコードをあらかじめ作成しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で作成しました。

連携するデータベースを設定しましょう。
スプレッドシートID
入力欄をクリックすると連携が有効になっているアカウントから候補が表示されるので、対象の項目を選択しましょう。
※先ほど事前準備で作成したGoogle スプレッドシートを設定してください。
設定方法については、以下のヘルプページをご確認ください。

スプレッドシートのタブ名
入力欄をクリックすると、指定したスプレッドシートIDに含まれるタブの候補が表示されます。その中から対象のタブを選択してください。

テーブル範囲
範囲は列名(ヘッダー)を含むデータベース全体の範囲を設定しましょう。
Google スプレッドシートの範囲設定の定義については、こちらのヘルプページもご確認ください。
設定が完了したら「次へ」をクリックします。

追加するレコードの値
前段で設定したGoogle スプレッドシートのテーブル範囲から、列名(ヘッダー)が自動表示されます。
入力欄をクリックすると、前のステップでOCRによって抽出された値や、Anthropic(Claude)で生成された要約結果が候補として表示されます。
該当する項目を選択して、Google スプレッドシート上の各項目に正しくマッピングしましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、アウトプットを活用せず設定を行うと毎回同じデータがGoogle スプレッドシートに登録されてしまうので注意が必要です。


それぞれの項目について入力が完了したら、「テスト」をクリックして、設定した内容でGoogle スプレッドシートにレコードが追加されるか確認しましょう。

テストが成功したらGoogle スプレッドシートの画面を開き、実際にレコードが追加されているかを確認してみましょう。
今回は下記のとおり追加されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、「保存する」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、Gmailで指定した条件に合致するメールを受信したタイミングで、添付されたファイルをOCRで自動的に読み取り・抽出し、その内容をAnthropic(Claude)が要約したうえで結果をGoogle スプレッドシートに自動で記録するようになります。
実際にメールを受信し、OCRによる読み取り、Anthropic(Claude)による要約、そしてGoogle スプレッドシートへレコードの追加が正しく行われるかを確認してみましょう。

今回ご紹介した連携以外でも、Anthropic(Claude)のAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
例えば、Google DriveにアップロードされたファイルをOCRで解析し、要約後にSlackに通知を送ることで、チーム全体で迅速に共有できます。
また、Gmailで受信した報告書の要約をNotionに追加することで、情報を整理して活用しやすくすることが可能です。
Anthropic(Claude)を活用してレポートの要約を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた大量のドキュメントの確認と要点抽出の手間を削減し、情報把握のスピードを向上させることができるでしょう。</span>
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:要約結果をSlackなどに通知できますか?
A:はい、フローボットを作成することで可能です。
フローボットで、Anthropic(Claude)の「テキストを生成」アクション直下の+ボタンをクリックし、Slackなど通知に使用したいアプリを選択してください。


設定したアプリのアクション項目から「メッセージを送信」などの通知系アクションを選択することで、Google スプレッドシートのレコード追加に加えて、Slackに通知を行うフローが構築できます。

Q:ChatGPTなど他のAIモデルでも要約はできますか?
A:はい、可能です。設定手順は以下のとおりです。
フローボットの「OCRで文字を抽出」以下の+をクリックし、連携アプリからChatGPTなど使用したいAIアプリ等を検索・選択します。
(Anthropic(Claude)のアクションはフローボットから削除してください)


その後、表示されたアクション一覧から「テキストを生成」などの要約アクションを選択し、プロンプトや出力条件を設定することで、ChatGPTなど他のAIモデルでも同様に要約処理を実行できます。

Q:要約の文字数や形式は指定できますか?
A:はい、指定できます。
Anthropic(Claude)のテキスト生成アクションでは、プロンプト内で要約の文字数や出力形式(例:箇条書き、段落、特定の観点に絞った要約など)を自由に指示できます。
たとえば、「200文字以内で要点のみを3行でまとめてください」や「課題・対応策の2項目に分けて要約してください」といったように明確に指定することで、用途に合わせた要約結果を安定して取得することが可能です。

