MixpanelとYoomの連携イメージ

【ノーコードで実現】MixpanelとSalesforceのデータを自動で同期する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-11-11

【ノーコードで実現】MixpanelとSalesforceのデータを自動で同期する方法

早川 理沙

「Salesforceに登録した新しいリード情報を、分析のためにMixpanelへ手作業で転記するのが面倒…」
「ツール間でデータに差異が生まれてしまい、正確な顧客分析ができていない…」
このように、SalesforceとMixpanel間でのデータ同期に手間がかかり、顧客情報の一元管理に課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Salesforceに新しいリードが登録された際に、自動的にMixpanelにユーザープロファイルを作成する仕組み</span>があれば、面倒なデータ入力や転記ミスから解放され、常に最新で一貫性のあるデータに基づいた分析が可能になるでしょう。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して、データ管理と分析業務を効率化しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">MixpanelとSalesforceのデータを同期する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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SalesforceとMixpanelを連携するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、「Salesforceにリードが登録された際に、MixpanelにProfileを自動で作成する」フローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:MixpanelSalesforce

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • SalesforceとMixpanelのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Salesforceのトリガー設定とMixpanelのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:SalesforceとMixpanelをマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます!
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、ここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ連携方法を解説していきます!

1.Salesforceのマイアプリ連携

以下の手順を参考にして、SalesforceとYoomを連携してください。

※Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっています。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができますので、ぜひお試しください!

2.Mixpanelのマイアプリ連携

アプリ一覧で、Mixpanelを検索し選択すると、下記の画面が表示されます。
赤枠の説明を参考にして、下記を入力してください。

  • アカウント名
  • Service Account User Name
  • Service Account Secret

入力完了後、「追加」をクリックしてYoomとの連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

下記バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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コピーすると下記画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされます。
「OK」をクリックして設定を進めていきましょう!

ステップ3:Salesforceのトリガー設定

「リードオブジェクトに新規レコードが登録されたら」をクリックします。

クリックすると以下の画面に移ります。
アカウント情報と書かれた項目にはステップ1でマイアプリ連携した際のアカウント情報が記載されています。
トリガーアクションは、「リードオブジェクトに新規レコードが登録されたら」のままで次に進みましょう!

まずは事前準備として、Salesforceでテスト用に新しいリードを登録してください。

リードを登録したら、Yoomの操作画面に戻ります。

Yoomが、Salesforceのリード情報を何分間隔で確認するかを設定します。
編集欄をクリックし、5分、10分、15分、30分、60分から任意で選択してください。
ご利用プランにより設定できる最短の間隔が異なるため、ご注意ください。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

マイドメインURLは、Salesforceから確認して入力します。
Salesforceの画面右側にある歯車アイコンをクリックし、「設定」を選択しましょう。

「私のドメイン」を検索バーに入力して選択すると、下記の画面が表示されます。
「現在の私のドメインのURL」をコピーしてください。

Yoomの操作画面に戻り、マイドメインURL欄にコピーしたURLを貼り付けて、「テスト」をクリックしてください。

テストに成功すると、取得した値の各項目の横に、Salesforceで登録したリードの詳細情報が表示されます。
「完了」をクリックして設定完了です!

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

ステップ4:Mixpanelのアクション設定

次に、Salesforceで登録したリード情報をもとに、MixpanelにProfileを自動で作成する設定を行います。
「Create or Update Profile」をクリックしてください。

クリックすると以下の画面に移ります。
Salesforceと同様に、ステップ1でマイアプリ連携したMixpanelのアカウント情報が自動で表示されます。
アクションは「Create or Update Profile」のままで次に進みましょう!

Region(地域)はテンプレートで既に設定されています。
基本的には変更する必要はありませんが、特定の地域でサービスを利用する場合は、プルダウンから変更できます。

【補足】
選択できるRegion(地域)地域は下記の通りです。

  • api 
    最も多くのプロジェクトで使用されるデフォルト(米国)サーバー
  • api-eu 
    EUデータレジデンシーに登録している場合のEUサーバー
  • api-in
    インディアデータレジデンシーに登録している場合のインドサーバー

Project tokenは、Mixpanelの設定画面で確認できます。
「設定」→「Project Settings」に進み、「アクセスキー」セクションからプロジェクトトークンをコピーしてください。

プロジェクトトークンをコピーしたら、Yoomの操作画面に戻り、Project tokenに貼り付けます。

編集欄をクリックし、「リードオブジェクトに新規レコードが登録されたら」からリードIDを選択してください。
※デフォルトで入力されている「←トリガーで取得した値を引用してください」は削除してくださいね!

【Tips】
取得した値を活用することで、フローボットを起動する度に変動した値となります。
これにより、毎回変動する情報を手動で入力する必要がなくなり、効率的に連携できます!

次に、プロファイルプロパティを設定します。

下記画像を参考にして、Property Nameは、$●●●形式で入力してください。
Property Valueは、編集欄をクリックして、「リードオブジェクトに新規レコードが登録されたら」からSalesforceで登録したリード情報を引用できます。
各プロパティ名(Property Name)に該当する項目を選択しましょう!

【Tips】
プロパティ名(Property Name)は、Mixpanelの「プロファイルプロパティ」ページで確認できます。

(例)

  • $name:ユーザーの名前
  • $email:ユーザーのメールアドレス
  • $phone:ユーザーの電話番号
  • $company:ユーザーが所属する会社名
  • $job_title:ユーザーの役職

プロファイルプロパティを追加したい場合は、赤枠をクリックすることで追加できます。

連携したいプロファイルプロパティの設定が完了したら、「テスト」をクリックしてください。

テストが成功したら、「完了」をクリックして設定完了です!

Mixpanelに、Profileが作成されました!

ステップ5:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
実際にフローボットを起動して、Salesforceにリードを登録したら、MixpanelにProfileが自動で作成されるか確認してみてくださいね!

Mixpanelを使った自動化例

Webフォーム、CRM、チャットツール、データベース、サポートシステムからの情報をトリガーに、顧客プロフィールを作成します。
また、一括でのデータメンテナンスにも対応。
データの一元化により、ユーザー行動の正確な分析と迅速な施策実行を可能にします。

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まとめ

SalesforceとMixpanelの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた顧客情報の転記作業が不要になり、ヒューマンエラーを防ぎながら、常にデータの一貫性を保つことができます。</span>

これにより、担当者はデータ入力といった定型業務から解放され、より価値の高い分析業務や戦略立案に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:既存リードの情報を更新した場合も同期されますか?

A:今回のフローボットでは、同期されません。
新規リードが登録された際にのみ、同期が行われます。
更新の際も同期するようにしたい場合

  1. 「リードオブジェクトにレコードが登録または更新されたら」トリガーに
  2. 「分岐」オペレーションを追加し、作成日時と更新日時が等しくない、と条件設定
  3. 分岐先直下に「Create or Update Profile」アクションを追加

したフローボットを作成することで、更新も検知できるようになります。

※分岐は有料プランで利用可能です。
有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください。

Q:Salesforceのカスタム項目も同期できますか?

A:はい、可能です!
標準項目だけでなくカスタムフィールドを含めた情報をMixpanelに同期できます。
運用イメージに合わせて柔軟に設定してみてください。

Q:同期が失敗した場合、どのように検知できますか?

A:フローボットがエラーになると、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。
通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。

‍エラー内容を確認し、修正が必要な場合は、Yoomのヘルプページを参考にしてみてください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口もご利用いただけます

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
早川 理沙
SaaSによる業務自動化を推進する「Yoom」のオウンドメディアで、記事執筆を担当するWebライター。百貨店でのアパレル販売を経て、スタートアップ企業にて5年間、化粧品や健康食品のマーケティングを担当。広告運用や効果測定など日々のタスクに追われる中で、SaaSツールを用いた業務効率化の重要性を実感する。自身の経験から手作業の多い業務フロー改善に関心を持ち、ノーコードでAPI連携やRPAによる業務自動化を実現できるYoomに惹かれ参画。前職での実体験を基に、多忙なビジネスパーソンがすぐに実践できる業務改善のヒントを発信している。
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