【初心者向け】Perplexityにファイルをアップロードしてデータ分析する方法
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【初心者向け】Perplexityにファイルをアップロードしてデータ分析する方法
AI最新トレンド

2026-01-16

【初心者向け】Perplexityにファイルをアップロードしてデータ分析する方法

Yuka Matsumoto
Yuka Matsumoto

「分析に使うデータを集めるだけで、もうこんな時間……」と感じたことはありませんか?

マーケティング担当者やデータアナリストにとって、競合調査や市場トレンドの把握は欠かせない仕事です。
ただ、その裏では大量の情報を検索してページを行き来し、信頼できるデータを見極める作業に多くの時間を取られてしまいがちですよね。

そんな悩みを抱える方にこそ知ってほしいのが、Perplexity(パープレキシティ)です。
検索エンジンとAIチャットボットが融合した対話型AI検索エンジンで、質問するだけで出典付きの情報を提示してくれます。 

これまでGoogle検索で何十ページも開いていたリサーチ作業が、AIとの会話だけで進んでいく感覚は、一度体験すると手放せなくなるはずです。

本記事では、実際のデータ分析現場を想定しながらPerplexityを使い、どこまで業務を効率化できるのかを検証しました。
精度や使い勝手はもちろん、「本当に実務で使えるのか?」という視点で、リアルなメリットと注意点を分かりやすくお伝えします。

✍️前提情報

ここでは、本記事がどんな方の役に立つのか、またPerplexityを使ううえで知っておきたいポイントを簡単に整理します。

本記事の想定読者

本記事は、以下のような悩みを持つ方におすすめです!

  • データにもとづいた施策立案を目指しているが、リサーチに時間がかかりすぎているマーケティング担当の方
  • Perplexityの名前は聞いたことがあるが、データ分析への活用方法や他ツールとの違いを知りたい方
  • 最新の市場動向や競合情報を効率的に収集・要約し、チームで共有するフローを構築したい方

Perplexityとは

Perplexityは、従来の検索エンジンの機能とAIチャットボットを組み合わせた「対話型AI検索エンジン」です。
OpenAIやMeta、Google出身のメンバーによって開発されました。

大きな特徴は、Web上の最新情報をリアルタイムに収集・要約し、情報源を明記して回答してくれる点です。
ChatGPTなどの従来のLLM(大規模言語モデル)は、学習時点までの情報をもとに回答するケースもありますが、Perplexityは常にインターネットから最新情報を取得します。
そのため、ニュース速報や市場動向のように変化が激しいテーマでも、今の状況に即した情報を把握しやすいのが魅力です。

まとめると、Perplexityは「世界中の最新情報を集めて整理し、出典付きで分かりやすく報告してくれる頼れる調査アシスタント」といえます。
リサーチにかかる時間を減らし、その分、分析や意思決定に集中したい方にとって、心強い存在になってくれそうです。

⭐Perplexityは自動化ツールYoomでも使える

👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!
複数のSaaSやAIを組み合わせて業務を自動化できる「Yoom」では、Perplexityと連携することで、問い合わせフォームに届いた内容を自動で分析し、返信案の作成やナレッジ蓄積までを一気通貫で効率化できます。内容に応じた回答案をAIが生成し、そのまま通知したり、NotionにQ&Aとして蓄積できるため、対応の属人化を防ぎつつ品質も安定します。
問い合わせ対応にかかる時間と考える負担をまとめて削減できるのが大きなポイントです。気になる方は、Yoomの自動化テンプレートからぜひ試してみてください。

■概要

問い合わせフォームへの対応は、迅速さが求められる一方で、一件ずつ内容を確認し回答を作成する作業は手間がかかるのではないでしょうか。また、対応履歴が個人のメールボックスなどに散在し、ナレッジとして蓄積できていないケースも少なくありません。このワークフローを活用すれば、フォームから受け付けた問い合わせ内容に対し、Perplexityが回答を自動で生成し、そのやり取りをNotionにQ&A履歴として蓄積するため、こうした課題をスムーズに解消できます。

■このテンプレートをおすすめする方

  • 問い合わせフォームへの回答作成に多くの時間を費やしているカスタマーサポート担当者の方
  • PerplexityとNotionを活用し、Q&A対応の効率化とナレッジの蓄積を自動化したい方
  • 生成AIの具体的な活用方法を模索しており、まずは定型業務から自動化を進めたい方

■このテンプレートを使うメリット

  • フォームからの問い合わせに対しPerplexityが回答案を自動生成するため、担当者が回答を作成する時間を短縮することができます。
  • 問い合わせ内容とAIによる回答が自動でNotionに保存されるため、Q&Aナレッジの蓄積と管理を効率化できます。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、NotionとPerplexityをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでフォームトリガーを選択し、「問い合わせフォーム」が送信されたらフローが起動するように設定します。
  3. 次に、オペレーションでPerplexityの「テキストを生成」アクションを設定し、フォームで受け取った問い合わせ内容を元に回答を生成します。
  4. 最後に、オペレーションでNotionの「レコードを追加する」アクションを設定し、問い合わせ内容とPerplexityが生成した回答を指定のデータベースに記録します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • NotionでQ&A履歴を蓄積したいデータベースのIDを任意で設定してください。
  • Perplexityで回答を生成する際のプロンプトは、自社の回答ポリシーやトーン&マナーに合わせて任意の内容に設定してください。

■概要

Webサイトなどからの問い合わせ対応では、内容を正確に把握し、適切な返信を作成するのに時間がかかってしまうことはないでしょうか?
このワークフローは、フォームで受信した問い合わせ内容をAIのPerplexityが自動で分析し、返信案を作成してくれます。
これにより、対応の迅速化と質の均一化を実現し、顧客対応業務の効率化に貢献します。

■このテンプレートをおすすめする方

  • 多くの問い合わせに対応しており、返信作成の効率化を図りたいカスタマーサポート担当者の方
  • AIを活用して顧客対応の質を標準化し、チーム全体の生産性を向上させたいマネージャーの方
  • 手作業による定型的な返信作成を自動化し、より重要な業務に集中したいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

  • フォームで受信した問い合わせ内容をPerplexityが自動で分析し返信案を作成するため、担当者が内容を考える時間を短縮できます。
  • AIが一次返信案を作成することで担当者による回答のばらつきを防ぎ、応対品質の標準化と向上に繋がります。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、PerplexityとSlackをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでフォームトリガーを選択し、問い合わせフォームが送信されたらフローが起動するように設定します。
  3. 次に、オペレーションでPerplexityの「テキストを生成」アクションを設定し、フォームで受け付けた内容をもとに返信案を作成します。
  4. 最後に、オペレーションでSlackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを設定し、生成された返信案を担当者や関連チャンネルに通知します。

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • フォームトリガーでは、実際に利用している問い合わせフォームを任意で設定してください。
  • Perplexityのテキスト生成アクションでは、モデル名や、AIへの役割を指示するシステムプロンプト、具体的な命令となるユーザープロンプトなどを任意で設定してください。
  • Slackへの通知アクションでは、メッセージを投稿するチャンネルIDや、通知するメッセージの内容を任意で設定してください。

■注意事項

  • PerplexityとYoomを連携してください。

✅【利用シーン別】Perplexity検証の準備

「Perplexityって実際、どこまで仕事に使えるの?」という疑問に応えるべく、Perplexityの真価を2つの実務シーンで検証しました。

検証条件

  • Perplexity(無料プラン)
  • ChatGPT(無料プラン)

検証内容とポイント一覧

利用シナリオ案1:アンケート自由記述データの感情分析とトレンド抽出

【想定されるユースケース】

イベントや店舗で集めた顧客の声から、改善点やポジティブな意見を把握したいとき

【検証条件】

Perplexity 無料版(通常検索)vs Perplexity 無料版(Pro Search機能)

【検証項目】

  • 大量のテキストから要点を外さず要約できているか
  • 感情の分類(ポジティブ/ネガティブ)が正確か
  • 無料版と有料版で分析の深さに差が出るか

利用シナリオ案2:最新の市場統計データとWeb情報の統合分析

【想定されるユースケース】

自店舗の売上データや公的な統計データが、最新のニュースや物価変動とどう関連しているかを知りたいとき

【検証条件】

Perplexity 無料版(Pro Search機能) vs ChatGPT 無料版(Deep Research機能)

【検証項目】

  • ファイル内の数値が正確か
  • 最新のWeb情報が反映されているか
  • 出典元(ソース)が明記されているか

Perplexityの使い方

ここでは、Perplexityの使い方を解説します。大まかな手順は以下のとおりです。

1.目的に合わせて検索モードを選ぶ

まずは、チャット欄の左下にある検索アイコンをチェックしましょう。
ここで通常検索とPro Searchを切り替えられます。

  • 通常検索: 広く浅く、スピーディーに情報を集めたいときに最適です。
  • Pro Search: 複雑な分析や根拠を明確にしたい深いリサーチが必要なときに真価を発揮します。

プランによって利用制限が異なるため、ご自身のスタイルに合わせて選んでください。

2.分析したいファイルをアップロード

手元に分析したいデータや資料がある場合は、チャット欄の「添付」アイコンからアップロードしましょう。
テキストデータだけでなく、画像やPDFなど多様な形式に対応しています。
詳細な対応形式や容量は、公式サイトの「ファイルのアップロード」をご確認ください。

プランによってアップロード可能回数は異なるので、ご注意ください。

3.プロンプトを入力して、実行

準備が整ったら、チャット欄にプロンプトを入力します。
最後に右下の「実行」ボタンをクリックすれば、AIが分析を開始します。

🤔Perplexityを実際に使ってみた!

Perplexityがデータ分析においてどのように活用できるか、2つのシナリオで検証しました。

シナリオ1:イベントや店舗で集めた顧客の声から、改善点やポジティブな意見を把握する

まずは、アンケートの自由記述データから感情分析とトレンド抽出をテーマに挑戦します!

バラバラな「生の声」をAIに読み込ませて、改善点やポジティブな意見をどこまで鋭く掘り下げられるのか?
Perplexityの通常検索とPro Searchを使い、分析の深さや気づきの鋭さにどれだけ差が出るかを徹底検証します!

検証で使うダミーアンケートのCSVデータ

分析の題材として、今回は架空のカフェの満足度アンケートデータを用意しました!

検証で使うプロンプト

# 役割
あなたは、戦略店舗経営コンサルタントです。
# 依頼
添付したファイルのアンケート自由記述データを分析し、店舗改善のためのレポートを作成してください。
# 項目
1. 感情分析:ポジティブ/ネガティブ/混合の集計と、その分類の根拠。
2. 課題の優先順位:店舗が今すぐ着手すべき最重要課題TOP3(理由も含む)。
3. 顧客の潜在ニーズ:言葉の端々に隠された、顧客が真に求めている体験の推察。

STEP1:通常検索でプロンプトを入力して分析を実行する

ファイルを添付後、Pro Searchをオフにしてプロンプトを実行します!

すると、1〜2秒で結果が出力されました!
【一部抜粋】

STEP2:Pro Searchでプロンプトを入力して分析を実行する

次はPro Searchを使い同じファイル・プロンプトで実行します!

こちらも約3秒で結果が出ました!
【一部抜粋】

検証結果

①大量のテキストから要点を外さず要約できているか

【判定:通常検索:◯ / Pro Search:◯】
通常検索・Pro Searchともに要点を外さず要約できていますが、アウトプットの質に違いが出ました。

  • 通常検索:主要トピックを網羅的にまとめる「サマリー型」。短時間で全体像を把握するのに長けている。
  • Pro Search:情報の重要度を再構成する「インサイト抽出型」。

Pro Searchで特筆すべきは、ポジティブとネガティブが混ざった複雑な意見を切り分けた点です。
これにより、要約の過程でこぼれ落ちがちな「接客は良いが設備が悪い」といった重要なニュアンスを正確に保持しています。

加えて、Pro Searchは通常検索より具体的な回答が得られました。

  • 通常検索:「運用面の課題が散見される」と抽象的にまとめる。
  • Pro Search:「オペレーションと設備面の弱点が満足度を阻害している」と改善すべきボトルネックを言語化。

この違いは、「読むための要約」か「動くための要約」かの差として表れています。

②感情の分類(ポジティブ/ネガティブ)が正確か

【判定:通常検索:× / Pro Search:◯】
感情分析の精度では、Pro Searchが圧倒的な信頼性を見せました。

「外観はおしゃれだが、店内は冷房が効きすぎて寒い」といった、ポジティブとネガティブが混在するコメントに対し、Pro Searchは「混合」として正確に分類しています。

一方、通常検索は分析データとしての精度に不安が残ります。
今回使用したデータはネガティブな意見が多いものでしたが、誤って「ポジティブ優勢」と判定してしまいました。

③通常検索とPro Searchで分析の深さに差が出るか

【判定:◯】
解像度と実用性の面でも、Pro Searchに軍配が上がります。

通常検索は、キーワードを抽出して全体像を「要約」するにとどまります。
一方、Pro Searchは各意見にIDを紐付け、判定基準を明確にすることで、データの透明性と信頼性を確保しています。

特に差が顕著だったのは、以下の点です。

  • 課題の優先順位付け
  • 潜在ニーズの解釈

Pro Searchは、単なる不満の羅列ではなく、ビジネスへの影響度や顧客の心理プロセスまで踏み込んで言語化しています。
通常検索は「素早い現状把握」に向いていますが、Pro Searchはそのまま施策立案に活用できる「戦略的なインサイト」を提供してくれる点が大きな違いです。

わかったこと・失敗したこと

業務で使うなら、Proプランの利用がおすすめです。

無料プランの場合、Pro Search:1日5回、ファイルアップロード:1日数回という制限があります。
今回のようにデータ検証を数回繰り返すだけで、あっという間に上限に達してしまいます。
実務で頻繁にデータを読み込ませ、精度の高い分析を継続的に行いたい場合はProプランが効率的です。

失敗したこと

注意点ですが、今回の検証中、無料プランでPro Searchの制限回数が残っている状態で「ファイルアップロード機能」を使用すると、たとえPro Searchをオフにしていても、強制的にPro Searchの回数が消費されました。
意図しないタイミングで貴重な試行回数を失う可能性があるため、アップロード時には細心の注意が必要です。

シナリオ2:総務省の家計調査データとWeb情報の統合分析

次は、Perplexity(Pro Search)とChatGPT(Deep Research)の2つで、統計データとWeb情報をかけ合わせる高度な分析に挑戦します!

題材にするのは、総務省が公開している「家計調査」の日別支出データです。
たとえば、「特定のイベント日にどの品目の支出が増えたか?」といった数字の動きを、Web上のニュースやSNSのトレンドと照らし合わせて分析します。

検証で使用するデータ

今回の検証で使用するのは、総務省が公開している統計データです。

検証で使うプロンプト

# 役割
あなたは外食産業に精通した経営コンサルタント兼データアナリストです。

# 目的
添付された家計調査データ(外食費)の推移と、最新の経済状況を統合的に分析し、飲食店が2025年以降に生き残るための具体的な戦略を提案してください。

# 実行タスク
1. 【データ解析】添付ファイルの「外食費」の推移を読み取り、主要な傾向(増加・減少、特筆すべき時期など)を数値にもとづいて簡潔に要約してください。
2. 【最新情報の検索と統合】2025年現在の日本における「外食価格の値上げ状況」「消費者の節約意識」「原材料・人件費の高騰」に関する最新のニュースを検索し、添付データの傾向とどう関連しているか考察してください。
3. 【戦略提案】分析結果を踏まえ、飲食店が今すぐ取るべき対策を以下の3つの観点で具体的に提案してください。  - 価格戦略(単なる値上げ以外の付加価値設計)  - コストマネジメント(最新のテクノロジーや手法の活用)  - 顧客体験(UX)の最適化

# 出力形式
- 数値や事実は可能な限り具体的に記載してください。
- Web情報の引用元(ソース)を必ず明記してください。
- 専門家としての洞察を含めた、説得力のあるトーンで回答してください。
- 初心者にもわかりやすい表現を使ってください。

STEP1:Perplexityにファイルをアップロードして分析

Pro Searchをオンにして、ファイルをアップロードして実行します!

約20秒で結果が表示されました。
【一部抜粋】

STEP2:ChatGPTにファイルをアップロードして分析

プロンプトを入力して、「+」からファイルを添付します。

「Deep Research」に設定後、実行します!


すると、AIから「より詳細な条件」を確認する逆質問が返ってきました。

今回は、分析のブレを防ぐために以下の条件を指定しました。

  • 分析項目: 外食費に該当するすべてのカテゴリー
  • 対象範囲: 全国的なチェーン店、および個人経営店の両方

条件が確定すると、Deep Researchが本格的な調査・分析を開始します。
画面越しに、AIが何十もの情報ソースにあたり、データを照合していく様子が伝わってきます。

約7分で結果が出力されました!