「急に来週プレゼンすることになったけど、PowerPointで一から作るのは時間がかかりすぎる…」
「デザインセンスに自信がなく、見栄えの良い資料が作れない」
プレゼン資料の作成を任されたとき、こんな悩みを感じたことはありませんか。内容を練るだけでも大変な中で、レイアウト調整や配色を考える作業に時間を取られてしまうと、肝心の提案内容に集中しづらくなってしまいます。
そんな資料作成の負担を軽くしてくれるのが、Webデザインツール「Canva」のプレゼンテーション機能です。
Canvaなら、プロがデザインした豊富なテンプレートから選ぶだけで、デザイン経験がなくても見栄えの整ったスライドを作れます。
とはいえ、「無料プランでどこまでできるのか」「ビジネス用途で使えるクオリティなのか」は気になるところです。
そこで本記事では、Canvaを実際に使いながら、営業提案書の作成やデザイン統一といった実務シーンで検証しました。
プレゼン資料作成の時間を短縮し、より本質的な提案準備に集中したい方に向けて、Canvaのリアルな使い心地と活用のポイントをお伝えします。
🌟YoomでCanvaとの連携業務を自動化
👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!
Canvaで高品質な資料を作る際、その前後で発生する依頼の受け取りやチームへの通知といった事務作業に時間を取られていませんか?
Yoomを活用すれば、これらの付随タスクを自動化して、クリエイティブな作業に集中できる環境を整えられます。
たとえば、Googleフォームで依頼を受け取ったら、Canva内にその案件専用のデザイン保存フォルダを自動で作成してそのURLをTelegramに通知するという仕組みが手軽に構築できます。
YoomにはCanvaと連携できる便利なテンプレートが用意されています。「まずは自動化を試してみたい」という方は、以下のテンプレートをチェックしてみてください。
Notionのページが指定の条件に更新されたら、Canvaのダウンロードリンクを取得する
試してみる
■概要
Notionでタスク管理を行い、それに紐づくデザインをCanvaで作成する際、手作業でのダウンロードやURLの転記に手間を感じていませんか。このワークフローは、Notionのデータソース更新をきっかけに、Canva APIを介してデザインのエクスポートとダウンロードリンクの取得を自動で行います。取得したリンクは自動でNotionの該当ページに追記されるため、デザイン制作に関わる一連の業務を効率化し、手作業によるミスを防ぎます。
■このテンプレートをおすすめする方
- NotionとCanvaを連携させ、コンテンツ制作フローを効率化したい方
- Canva APIを活用した具体的な業務自動化の事例を探している方
- 手作業によるデザインのダウンロードやURLの転記に手間を感じているチームの方
■このテンプレートを使うメリット
- Notionのページ更新を起点にCanvaのダウンロードリンクが自動で追記されるため、これまで手作業で行っていた時間を短縮できます。
- 手動でのURL転記作業が不要になるため、リンクの貼り間違いや更新漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、業務品質の維持に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、NotionとCanvaをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでNotionを選択し、「特定のデータソースのページが作成・更新されたら」というアクションを設定します。
- 次に、オペレーションでNotionの「レコードを取得する」アクションを設定し、トリガーとなったページの最新情報を取得します。
- 次に、分岐機能を利用し、取得したページのステータスが特定の条件を満たした場合のみ、後続の処理に進むよう設定します。
- 次に、Canvaの「デザインをエキスポートするジョブを作成」アクションで、対象のデザインをエクスポートする処理を開始します。
- 次に、Canvaの「デザインのダウンロードリンクを取得」アクションで、エクスポートされたデザインのURLを取得します。
- 最後に、Notionの「レコードを更新する」アクションを設定し、取得したダウンロードリンクを元のページに自動で追記します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- 分岐機能の設定では、前段のNotionで取得したページのステータスなどの値を変数として利用し、特定の条件の場合のみCanvaの処理が実行されるよう任意で設定が可能です。
- Canvaでデザインをエクスポートするアクションでは、エクスポート対象のデザインIDやファイル名を固定値で指定するだけでなく、Notionから取得したページ情報を変数として埋め込むことができます。
■注意事項
- Notion、CanvaのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
フォームが送信されたら、Canvaでフォルダを作成しTelegramでメッセージを送信する
試してみる
■概要
フォームで受け付けた依頼内容に応じて、Canvaでデザイン用のフォルダを作成し、Telegramで担当者に通知するといった一連の作業に手間を感じていませんか。手作業ではフォルダの作成忘れや通知漏れが発生しがちであり、業務の遅延に繋がることもあります。
このワークフローは、フォームが送信されるとCanvaでのフォルダ作成からTelegramへの通知までを自動化するため、こうした手作業による課題を解消し、業務を円滑に進めることが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
- フォームからの依頼をもとに、Canvaでデザインアセットを管理しているチームの担当者の方
- Canvaでの作業開始をTelegramでチームに共有しており、手作業での通知に手間を感じている方
- CanvaとTelegramを連携させ、デザイン制作の依頼から共有までのプロセスを効率化したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- フォームが送信されるとCanvaのフォルダ作成とTelegramへの通知が自動で実行されるため、手作業の時間を削減し、本来のクリエイティブな業務に集中できます。
- 手作業によるフォルダの作成忘れや、Telegramへの通知漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、業務の抜け漏れをなくし円滑な進行をサポートします。
■フローボットの流れ
- はじめに、CanvaとTelegramをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでフォームトリガーを選択し、「フォームが送信されたら」というアクションを設定します。
- 次に、オペレーションでCanvaを選択し、「フォルダの作成」アクションを設定します。
- 最後に、オペレーションでTelegramを選択し、「メッセージを送信」アクションを設定して、フォルダが作成された旨などを指定の宛先に通知します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Canvaで作成するフォルダの名称は、トリガーとなるフォームで入力された案件名などの情報をもとに、動的に設定することが可能です。
- Telegramで送信するメッセージの宛先や本文も、フォームで取得した情報や、Canvaで作成したフォルダの情報などを含めて任意にカスタマイズできます。
■注意事項
- Canva、TelegramのそれぞれとYoomを連携してください。
✍️Canvaでプレゼン資料を作る基本の3ステップ
Canvaを使った資料作成は、シンプルです。まずは基本の流れを押さえましょう。
1. テンプレートの選ぶ
ホーム画面の検索バーに「プレゼンテーション」と入力して、自分の目的に近いデザインを選んでみてください。
Canvaにはビジネスから教育、イベント用まで、プロ仕様のプレゼンテーションテンプレートが豊富に用意されています。16:9の標準サイズだけでなく、用途に合わせた土台がきっと見つかります。
2. 直感的なデザイン編集とカスタマイズ
選んだテンプレートのテキストをクリックするだけで、内容を書き換えられます。
左側のメニューから画像や図形、アイコンなどの素材をドラッグ&ドロップするだけで配置が完了する手軽さも特徴です。フォントや色の変更もしやすく、全体のレイアウトが崩れにくい設計になっているため、初心者でも迷わず操作できます。
3. 発表と共有
資料が完成したら、右上の「プレゼンテーション」ボタンからそのままWeb上で投影が可能です。
また、PDFやPowerPoint形式としてダウンロードしたり、共有リンクを発行してチームメンバーと共同編集を行ったりすることもできます。
🤔【検証】実際にCanvaでプレゼン資料を作ってみた
実務で想定される2つのシナリオでCanvaを検証しました。
検証条件
検証内容とポイント一覧
シナリオ1:マジックデザインによるプレゼン資料のたたき台作成
【想定されるユースケース】
中小企業向け業務効率化クラウドツールの提案書を作成する。
【検証項目】
- ビジネス提案書として、一般的に必要な章立てが一通り揃っているか
- テキスト量とレイアウトのバランスが良いか
- 文言・構成の修正はしやすいか
シナリオ2:「一括スタイル変換」で資料全体の統一感を担保
【想定されるユースケース】
社外向け提案資料を複数メンバーで分担して作ったが、スライドのフォントやカラーがバラバラなのでコーポレートデザインに統一する。
【検証項目】
- 全スライドの要素が指定したフォント・カラーに揃っているか
- 落ち着いた一貫性のあるビジネス資料になっているか
- 別テーマの資料でも同じブランドスタイルを適用したときに、同様の効果が再現できそうか
🧪【検証方法】各シナリオの具体的な検証手順
各シナリオの検証方法をまとめます。
シナリオ1:マジックデザインによるプレゼン資料のたたき台作成
Canvaのマジックデザインを使って、営業用のプレゼン資料のたたき台を作成する方法を解説します。
STEP1:Canvaでマジックデザインを起動する
Canvaのホーム画面を開き、検索バー付近にある「Canva AI」を選択します。
検索バー下部の「ドキュメント」をクリックし、タイプから「プレゼン資料」を選びます。
STEP2:入力欄にテーマを入力し、テンプレートを選択する
ホーム画面の検索バーに作成したいプレゼンのテーマを入力します。
今回は、「中小企業向け業務効率化クラウドツールの提案書」をテーマに設定しました。
実行すると、以下のようにテンプレートが表示されました。
STEP3:テンプレートを選択する
推奨されるテンプレートの中からビジネス向けに適したものを選択します。
今回は、無料で使える以下のテンプレートを選びました!
シナリオ2:「一括スタイル変換」で資料全体の統一感を担保
社外向け提案資料を複数メンバーで分担して作成すると、どうしてもフォントやカラーがバラバラになってしまいますよね。そんなときに便利なのがCanvaの「一括スタイル変換」機能です。
今回は、この機能でコーポレートデザインに統一できるのか検証してみました!
STEP1:検証で使用するスライドを用意する
はじめに、検証用のプレゼン資料をCanva上で作成しておきます。
あえて、フォントやカラーがバラバラのスライドを作りました。
STEP2:Canvaで一括スタイル変換を実行する
Canvaのプレゼンデザインを開き、テーマやスタイルパネルからフォントやカラーを選択します。
試しに、「Noto Sans JP」のフォントセットを選び、「すべてのページに適用」をクリックします。
すると、すべてのスライドに変更が反映されました!
次に、全体のカラーも以下のように変更してみます!