Yoomにテンプレートがコピーされると、次の画面が表示されるので「OK」を押します。
ステップ3:Chrome拡張機能のトリガー設定
(1)テンプレートの1番上にある「レコード詳細ページから起動」をクリックします。
(2)Google Chromeで利用できるYoomの拡張機能をインストールします。
拡張機能を利用したトリガーの設定方法については、こちらをご確認ください。
(3)kintoneと連携するアカウント情報を選択し、「次へ」をクリックします。
アプリ連携したkintoneのアカウントがデフォルトで選択されています。
(4)kintoneから顧客情報を取得したいページのURLを入力し、「テスト」をクリックしてテストしてみましょう。
なお、取得したいページURLはkintoneのレコード詳細画面より取得可能です。
(5)テストが成功したら、「アウトプット」にkintoneのアプリIDやレコードIDが正常に抽出できているか確認します。
問題がなければ、「保存する」をクリックして設定完了です。
ステップ4:kintoneのアクション設定
(1)テンプレートの「レコードを取得する」をクリックします。
(2)kintoneと連携するアカウント情報を選択します。
(3)「データベースの連携」に「アプリID」を入力して、「次へ」をクリックします。
「候補」に連携したkintoneアカウント内にあるアプリのリストが表示されます。
運用に合ったアプリを選択しましょう。
「アウトプット」の「レコード詳細ページから起動」から、トリガーで設定したアプリIDを引用することも可能です。
(4)取得したいレコードの条件を設定します。
「レコード番号」・「=」を選択し、右の入力ボックスにレコード番号を入力しましょう。
「アウトプット」の「レコード詳細ページから起動」から、トリガーで取得したkintoneのアプリIDとレコードIDを引用できます。レコード番号を引用できる「レコードID」を選択しましょう。
設定が完了したら「テスト」をクリックしてテストを実行します。
テストが成功したら、「アウトプット」に抽出した項目が表示されます。
問題がなければ、「保存する」をクリックして設定完了です。
ステップ5:RPAのアクション設定
(1)テンプレートの「ブラウザを操作する」をクリックします。
※RPAオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただけます。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は、設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラー表示になります。トライアル期間中は無料でRPAの機能もお試し可能です。
(2)ブラウザを操作するオペレーションの構造は、今回の処理では以下のようになっています。
- Googleフォームの回答ページにアクセス
- フォームに会社名・担当者名・情報・レコード番号・メールアドレスを入力処理
- 送信ボタンをクリック処理
(3)まずは「Googleフォームの回答ページにアクセス」をクリックします。
「対象のURL」に作成したGoogleフォームのURLを入力し、「保存する」をクリックしましょう。
【Googleフォームの作成方法】
1.Googleフォームの送信先となるGoogleアカウントにログインし、Googleフォームの「空白のフォーム」をクリックします。
2.Googleフォームのタイトルを「kintone顧客データ」など、任意に設定します。
タイトルを設定したら、「オプション1」の左にあるボタンをクリックしましょう。
3.質問項目の設定ができるので、以下のように設定します。
①項目名を「会社名」に変更
②回答方式を「記述式(短文)」に変更
③「必須」をオンに設定
④質問をコピー
4.質問項目がコピーされたら項目名を「会社名」から「担当者名」に変更し、再度コピーします。
5.同様に、「レコードID」・「レコード番号」・「メールアドレス」の項目も作成します。
6.フォームが完成したら、ページ右上にある「公開」から「公開」ボタンをクリックします。
7.公開が完了したら、再度ページ右上の「公開」をクリックして「回答者へのリンクをコピー」に表示されたリンクをコピーします。
以上でGoogleフォームの作成が完了です。
コピーしたリンクをフローの「Googleフォームの回答ページにアクセス」の「対象URL」に貼り付けましょう。
(4)次に、「フォームに会社名を入力」をクリックします。
「値」に「取得した値」の「レコードを取得する」から「会社名」を選択します。
(5)同様に、「フォームに担当者名を入力」から「フォームにメールアドレスを入力」まで設定します。
なお、「フォームに情報を入力」はレコードIDをフォームに入力するアクションです。「フォームにレコードIDを入力」にアクション名を変更しておくとよいでしょう。
(6)すべての設定が完了したら、「テスト」をクリックしてテストを実行してみましょう。
テスト成功と表示されたら、「保存する」をクリックして設定完了です。
なお、詳細設定で運用にあった細かい設定を任意に設定できます。
テストに成功すると、作成したフォーム画面にある「回答」に回答が送信されているので、顧客データが正しく反映されているか確認してみましょう。
なお、フォームの項目名の変更や追加などをする場合、RPAのアクションを再設定する必要があります。上記の流れと以下のヘルプページを参考に必要に応じてカスタマイズおよびテストを実施してください。
ステップ6:トリガーをONにして動作チェック
以上で、すべての設定が完了です。
設定の完了後は、以下のようなポップが表示されるのでトリガーをONにします。
実際にフローが正常に動作するかをチェックしてみましょう!
なお、今回のフローはkintoneのレコード詳細ページからChrome拡張機能をクリックし、Yoomのロゴを選択することで起動可能です。