kintoneと楽楽販売を連携して、kintoneにレコードが登録されたら楽楽販売に顧客情報を更新する方法

ステップ1:kintoneと楽楽販売をマイアプリ連携

kintoneと楽楽販売をYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
最初にマイアプリ登録を行うことで、自動化設定を簡単に行うことができます。

まず、kintoneのマイアプリ登録を行ってください。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。

アプリ一覧と検索欄が表示されるので、どちらかを活用してkintoneを選択します。
こちらを参照して「サブドメイン」「クライアントID」「クライアントシークレット」を入力し、「追加」クリックします。
※連携時のエラーはこちらをご参照ください。

これで、kintoneマイアプリ連携が完了します。

次に、楽楽販売のマイアプリ登録を行います。
先ほどと同様に、楽楽販売をアプリ一覧から探すか、検索欄で検索してください。

表示された説明を確認し、連携に必要な情報を取得してください。
※IPアドレスについてはこちらをご参照ください。

※【楽楽販売】はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

取得した情報を入力し、「追加」をクリックします。

これで、楽楽販売のマイアプリ連携が完了します。

両方のマイアプリ登録が完了すると、kintoneと楽楽販売がマイアプリに表示されます。

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、フローボットのテンプレートを使用して設定を進めましょう。
Yoomにログインし、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました！」と表示されるので、「OK」をクリックすることでコピーが完了します。

ステップ3:kintoneのトリガーおよびレコード詳細取得の設定

次に、kintoneのトリガーを設定します。「レコードが登録されたら」をクリックしてください。

「kintoneと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、トリガーアクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。

次に、Webhookイベントの設定をします。
手順に従って設定を進めてください。

設定後、「テスト」をクリックします。

テストを実行すると、アウトプットに情報が表示されます。
情報が表示されたことを確認し、「保存する」をクリックしてください。

次に、「レコード情報を取得」をクリックしてください。

「kintoneと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、実行アクションはそのままにしてください。
「データベース連携」は候補から選択し、「次へ」をクリックしてください。

「取得したいレコードの条件」を設定してください。
「アウトプット」から、先ほど取得した情報を入力できます。
「＋トリガー条件を追加」から条件を追加できます。

設定後、「テスト」を実行し、アウトプットに情報が表示されたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:楽楽販売のアクションを設定

続いて、楽楽販売のアクションを設定します。「顧客情報を更新する」をクリックしてください。

次に、「楽楽販売と連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、実行アクションは変更しないでください。

「API接続設定」を行います。
各項目の説明を確認し、それぞれ任意の値を設定してください。

「登録データ」を設定します。
「ヘッダ項目のID」は任意の値を設定してください。
「登録する値」には「アウトプット」から取得した情報を入力できます。

設定が完了すると、以下のように表示されます。

設定後、「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されたら「保存」をクリックしてください。

ステップ5:kintoneと楽楽販売の自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックすると、自動化の設定は完了です。
これで、kintoneにレコードが登録されると楽楽販売の顧客情報を自動で更新できます。

今回使用したテンプレートはこちらです。

kintoneと楽楽販売を使ったその他の自動化の例

他にもkintoneと楽楽販売を使った自動化の例がYoomには多数あるので、いくつか紹介します。

1.kintoneの情報を楽楽販売に追加するフロー

この連携によって、kintoneの情報を楽楽販売に追加できます。
これにより、自動で追加されるため、データの正確性向上が見込めます。

2.楽楽販売の情報をkintoneに追加するフロー

この連携によって、楽楽販売の情報をkintoneに連携できます。
これにより、手動での作業を削減でき、業務の効率化が見込めます。

3.kintoneでステータスが更新されたら楽楽販売にレコードを登録するフロー

この連携によって、kintoneでステータスが更新されると楽楽販売にレコードを登録します。
これにより、最新情報が自動で楽楽販売に反映され、情報共有の強化が期待できます。

kintoneと楽楽販売を連携するメリットと具体例

メリット1：手動作業を削減して人的リソースを最適化

kintoneと楽楽販売を連携することで、kintoneにレコードが登録されると楽楽販売の顧客情報を自動で更新できます。
例えば、新規顧客情報をkintoneに登録すると楽楽販売にも自動で情報を反映でき、手動転記の手間を省き、担当者を他の業務に配置できます。
これにより、ヒューマンエラーを防ぎ、人的リソースを最適に活用することで業務の生産性向上が見込めます。

メリット2：情報共有の効率化による社内連携の強化

kintoneと楽楽販売の連携によって、異なる部門間での情報共有をスムーズに行えます。
例えば、営業チームがkintoneで顧客情報を登録すると楽楽販売に自動で反映され、経理チームが最新の情報を基に業務を進められます。
これにより、各部門間での情報の伝達ミスや遅延を防ぎ、社内連携の強化につながります。

メリット3：情報の一元管理による分析効率の向上

kintoneと楽楽販売を連携すると、顧客データを一元管理でき、データの分析が容易になります。
例えば、kintoneで管理している商談情報と楽楽販売の売上データを合わせて分析することで、顧客の購買傾向などを把握できます。
これにより、情報を一元管理して分析にかかる時間を短縮することで、効果的なマーケティング戦略や営業活動が期待できます。

まとめ

今回は、kintoneと楽楽販売を連携させ、kintoneにレコードが登録されたら楽楽販売に顧客情報を更新する方法をご紹介しました。
この自動化により、手動での情報転記の手間を省き、ヒューマンエラーを防げるでしょう。
これにより、業務の生産性向上や社内の連携強化、効果的なマーケティング戦略が期待できます。
この機会にぜひテンプレートを活用して、kintoneと楽楽販売を連携し、業務の効率化を目指してください。

また、Yoomのアプリ連携はノーコードで設定ができ、誰でもすぐに始められます。ぜひ導入を検討してみてください。